ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

地域版・地方紙甲子園2024年春8

2024年04月01日 21時54分45秒 | ニュースあれこれ

地方紙甲子園、最終戦です、
今日は入社式です。最近は会社のアピールのためにユニークなイベントも行われています。広島県の本社にあるマツダでは新入社員が先輩社員とコンビを組んでe-Sportsの形式でマツダ車を利用したゲームを行ったと広島テレビが伝えました。
「走る歓びを届け続ける」
という思いを共有しようと今年の入社式で初めて企画されたそうです。実況では
「インサイドをついていく。そしてグレーは今飛び出してしまった!」
と言ったそうです。新入社員は
「業界としても大きな変革や変化が求められていますので、きょう入社した同期とともに、前向きにいろいろな課題に向けて向き合っていこうと思います」
と話しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/585d985478419e83ffdb01dee2bb6dce1eada340

 次は山陰中央テレビから。松江市の山陰合同銀行では024年度、咋年度より19人多い72人を採用、初任給を過去最高の26万円に引き上げるなど待遇を改善するなどして、山陰両県出身の人材確保に力を入れたそうです。頭取は
「社会や銀行を取り巻く環境は日々変化しています。我々役職員1人1人が知見とスキルを高め、その努力をしていくことが重要」
と話しています。
 一方、鳥取市の鳥取銀行では、昨年度よりも11人多い36人の新入行員を迎えて入行式が行われ頭取から辞令が手渡されました。式ではピアノとオーボエの演奏も行われましたが、なんと弾いていたのは先輩と後輩行員だったそうです。
「緊張しましたが、みなさんの温かい眼差しで最後まで演奏できた。地域のみなさんが、『鳥取銀行っていいな』と思ってもらえる銀行員になりたい」
音楽学校出身かどうかは分かりませんが、こういう才能の人を銀行に入れるとは、鳥取銀行もすごいなという感じなのでしょうか。もし就職していなかったら音楽家になっていたかもしれませんが、銀行でも活躍してもらいたいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a4a5f97dd0ae6e5bcb415d651eae4d8ff53c0e4

 次は日本食研の入社式をテレビ愛媛から紹介します。式では社員によるバンド演奏や歌が披露されました。タイトルは
「愛と夢とのハーモニー♪」
というものだそうです。日本食研では今年度、新入社員の6割以上が営業部門に配属されるそうです。新入社員は
「食に対して大きく貢献できる日本食研グループの一員として働くことを誇りに思い、新入社員一同全力で精進してまいります」
とコメントしていました。鳥取銀行同様、歌で歓迎したわけですが、こちらも結構いい音楽の才能のある人がいるのでしょうか。いつかは新入社員からもいい音楽のセンスがある人がバンドに入ると思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5784d5d81abb790b5a6900bb0920b0882d8bbeed

 役所でも企業でも新入社員が入ってきて、先輩と呼ばれて恥ずかしいこともあるかもしれませんが、障がい者雇用も忘れてはいけません。北海道の名寄市役所で働く女性職員のことをHTBから紹介します。現在20歳の職員は生まれつき両腕がありません。足の骨の変形など、重度の身体障がいがあります。女性は
「高校では(パソコンの授業は)ちょっとだけだったので、タイピングはここに来てだいぶ打てるようになった」
と述べています。小中高と周りと協力しながら普通学校へ通いました。運動会などで競技のアナウンスを買って出て担当し、声を生かしたい仕事をしようと思いました。その後、困っている人を助けたいと地元の市役所に就職したそうです。現在は小学生が通う児童クラブの運営や、そこで働く職員の労務管理などをしているそうで、
「最初はめちゃめちゃ時間かかって、1時間くらいとか平気でかかっていたけど、今は30分くらいかな」
と答えています。
 この日は母親とスーパーで買い物をしていました。
女性「やっぱりさ、トムジェリのコップじゃない?」
母親「絶対持ちにくいよ」
「絶対持ちにくいんだよね」
「こっちの方が軽そうだよ。お茶でもなんでも一人で飲めるし」
健常者に負けない会話のやり取りでした。女性は将来は1人暮らしもしたいそうで、
「自立したいなって。20歳っていういい機会なので、これからずっと実家暮らしというのも流石にあれなので、トイレとかお風呂とか、そのときその場面だけの介助でいいので、雇うときにどうしていくのかを、そこをクリアできれば、近づいてくるのではと思っている」
と話します。母親は
「自分もいつまでもずっと、この人の手伝いをしていけるか分からないから、誰か手を貸してくれる人を見つけておかなくちゃいけないと思っている」
と答えています。実際にデスクワークは1人でできるものの、周りのサポートは必要です。
「小中高は、入る前にこういうことが必要ですって、親が説明してくれていたので、ここに入ってからは、仕事内容を含めてどこを手伝ってほしいのかっていうのも、自分で考えなくてはいけなくなったというか、1年目の時は大変でした」
市役所の外に出るときは、靴を履かせてもらったり、車での送り迎えをお願いしたりしているそうで、女性が働き始めるのに当たって、名寄市役所は低めの机やスイッチ付きの電話を事前に準備、肩で扉を開閉できる手すりは働いてから、取り付けたそうです。上司は
「必要なことは必要だったら支援する。なんでもかんでも余計にしなくていい。ハードよりは人間関係や声掛けが大事かなと思う」
と話しています。最後に一番したいことはと尋ねたら
「ライブに友達と行ってみたくて、結構仕事とかしていても、ミセス(グリーンアップル)の曲を聞いて、元気をもらったりしているので、行ってみたいです。人生一度きりしかないので楽しんだもん勝ちだと思う。障害を持っているからできないじゃなくて、障害を持っているからこそ自分なりに楽しいことを見つけて、楽しいと思うことをやっていけたら、本当に世界が変わるんじゃないかな」
本当に障がい者雇用が当たり前になっていますが、いろんな配慮があっても拒否するという施設が多いのは残念です。市のために頑張っているのだから、もっと障がい者に対する理解は必要です。これから模範になるように頑張っていただきたいです。
https://news.goo.ne.jp/article/htb/region/htb-25495.html
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%9B%AE%E6%A8%99%EF%BC%91%EF%BC%93%EF%BC%90%E4%BA%BA%E3%81%8C%EF%BC%91%EF%BC%95%E4%BA%BA%E3%81%A9%E3%81%BE%E3%82%8A-%E8%A8%88%E7%94%BB%E5%80%92%E3%82%8C%E3%81%AE%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E9%9B%87%E7%94%A8-%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E6%95%99%E5%A7%94%E3%81%AB%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%B1%80%E3%81%8C%EF%BC%96%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%8B%A7%E5%91%8A/ar-BB1kRxsb?ocid=msedgntp&pc=W046&cvid=a5d76e54925a47b0bc9a5bdf4ea8c803&ei=8(福岡県の教育委員会が障がい者雇用の計画で未達成だったため労働局が6回目の勧告を行いました)

 今日はエイプリルフールです。1日だけ嘘を付けるわけですが、熊本城のXにて
「毎日のつぶやきを終了しようと思います」
とつぶやきましたが、その後
「安心してください。ポストし続けます」
というネタを送ったと熊本朝日放送が伝えました。熊本城も復興へ向けて大詰めですが、地震からの復興の象徴として輝いてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2ea6acac5313c27b6ca0401a61163957cb891f

 その地震でいうと、能登半島地震の復興の象徴は何になるのでしょうか、ひょっとしたら輪島の白米千枚田かもしれません。今日、土壌をかき混ぜて養分を活性化させる田起こし作業が行われたと共同通信が伝えました。記事では棚田を維持管理する白米千枚田愛耕会が実施、代表が
「耕作と修復と、簡単にできるとは思わないが、みんなで頑張りましょう」
と呼びかけ、会員ら5人が小型耕運機で作業を始めたそうです。ちょうどクローズアップ現代でも白米千枚田を取り上げていました。その近くの休憩所が孤立状態となり、愛知県から来た若者が中心となって助け合ったことが取り上げていました。映像で見ると田んぼに亀裂が入るなど、相当復興には時間がかかりますが、また元に戻れる田んぼを作って、コメづくりしてもらいたいです。
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/region/kyodo_nor-2024040101000878.html

 被災地でも入社式が行われました。そのうちの一つ、珠洲市の酒造会社でも一人だけが入社してきました。読売新聞から紹介します。女性の新入社員も家族を失いました。いとこ3人とその母親でした。告別式では遺影を前に泣き崩れたそうです。いとこにとって妹のな存在だったそうで、夏休みに勉強を教えたり、大好きなKーPOPについておしゃべりしたりしていました。地震では就職の内定を得ていた会社も被害を受け、蔵に土砂が流入し、貯蔵タンクは損傷、水道が復旧せず、酒造りの再開は見通せない状況だそうです。母親からは
「珠洲を離れてもいいからね」
と心配され、会社からも意思を再確認されたが、気持ちは揺るがなかったそうで、
「日本酒を通じて珠洲の魅力を全国に伝えたい」
社長は
「地元愛が強くて頼もしい。一緒に困難を乗り越えていきたい」
と期待しています。複雑な中での入社式でしたが、酒造りを続けていくという芯の強さはきっといとこたちにも届いているはずです。ぜひいい社員になって酒をいろんな人たちに広めてください。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/region/20240401-567-OYT1T50055.html

 大分駅に巨大こけしが登場したとテレビ大分が伝えました。デスティネーションキャンペーンを盛り上げるために、県内で取り組んでいます。そのうちの一つが先ほどのこけしです。記者は
「こちらのアート作品、身長180センチの私と比べるとこんなに大きいんです!きょうからJR大分駅前に展示されています」
と記者とこけしの比較をレポートしています。現代アートユニットの「Yotta」が手掛ける「花子」と名付けられたバルーン型のアート作品で、全長は約12メートルあります。Yottaのメンバーは
「こんな玄関口に展示させてもらって(作品を)楽しんでもらったりかわいがってもらえたらと思う」
とコメントしています。こけしをアートにして、多くに人たちに広めていくことも大事ですが、こんなに大きい作品、終わったらどうするのか気になります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aaef76b204d0dcb25176786cb08fe136bdc8bdf2

 次はローカルタレントをしている安田優子さんがヤフーにて札幌市にオープンした市立の青少年科学館を紹介しています。おととしからリニューアル工事を行っていましたが、きょうオープンとなりました。中学生以下は無料で、大人は展示室で700円、プラネタリウムは500円だそうです。安田さんは展示室の年間パスポートを購入したそうで、WEBでしか発売していません。オンライン予約もしていますが、当日券は入り口に入って右側の窓口へ、オンラインは左側へ案内されます。安田さんの年間パスポートは下の部分(利用回数)が変わったそうです。
 入場したらすぐにマスコットのウインキーという生物がいたそうで、展示室の入り口に行くエスカレーターは変わりません。コロナ禍で消毒が必要だったところも復活していました。科学館の中にはスケルトンの体験も行われており、安田さんはジェラシーを感じたそうです。地方であまり科学館を全国で取り上げることはありませんが、コロナからの回復でまた施設に行きたい人たちも多いはずです。春休みの最中、ぜひ行ってみたらどうでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/881402aaeba61934f755f37e67d477616f85eae4

 地方紙甲子園、ゲームセットは桃鉄です。桃太郎電鉄というと日本全国を鉄道のことくすごろくで回るゲームですが、これを春休みの宿題にしようと学校用の教材にしたと週刊女性が伝えました。桃鉄を販売しているコナミの担当者は
「もともと原作者である、さくまあきら先生が『桃鉄』を教育に活用したいという思いを持っていました。そこに『桃鉄』シリーズ最新作の制作を2019年に発表をしたところ、立命館小学校の先生から“教育現場に使えないか”というご提案をいただき、具体的な検討と制作が始まりました」
と話しています。Xには
《国語 学習漢字ノート》
《社会 おいしそうな地方の郷土料理を1つ選んでレポートにまとめる》
《桃太郎電鉄を10年以上プレイする》
と最後に10年以上もプレーしていることについてコナミは
「おそらくXに投稿されている内容は『ニンテンドースイッチ』でプレイできる商品を指していると思われます」
と答えています。この桃鉄はゲームをスタートする際に最終的に勝敗をきめるまでの期間を1年ごとに設定できるそうで、教育版は3年までしか遊べないそうです。SNSでは
《確かに桃鉄やっていると都道府県を覚えられる》
《桃鉄で地名覚えた人はけっこういるはず》
《特産品は覚えるかもね》
《桃鉄で各地方の特産品・グルメを知れるから、旅行に行ったときでも、その知恵は活躍する》
《息子は桃鉄で地理や歴史、人間関係の勉強もできた》
という声が上がったそうです。
 日本全国には、長万部(おしゃまんべ)、十六島花(うっぷるいばな)、吹田(すいた)、学文路(かむろ)、豊見城(とみぐすく)などの難読地名が山ほどあるのに加え、名物や特産品も一緒に勉強できるそうです。コナミの担当者は
「“教育版”は、ニンテンドースイッチで発売されたソフトをWEBブラウザで動作させるための制作などを経て、2023年初頭から提供を開始しています。“教育版”には管理ツールが実装されていて、先生がプレイ時間、中断や再開などをコントロールすることができます。北海道から九州・沖縄までを7つのエリアに分類しており、授業のカリキュラムに合わせて一部地域を指定してプレイすることが可能です。(貧乏神のボンビーは)子ども同士のトラブルに発展する可能性のある要素は排除しており、“教育版”に『貧乏神』は登場しません。アイテムを使って、誰かを指定して攻撃することもできないようになっています」
と話しています。小学校の地理の目的を想定したものの、難読漢字の読み書きとして国語の授業でも使用しているそうで、さらには数学、金融教育の入り口などで活用していると担当者は言います。最後に反響は
「導入校は全国で合計7000校以上となりました。このうち小学校はおよそ4000校で、これは全国の小学校のおよそ20%に相当します。自治体や教育委員会からの申込みは、75団体となっています。ゲームを授業で使うことにお叱りの声をいただくことも覚悟していましたが、発表直後から、こちらの想定を超える大きさで、ポジティブな反響をいただけたことに驚きました」
と答えていました。全国へ旅をするには欠かせない桃鉄、私はしたこともありませんが、いろんな勉強の教材として使うこともできるんだと思うと、キャラクターと勉強はつながりがあるということが分かります。もっといいキャラクターを解説役にしてほしいと言いつつ、今日のウラオモはここまで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28d19920d7d03c24af0632d832fc5f7ba2e4710f


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