フランス日記-1日目-マルセイユから続く
朝食はホテルのコンチネンタル。お味の方はまあまあでした。
ホテルは結構快適で、これに冷蔵庫があればなお良かったのですが。日本のホテルは、超格安のビジネスホテルでさえも冷蔵庫は大抵あるので、この点は残念。
今日は、旧港からシャトー・ド・イフ(Chateau d'If)、フリウル島(Port Frioul)と回るボートツアーに乗ってみます。
船はあまり得意ではないのですが、昨日海を見ていて、結構穏やかそうに見えたので、今日は酔い止めなしの乗船に挑戦です。
既に多くの人が並んでいます。
ところで、この船はCity Passで乗ることができます。
しかし、窓口に並んで、乗船券をもらう必要があります。
下がCity Pass、上が乗船券。
また、途中下船したときに、再乗船の際に乗船券が必要となるので、最後まで失くさないで持っている必要があります。
いよいよ出発。せまいヨットハーバーの中をそろそろと進みます。
船は、なるべく早い便を選んだ方が良いようです。後の便になるとどんどん混んできます。
港の外へ出ると、船は快調に進みます。
海風がとてもさわやかでした。
所要20分ほどで、前方にシャトー・ド・イフが見えてきました。
シャトー・ド・イフは、島全体が要塞のようになっていて、19世紀までは監獄として使われていました。
小説「モンテ・クリスト伯」や、それを下敷きにした日本の小説「厳窟王」の舞台になったところです。
船を降りて続々と登って行きます。
私は優雅に出航する船を見送ったりしていました。
これが失敗。
まずは真っ先に下船して上に登っておくべきでした。
こんな風に、城内見学料金窓口に列ができてしまうのです。
私達は結局最後になってしまいました。
ちなみに、City Passを提示すると見学料金は不要です。
したがって、ボート料金+シャトー・ド・イフ見学に加えて市内をバス、地下鉄で3回程度移動すれば十分に元が取れます(2013年7月現在)。
改めて、城塞の威容。
中はこんな風になっています。
中は海風が入り込んで涼しく、むしろ自由の身で外を歩くよりは牢獄の中の方が快適でした。
しかし、今日のように暑い日でようやく快適なのですから、一年の大半は相当寒かったことでしょう。
やはり大変なところだったわけです。
城塞の上からは360度の展望。マルセイユ市街も良く見えます。
頂上はノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre Dame de la Garde)。
一通り歩き回ったら、再び船に乗ります。
シャトー・ド・イフの観光は1時間くらいでしょうか。例のチケット窓口に並んだ待ち時間を除けば、1時間後にやってきた次の便に乗ることができたようです。
待ち時間もあったので、次の船は1時間半後の便に乗りました。
フリウル島へ。
私達は降りませんでしたが、多くのお客さんが下船していきました。
旧港に戻り、目の前にあったジェラート屋さんを試してみました。
フレイバーは二つから選べます。芸術的に盛り付けてくれて、味も最高でした。
ホテルに戻ってチェックアウト。
ホテルは実はマルセイユ駅の目の前。
マルセイユ駅。雰囲気のある駅です。
ここから、列車でエクス・アン・プロヴァンスへ出発します。
ヨーロッパのこういう駅は旅情がありますねえ。
この列車に乗ります。TGVみたいな顔をしていますが、これはどうなんでしょうか。
列車は、途中の行き違いが遅れるとかで、定刻より15分ほど遅れて、エクス・アン・プロヴァンスに到着しました。
こちらもなかなか風情のある駅なのですが、
タクシーがなかなかやってきません。
延べ30分くらいは待ったでしょうか。
ホテルはまだチェックインできなかったので、荷物を預けて街を散策。
こんな小さな小路がそこかしこに。
メインストリートのミラボー通り(Cours Mirabeau)は雰囲気のあるプラタナス並木です。
こんな面白い形の噴水も。
ホテルに戻ってチェックインし、夕食に再び出かけます。
ミラボー通りも日が傾いてきました。
夕食はミラボー通りにある、Les Deux Garçonsへ。
セザンヌがよく通ったというお店です。
ギャルソンが忙しそうに働き、活気のある店でした。料理もおいしかったです。
ところで、今日はアクシデント発生。
エクス・アン・プロヴァンスのホテルにチェックイン時、パスポートが見当たらない。
どうやらマルセイユのホテルのテーブルの上に置き忘れたらしい。
電話してみるも、見つからず、の回答。まだ掃除が完全に終わっていないようだったので、後でもう一度電話するように言われました。
そして再度電話してみましたが、やはり見つからず、の回答。これで万事休す、と思ったら、
昨日履いていたズボンのポケットからあっさりと出てきました。
昨年のソルトレイクシティでも、ポケットからパスポートが抜け落ちる、という失態をやらかしたので、今日も気が気ではありませんでした。
いずれにせよ、有ってよかったです。
ただし、最近どうにもこういうミスが多くなって困ります。やはり老化なんでしょうか。
フランス日記-3日目-エクスアンプロヴァンス/セザンヌを訪ねるに続く
朝食はホテルのコンチネンタル。お味の方はまあまあでした。
ホテルは結構快適で、これに冷蔵庫があればなお良かったのですが。日本のホテルは、超格安のビジネスホテルでさえも冷蔵庫は大抵あるので、この点は残念。
今日は、旧港からシャトー・ド・イフ(Chateau d'If)、フリウル島(Port Frioul)と回るボートツアーに乗ってみます。
船はあまり得意ではないのですが、昨日海を見ていて、結構穏やかそうに見えたので、今日は酔い止めなしの乗船に挑戦です。
既に多くの人が並んでいます。
ところで、この船はCity Passで乗ることができます。
しかし、窓口に並んで、乗船券をもらう必要があります。
下がCity Pass、上が乗船券。
また、途中下船したときに、再乗船の際に乗船券が必要となるので、最後まで失くさないで持っている必要があります。
いよいよ出発。せまいヨットハーバーの中をそろそろと進みます。
船は、なるべく早い便を選んだ方が良いようです。後の便になるとどんどん混んできます。
港の外へ出ると、船は快調に進みます。
海風がとてもさわやかでした。
所要20分ほどで、前方にシャトー・ド・イフが見えてきました。
シャトー・ド・イフは、島全体が要塞のようになっていて、19世紀までは監獄として使われていました。
小説「モンテ・クリスト伯」や、それを下敷きにした日本の小説「厳窟王」の舞台になったところです。
船を降りて続々と登って行きます。
私は優雅に出航する船を見送ったりしていました。
これが失敗。
まずは真っ先に下船して上に登っておくべきでした。
こんな風に、城内見学料金窓口に列ができてしまうのです。
私達は結局最後になってしまいました。
ちなみに、City Passを提示すると見学料金は不要です。
したがって、ボート料金+シャトー・ド・イフ見学に加えて市内をバス、地下鉄で3回程度移動すれば十分に元が取れます(2013年7月現在)。
改めて、城塞の威容。
中はこんな風になっています。
中は海風が入り込んで涼しく、むしろ自由の身で外を歩くよりは牢獄の中の方が快適でした。
しかし、今日のように暑い日でようやく快適なのですから、一年の大半は相当寒かったことでしょう。
やはり大変なところだったわけです。
城塞の上からは360度の展望。マルセイユ市街も良く見えます。
頂上はノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院(Basilique de Notre Dame de la Garde)。
一通り歩き回ったら、再び船に乗ります。
シャトー・ド・イフの観光は1時間くらいでしょうか。例のチケット窓口に並んだ待ち時間を除けば、1時間後にやってきた次の便に乗ることができたようです。
待ち時間もあったので、次の船は1時間半後の便に乗りました。
フリウル島へ。
私達は降りませんでしたが、多くのお客さんが下船していきました。
旧港に戻り、目の前にあったジェラート屋さんを試してみました。
フレイバーは二つから選べます。芸術的に盛り付けてくれて、味も最高でした。
ホテルに戻ってチェックアウト。
ホテルは実はマルセイユ駅の目の前。
マルセイユ駅。雰囲気のある駅です。
ここから、列車でエクス・アン・プロヴァンスへ出発します。
ヨーロッパのこういう駅は旅情がありますねえ。
この列車に乗ります。TGVみたいな顔をしていますが、これはどうなんでしょうか。
列車は、途中の行き違いが遅れるとかで、定刻より15分ほど遅れて、エクス・アン・プロヴァンスに到着しました。
こちらもなかなか風情のある駅なのですが、
タクシーがなかなかやってきません。
延べ30分くらいは待ったでしょうか。
ホテルはまだチェックインできなかったので、荷物を預けて街を散策。
こんな小さな小路がそこかしこに。
メインストリートのミラボー通り(Cours Mirabeau)は雰囲気のあるプラタナス並木です。
こんな面白い形の噴水も。
ホテルに戻ってチェックインし、夕食に再び出かけます。
ミラボー通りも日が傾いてきました。
夕食はミラボー通りにある、Les Deux Garçonsへ。
セザンヌがよく通ったというお店です。
ギャルソンが忙しそうに働き、活気のある店でした。料理もおいしかったです。
ところで、今日はアクシデント発生。
エクス・アン・プロヴァンスのホテルにチェックイン時、パスポートが見当たらない。
どうやらマルセイユのホテルのテーブルの上に置き忘れたらしい。
電話してみるも、見つからず、の回答。まだ掃除が完全に終わっていないようだったので、後でもう一度電話するように言われました。
そして再度電話してみましたが、やはり見つからず、の回答。これで万事休す、と思ったら、
昨日履いていたズボンのポケットからあっさりと出てきました。
昨年のソルトレイクシティでも、ポケットからパスポートが抜け落ちる、という失態をやらかしたので、今日も気が気ではありませんでした。
いずれにせよ、有ってよかったです。
ただし、最近どうにもこういうミスが多くなって困ります。やはり老化なんでしょうか。
フランス日記-3日目-エクスアンプロヴァンス/セザンヌを訪ねるに続く