今年もあとわずかとなりましたが、朝ドラは今年も強かったです。日刊スポーツによると、今年放送されたテレビドラマの平均視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区。12月30日現在）で、NHK連続テレビ小説（朝ドラ）が1、2、3位を独占したそうです。記事では今年の1位は「あさが来た」で12月4日に27.2％を記録したそうで、12月に入って25％超えを連発しており、新年からの記録更新も視野に入るようです。2位は「マッサン」で3月20日に25.0％を記録したそうで、3位は「まれ」で22.7％を記録しているようです。すごいことですが、8時に移動してからは本当にすごい視聴率であることがうかがえます。ちなみに人気ドラマだった「下町ロケット」（TBS系）は最終回が22.3％で4位だったようで、全体で30％を超える超ヒットドラマはなかったそうです。もうこういうのは十数年に1回あるかないかのレベルで、そこまで視聴率が下がってきた証拠なんでしょうね。しかし朝ドラも5年後には25％を切りそうで心配です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151230-00000087-nksports-ent
そんなあさが来たではディーン・フジオカさんも出演しています。演じているのは五代友厚さんで、薩摩の実業家でした。週刊女性のインタビューに答えています。'04年に香港でモデル活動をスタートさせ、翌年演技デビュー、その後台湾で数々のドラマや映画に出演し大人気スターになったようです。
「初の朝ドラ、大変な部分もありましたけど、それ以上に楽しかったです。意味のある、意義のある時間でした。声をかけていただける機会も多くなりましたね。“五代なしでは生きられない”っていうくらいに入り込んでいただけたり、逆に僕自身に興味を持っていただけることは、すごくうれしいです(笑い)。うれしかったですね。いつか、出てみたいという気持ちはありました。通っていた大学が北米にあって、そこを離れるときに“いつか、この国に戻ってくるぞ”という気持ちがあったんです。そのときは、ウェブデザインを勉強していたので、まさか俳優として戻ってこられるとは思っていませんでしたけど」
香港からの日本の俳優活動でしたが、実は北米のドラマにも出ていて、北米デビュー作となった『荒野のピンカートン探偵社』は、1860年代のカンザスを舞台に実在するアメリカ最古の探偵社、ピンカートン社の創設期を描いたドラマ、ピンカートン探偵社を訪れる、謎の依頼人ケンジ・ハラダを演じてたそうです。世界を股にかけていたとは。
「撮影で印象に残っているのは、寒かったこと(笑い)。マイナス35度になることもあって。外で話していると、息が湯気になってまつ毛につく。そうすると、そのまま凍って、目が開けられなくなることがあるんです。マイナス20度になると、どんな職業であれ、外で2分以上仕事をしたらいけないっていう労働基準法があるくらい。ふだんは、暖かいジャカルタに住んでいるので、寒さは苦手ですね。基本はセットでの撮影だったんですが、できるだけ重ね着をすることで対策をとりました。ほかの時間は、用がなければホテルの外に出ない(笑い)。おとなしく、筋トレしたり、読書をしたりしていました。ありがたかったです。そのぶん、行ったり来たりが増えて大変でしたけど(笑い)。ちょうど子どもが生まれるころだったので出産にも立ち会いたくて、ふたつのエピソードを撮ったら丸1日かけてカナダのウィニペグからジャカルタに帰ってという。同じ時期に、台湾や日本でも仕事があったので、去年の9月から今年の2月くらいまで、本当に慌ただしかったです」
北米のドラマでは依頼人、そして探偵の探偵では事務所の所長（井浦新さん）の弟と、ある意味探偵つながりだなというところでしょうが、私はそれで初めて名前を知りました。現在はジャカルタに住んでいて、奥さんと男女の双子がいるんだとか。擦れ違いでなければいいですが、来月からは『ダメな私に恋してください』にも出演します。フジオカさんはダメではない俳優なので、来年の大活躍は確実でしょう。でもあの陸上選手とも間違いやすいので気を付けてください。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151231-00022326-jprime-ent
朝ドラネタをもう一つ、波留さんのお姉さんを演じているのは宮崎あおいさんですが、元の旦那さんの韓国に対する発言がなければ夫婦生活は続けていたのにと思うともったいないような。さてそんな彼女について日刊サイゾーが伝えています。「複数局がドラマの出演オファーをしていたのですが、宮崎サイドはいずれも『色が合わない』と拒否。これまで同様、NHKと映画以外には出演しない姿勢を貫くつもりのようです。大河ドラマや朝ドラで成功した俳優は、その後の民放でのギャラ相場が跳ね上がります。宮崎なら1本300万円はくだらないだけに、本来なら稼ぎまくる大チャンスのはず。宮崎は以前、大河ドラマ『篤姫』で成功した時も、民放ドラマの出演を拒否。自分は“大女優”だと勘違いしたことで、その後、テレビでの露出が激減し人気失墜していった。その苦い経験を忘れて、またテングになってしまっているようです」と民放プロデューサーという人が話しているそうです。岡田准一さんとの交際は今も続いているといわれるが、「不倫」「バツイチ」のイメージのついた宮崎さんとの結婚をジャニーズ側が容認する可能性は低いという声は根強いようで、「黒木メイサとの結婚を取った元KAT-TUN・赤西仁のように、岡田もいずれは結婚か退所かの苦しい選択を迫られる可能性もありますが、仕事も順調な彼が、ジャニーズを捨てる道を選ぶとは思えません」と芸能記者と名乗る人は言い切ったようです。篤姫の成功で一躍女優としての地位を獲得して、またあさが来たで同様のことがあって、本当に運が良いといってもよいかもしれませんが、宮崎さんも気を緩めずにきちんとドラマには出演し続けてほしいです。
http://www.cyzo.com/2015/12/post_25669_entry.html
http://ima.goo.ne.jp/word/62931/%E6%9C%9D%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%A7%E5%86%8D%E8%A9%95%E4%BE%A1%E3%81%AE%E5%A5%B3%E5%84%AA%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AB%E3%80%8D?from=gootop_side
事件の無罪は本当に重いことですが、その後の人生のことを考えると明るく生きてほしいですが、今年も無罪で釈放される人たちを伝えてきました。毎日新聞によると、鹿児島市で2012年、当時17歳だった女性に暴行したとして強姦罪に問われた男の控訴審で、福岡高裁宮崎支部が実施したDNA型鑑定の結果、女性の体内に残された精液から男とは別人の型が検出され、男が今年3月に保釈されていたそうです。記事によると、事件は12年10月7日午前2時過ぎ、鹿児島市の路上で発生し10日、女性が市で男を見かけ、容疑者であるとして警察に110番、翌月15日、容疑が固まったとして鹿児島県警が逮捕しました。男は捜査段階から「酒に酔っていて記憶がない」と無罪を主張しているようです。裁判では（1）女性の胸に付着した唾液のような液体（2）女性の体内に残された体液−−の二つのDNA型鑑定が焦点になったようで、鹿児島県警の捜査段階の鑑定は（1）から男と一致するDNA型が検出され（2）から精液は確認されたものの、抽出されたDNAが微量だったため、型の鑑定はできなかったとの結果だったそうです。1審判決はこれらの鑑定を重視、（2）について「精液の検出は男から暴行されたとの女性の供述を強く裏付けている」と判断し実刑を言い渡したそうで、今年2月に出た鑑定結果で、（2）から男とは別人の第三者のDNA型が抽出され、女性が当時はいていたショートパンツから検出されたDNA型とも一致したそうです。DNAはきちんと出せるんだなというのが改めてわかりましたが、そこまでして男性を犯人だと決めつけるのも行き過ぎたことでしょう。こうなった以上は真犯人を見つけ出してほしいです。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151230/Mainichi_20151230k0000m040095000c.html
高校ラグビーが盛り上がっています。以前も紹介した車いすの主将だけでなく、障がいに負けない選手はまだいました。毎日新聞から紹介します。2回戦に進んだ和歌山工のマネジャーには小学2年の時、踏切事故で右目の視力を失ったそうです。お父さんはかつてこの高校で活躍していて、息子も同じ道に進みました。チームは27日魚津工（富山）を30−5で破り、花園26大会ぶりの勝利でした。マネジャーは小2の時、自転車で帰宅中、踏切の遮断機にランドセルが引っかかってしまい電車と接触、気づくと病院のベッドの上だったそうです。体は動かず、右目はかすかに光を感じるだけで、白っぽくぼんやりしていたようで、今も左半身が思うように動かない時があるそうです。体を動かすことは好きで、小学校時代は卓球教室に通い、中学では陸上部に入ったそうで、和歌山市内の大会で400メートルで6位の実績があるそうです。お父さんは「ラグビー部で鍛えてこい」と勧めました。身長181センチ、体重80キロと体格に恵まれているそうで、入部当初はロックとして練習に励みました。1年の夏、当時の浜口博行監督は視野が限られており危険だと判断、マネジャーを勧めたそうです。選手に水を渡しマッサージもするそうで、試合中はビデオカメラを回します。選手たちは遠征帰りのバスの中などでこの映像を見て研究、カメラワークが的確だと評判がいいようです。手足の機能を高めるリハビリも兼ね、ボールを使わない練習に加わり、走り込みや筋力トレーニングを一緒にしているそうで、入学時に40キロだったベンチプレスは今や70キロだそうで、現在の山下弘晃監督も努力を認め、11月の県大会では選手として登録、今大会の選手登録からは漏れたが、壮行会ではジャージーを着て登壇したそうで、「みんなと一緒に試合に出たい」という思いは胸にしまったようです。なお将来は柔道整復師を目指すそうです。失明してもスポーツを続けたいというのはいいことだけど、全国大会には出さないというのは今も偏見が残るという印象がありそうで残念です。車いすの選手は仕方ないにしても、この選手は失明して選手登録したのだから認めてもよいのでないのかな。その部分が運営には届いていないような気もしました。今年は伏見工業という名前も最後となるだけに、いい勝負を期待しています。
http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20151230/Mainichi_20151230k0000m050089000c.html
箱根駅伝もあとわずかとなりましたが、主催、というか共同でサポートしている読売新聞が最古の映像を発見したと伝えています。記事では沿道の規制もなく、車上に箱乗りする応援団の姿もあり、牧歌的な時代の箱根駅伝の雰囲気が映し出されているそうで、当時の小田原中継所脇にあった写真店の店主だった人が8ミリフィルムで撮影、その後ビデオに複製されていたものを孫がDVDに焼き直す際に発見したそうです。約5分間の映像には店舗の2階からとった4、5区の中継と沿道で撮影した6、7区の中継が映っているそうで、当時山登りの5区と下りの6区で認められていた各大学の伴走ランナー（1961年廃止）の姿が見られ、学生がコース上に飛び出して走者を応援する光景もあるようです。主催する関東学生陸上競技連盟の総務委員長は「箱根駅伝が大変おおらかな時代の貴重な映像」と語るそうです。昔の箱根駅伝は静かでしたが、次第にテレビの影響が出て、お正月恒例の行事として全国に広まったのでした。こういう歴史資料は時代のものとして映し出すことでしょう。今度の今昔物語で取り上げるのは確実なんでしょう。シード争いよりもいい話でした。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/trend/20151230-567-OYT1T50012.html
大晦日やお正月にお寿司を食べる人もいるかもしれませんが、ニューヨークではお寿司屋さんの職人に対する手袋着用について意見が分かれていると産経新聞が伝えました。マンハッタンで10月下旬、すしを素手で握ったとして料理長を務めるすし店「スシ・ドージョー（道場）」が一時的に閉店を命じられたそうで、地元紙でも大きく取り上げられるなど、ニューヨーク市民の間で人気の店で、料理長は最近、伝統的な手法にのっとった握り方を復活させようと、衛生基準廃止の署名運動を開始したそうです。ニューヨークの心臓部「グランドセントラル駅」近くの人気すし店「スシ・ヤスダ」の幹部も最近、地元紙デーリー・ニューズに、「手袋を脱ぎ捨てろ。すしのために戦え」と題する文章を投稿したそうで、（1）すし職人は手先で鮮度を感知するが、ゴム手袋はその感覚を鈍らせる（2）すし職人は何度も手を洗うほか、握る際に手につける酢水は殺菌効果もある（3）世界で偉大な食の一つであるすしの文化を脅かしかねないなどと主張しているそうです。市内のあるすし店では市の衛生基準が日本のすし文化の実態に即さないとして幹部いわく「衛生当局が検査に訪れるときだけ手袋をし、帰った後は一斉に手袋をはずす」といいます。誇りあるすし職人として、当局の方針に敢然と立ち向かう勇気ある姿勢に拍手を送る人々は少なくないようです。
こうした店の大半は、ニューヨーク市と同様の衛生基準を撤回するに至ったカリフォルニア州知事の“英断”を高く評価しているそうで、ある邦人男性は「市内のベーカリーでパンを買おうとしたとき、ゴム手袋をした店員が掃除用のホウキを触り、そのままパンを触ったので衝撃を受けた。ゴム手袋着用は安全な感覚を鈍らせる」と語り、ローゼンバーグさんの主張に理解を示すそうです。一方こうした主張に強硬な反対意見が存在するのも事実だそうで、線引きは難しいものの「（衛生状況などで）手袋使用を義務化すべき店と、そうでない店は区別してしかるべきだ」といった声も聞かれるようです。日本だったらそのままの手で握ることはあるものの、やはり文化の違いで手袋を付けるのは仕方ないのかな。TBSでも外国のお店に職人が覆面調査して正体を明かして正しい物を伝えるという番組がありますが、ニューヨークの今回のやり方は正しいものかどうか、日本の職人たちにはどう映っているのかな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000033-san-n_ame
今年最後のニュースは2016年に30周年を迎えるものをいまトピから紹介します。
・写ルンです（富士フィルム）
・ブルーレットおくだけ（小林製薬）
・モルツ（サントリー）
・ドラゴンクエスト（エニックス）
・ディスクシステム（任天堂）
・「ファミコン通信」（アスキー）
・「メンズノンノ」（集英社）
・ミュージックステーション（テレビ朝日）
・「フライデー」編集部襲撃事件
・神田正輝・松田聖子さん女児出産（いわゆる沙也加さん）
・秋山幸二さん（西武）初のバック宙ホームイン
・マラドーナさん「神の手ゴール」「5人抜き」
・北尾光司さん（双羽黒）、横綱昇進（現在はナイフ評論家だとか）
30年あっという間ですが、今もあるものも多く、時代の流れを感じることでしょう。今年もいろんなニュースもありましたが、来年がどんなものが生まれるのか楽しみにしつつ、今年のウラオモはここまで。明日は恒例の地方紙甲子園開幕です。では皆様良いお年を。
http://news.goo.ne.jp/article/imatopi/trend/imatopi-20151224135606826.html
