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映画日記-「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」(63/636)

2013-07-02 22:47:24 | 映画
映画「麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜」(2012年)を観ました。

日本橋の上で中年の男が倒れ込むのを警官が発見する。男は腹部をナイフで刺され重傷で、病院に搬送されたが間もなく死亡した。
その後ほどなくして、緊急配備の敷かれた近所で、不審な若い男が発見される。警察に呼び止められた男は逃走し、トラックにはねられて同じく病院に搬送される。
ナイフで刺された男は、金属会社の製造本部長の青柳(中井貴一)、逃走した若い男は八島(三浦貴大)と判明する。
その後の捜査で八島はかつて青柳の会社の工場で派遣社員として働いていたが、派遣切りにあったことが判明する。
警察は派遣切りを恨みに思った八島の犯行とみて捜査を進めるが、所轄署刑事の加賀(阿部寛)は疑問を持ち、捜査一課の松宮(溝端淳平)と独自の視点から捜査を開始する。

テレビドラマ「新参者」の続編として制作された映画です。お馴染みの阿部寛と溝端淳平のコンビ、ドラマでも登場した黒木メイサも地元の喫茶店員として再度登場しています。
話が進むにつれ、加賀刑事の捜査によって次々と新しい事実が現れて、最後は様々な伏線が一気に一本に絞りこまれます。このあたりの物語展開はなかなか秀逸。
派遣切り、労災隠し、しごき、隠ぺい、といった現代社会の問題も随所にちりばめられ、現実味のある仕上がりです。
舞台の日本橋や水天宮は、3年前まで働いていた地域なので、何だか親しみがありますが、麒麟の翼のことは知りませんでした。今度行く機会があったらじっくり眺めてこようと思います。


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