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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

フランス日記-2日目-マルセイユ/エクスアンプロヴァンス

2013-07-16 23:02:51 | 旅行
フランス日記-1日目-マルセイユから続く

朝食はホテルのコンチネンタル。お味の方はまあまあでした。

ホテルは結構快適で、これに冷蔵庫があればなお良かったのですが。日本のホテルは、超格安のビジネスホテルでさえも冷蔵庫は大抵あるので、この点は残念。

今日は、旧港からシャトー・ド・イフ(Chateau d'If)、フリウル島(Port Frioul)と回るボートツアーに乗ってみます。
船はあまり得意ではないのですが、昨日海を見ていて、結構穏やかそうに見えたので、今日は酔い止めなしの乗船に挑戦です。

既に多くの人が並んでいます。

ところで、この船はCity Passで乗ることができます。
しかし、窓口に並んで、乗船券をもらう必要があります。

下がCity Pass、上が乗船券。
また、途中下船したときに、再乗船の際に乗船券が必要となるので、最後まで失くさないで持っている必要があります。

いよいよ出発。せまいヨットハーバーの中をそろそろと進みます。

船は、なるべく早い便を選んだ方が良いようです。後の便になるとどんどん混んできます。

港の外へ出ると、船は快調に進みます。

海風がとてもさわやかでした。

所要20分ほどで、前方にシャトー・ド・イフが見えてきました。

シャトー・ド・イフは、島全体が要塞のようになっていて、19世紀までは監獄として使われていました。
小説「モンテ・クリスト伯」や、それを下敷きにした日本の小説「厳窟王」の舞台になったところです。

船を降りて続々と登って行きます。

私は優雅に出航する船を見送ったりしていました。

これが失敗。

まずは真っ先に下船して上に登っておくべきでした。

こんな風に、城内見学料金窓口に列ができてしまうのです。

私達は結局最後になってしまいました。

ちなみに、City Passを提示すると見学料金は不要です。
したがって、ボート料金+シャトー・ド・イフ見学に加えて市内をバス、地下鉄で3回程度移動すれば十分に元が取れます(2013年7月現在)。

改めて、城塞の威容。


中はこんな風になっています。


中は海風が入り込んで涼しく、むしろ自由の身で外を歩くよりは牢獄の中の方が快適でした。

しかし、今日のように暑い日でようやく快適なのですから、一年の大半は相当寒かったことでしょう。
やはり大変なところだったわけです。

城塞の上からは360度の展望。マルセイユ市街も良く見えます。
頂上はノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre Dame de la Garde)。


一通り歩き回ったら、再び船に乗ります。
シャトー・ド・イフの観光は1時間くらいでしょうか。例のチケット窓口に並んだ待ち時間を除けば、1時間後にやってきた次の便に乗ることができたようです。
待ち時間もあったので、次の船は1時間半後の便に乗りました。

フリウル島へ。

私達は降りませんでしたが、多くのお客さんが下船していきました。

旧港に戻り、目の前にあったジェラート屋さんを試してみました。

フレイバーは二つから選べます。芸術的に盛り付けてくれて、味も最高でした。

ホテルに戻ってチェックアウト。

ホテルは実はマルセイユ駅の目の前。

マルセイユ駅。雰囲気のある駅です。

ここから、列車でエクス・アン・プロヴァンスへ出発します。

ヨーロッパのこういう駅は旅情がありますねえ。

この列車に乗ります。TGVみたいな顔をしていますが、これはどうなんでしょうか。


列車は、途中の行き違いが遅れるとかで、定刻より15分ほど遅れて、エクス・アン・プロヴァンスに到着しました。


こちらもなかなか風情のある駅なのですが、

タクシーがなかなかやってきません。
延べ30分くらいは待ったでしょうか。

ホテルはまだチェックインできなかったので、荷物を預けて街を散策。


こんな小さな小路がそこかしこに。


メインストリートのミラボー通り(Cours Mirabeau)は雰囲気のあるプラタナス並木です。


こんな面白い形の噴水も。


ホテルに戻ってチェックインし、夕食に再び出かけます。

ミラボー通りも日が傾いてきました。

夕食はミラボー通りにある、Les Deux Garçonsへ。

セザンヌがよく通ったというお店です。
ギャルソンが忙しそうに働き、活気のある店でした。料理もおいしかったです。

ところで、今日はアクシデント発生。
エクス・アン・プロヴァンスのホテルにチェックイン時、パスポートが見当たらない。
どうやらマルセイユのホテルのテーブルの上に置き忘れたらしい。
電話してみるも、見つからず、の回答。まだ掃除が完全に終わっていないようだったので、後でもう一度電話するように言われました。
そして再度電話してみましたが、やはり見つからず、の回答。これで万事休す、と思ったら、

昨日履いていたズボンのポケットからあっさりと出てきました。

昨年のソルトレイクシティでも、ポケットからパスポートが抜け落ちる、という失態をやらかしたので、今日も気が気ではありませんでした。
いずれにせよ、有ってよかったです。
ただし、最近どうにもこういうミスが多くなって困ります。やはり老化なんでしょうか。

フランス日記-3日目-エクスアンプロヴァンス/セザンヌを訪ねるに続く


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