ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

地域版・地方紙甲子園2024年春3

2024年03月20日 20時25分32秒 | ニュースあれこれ

地方紙甲子園、第3回戦です。
今日も本当に寒い一日でした。こんな時には動物でも癒しましょう。那須どうぶつ王国で今日新施設がオープンしたととちぎテレビが伝えました。一斉に走り出したのは、およそ20羽のジェンツーペンギンたちです。新しい施設はジェンツーランというもので、総工費はおよそ2千万円かかり、その一部をクラウドファンディングの支援金で賄ったそうです。運動能力の高いジェンツーペンギンは、ペンギンの中でも泳ぐ速さが最も速いと言われていて、野生では時速36キロにもなるといいます。40mあるコースには、深さ1.5mの3つの池があり走る、泳ぐ、ジャンプするといった、ジェンツーペンギンの躍動する姿を目の前で見ることができるそうです。今日は緊張もあってかいまひとつスピードに乗れなかったようですが、ペンギンたちはゴールを目指して一生懸命に泳いでいました。ペンギンというと仲良い姿が見れて、集団での生活に慣れていますが、走る姿を見るとこけないのかなと心配です。新しい施設での活躍を祈っています。
https://news.goo.ne.jp/article/tochigitv/region/tochigitv-20240320184444398.html

 子供も将来なりたい職業を選ぶのには早すぎますが、絵が得意な人はもっと絵を極めるでしょう。岡山市では子供が画家になりきって絵を描くイベントがあったと瀬戸内海放送が伝えました。このイベントは岡山県立大学デザイン学部の学生が、子どもに絵を描く楽しさを体験してもらおうと企画しました。子供たちはイーゼルやアクリル絵の具などの画材を使い、画家になりきって思い思いに描いていました。
「誰でも(参加)できるところ。珍しいと思う」と
と子供たちは答えていました。最後は絵を缶バッジとしてプリントしてプレゼントしたそうです。子供たちも素敵な絵をかいて、いい思い出となったと思います。私は絵が下手ですが、もう少し勉強しておけばと悔いがあります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f78dab75e71aa1409ac12430bc49a61a9b5dda6d

 次は日経新聞より、国際園芸博覧会のキャラクターが公開されたというニュースです。2027年に行われる博覧会で、最終候補3作品のうち、蒼井球体の中にハート型のキャラクターがいるデザインを採用したそうです。同時にキャラクターの愛称の一般公募を始め、4月8日まで受け付け、6月下旬にも発表する予定だそうです。デザインしたのはアートディレクターの男性で、
「植物には感情があるといわれている。そうした自然の感情が伝わるようなキャラを目指した」
と話しました。写真を見るとハートが中に入って、手を振っています。そのキャラクターにどんな名前を付けるのか、今から楽しみです。でもまだ3年後、トラブルに巻き込まれなければいいですが。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC198VN0Z10C24A3000000/

 キャラクターデザインが採用されることは名誉ありますが、子供の時にいただく商が大きいほど、大人になった時に自慢もできるはずです。福島県南相馬市鹿島区の八沢小5年生9人が制作した映像作品「なくならないよ〜私たちの宝物〜」がパナソニック主催のキッド・ウィットネス・ニュース(KWN)日本コンテスト2023の小学生部門でパナソニック賞とベストメモリー賞に輝いたと福島民報社が伝えました。記事では約5分間の映像に、今年度で閉校となる八沢小の思い出や感じた寂しさ、校舎の利活用策などを盛り込んだそうで、児童たちは
「八沢で卒業したかった」
と涙を流すシーンもありました。1月中旬の締め切りに向けて昨年10月ごろから、総合学習の時間を活用して制作を進めたそうで、児童が学校行事などの思い出の写真にナレーションを加えたり、校舎のあちこちで画角を工夫しながら撮影したりしました。作品の中では校舎利活用策として八沢地区の伝統や自然を発信し、多くの人に味わってもらえるように旅館として活用する案を紹介しているそうで、
「閉校後の校舎はどうなるんだろう」
という疑問から、地区としての5年生の案を考えました。パナソニック賞は社員の投票による審査で決まります。130校ほどの中からの受賞となりました。児童は
「カメラの角度に苦労したけれど納得できる作品ができた。賞に選ばれてうれしかった」
「音量を調整してナレーションするのが大変だったけど、勉強になった。地域の良さを学んだので、これからはイベントに出て八沢地区、八沢小に関わり続けたい」
と話しました。おめでとうございます。廃校になる前の思い出作りとして作った作品でした。小学校にいた思い出とともに統合後の学校でも最高学年としていい思い出を作ってください。作品はパナソニックグループウェブサイトの「KWN日本」のページから見れます。
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-20240320170002.html

 地方の鉄道に活路を見出すのもよいかもしれません。熊本日日新聞によると、熊本、鹿児島両県を走る肥薩おれんじ鉄道沿線の特産品を紹介するフェアが今日、福岡市の雑貨館インキューブ天神店で始まりました。開業20周年の節目として行われ、熊本県内からは水俣市特産のサラダ玉ねぎを粉末にしたスープ、鹿児島からは阿久根市特産の柑橘類ポンタンを使ったコーラなどが並びました。会場では八代産イ草で製作したランプや、八代海に沈む夕日と列車など沿線の風景写真も展示しているそうです。おれ鉄という愛称として知られており、県またぎで頑張っています。地元の人しか知らない電車ですが、春の旅にはお勧めかもしれません。とてもいい旅になりそうです。
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-dr1362446.html

 次はテレビ静岡から、ブリの定期網漁が活況を迎えています。静岡県伊東市沖の相模湾では定置網を使ったブリの水揚げが始まっていて、今朝も漁師たちが力いっぱい網を引き上げると丸々と太ったブリが次々と姿を現しました。午前5時過ぎ、伊東市にある富戸漁港の沖合 約500mに設置された定置網で漁師たちが網を引き上げると、そこには重さ10kgほどもある大量のブリがありました。今年は例年に比べ1か月ほどぶりの回遊が遅くなっていますが、3月中旬から徐々に定置網に入るようになったそうです。今朝も約4トンが水揚げされました。漁師は
「太っていて脂もあってもう最高に旨いです。ブリしゃぶも美味しいです」
と話していました。朝早くから取材というのも大変ですが、大漁の時にはともに喜んでいるだろうと思うと、漁師もやりがいを感じますね。マグロ漁の裏側は見たこともありますが、地方の漁港の密着取材も見てみたいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cdc662cd15e120318a321766dfd90cb9c36fc72。

 最後はワイン関連の話題。最初はテレビ山梨より、ワインコルクの供養祭が神社で行われました。このイベントは来年度のぶどうの豊穣やワインの醸造の成功を願い、笛吹市ワイン会が主宰したものです。ワイナリー11社が1年間かけて貯めた約3000個のコルクが炊き上げたそうです。ワイン会の会長は
「愛飲家の皆様が毎年楽しみにしていますので、去年に増して素晴らしい味のワインを作れればと思う」
と話していました。なおこの灰はそれぞれのブドウ畑に撒かれるそうです。ワインのコルクを供養するというちょっと変わった行事でしたが、コルクって家に残す意味もなくてそのまま捨てることも多いので、あまり気もしていませんが、ワインの業者としたらゲン担ぎとして残しておいて、供養祭をするということなんでしょうね。毎年開かれているのかは知りませんが、ワインの向上を願ってこれからも続けてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64bbac31fa83e634258d9fbf5bac4378f555185
もう一つは北海道北見市で今月17日にイベントが行われたとみんなの経済新聞が伝えました。北見産ワインの認知拡大や消費拡大を目的に開いたそうで、市内飲食店や小売店、ソムリエなど23人が参加しました。2部構成で行われ、第1部では講演会で魅力に迫りました。
「北見ワインに使われている山幸ブドウは他種のワインに比べpHは低く、特徴的には野性的な香味がある」
と地域食品加工技術センターの研究課長が話していました。第2部ではワインを試飲したそうで、インフィールドワイナリーから2020年産と2021年産のワイン「山幸(やまさち)」を含む5種類、ボス・アグリ・ワイナリーからは2023年産の「桜夢雫(さくらゆめしずく)」3種類を、振る舞いました。参加者は
「ワインをいろいろ知ることができて勉強になった。また参加したい」
と話していました。醸造責任者は
「北見産ワインをたくさんの人に飲んでもらえれば」
「この地域にワイン文化が根付いてほしい」
と期待を込めています。ワインの認知度を高めるための講演会が行われました。北見のワインはそんなにおいしいでしょうか。結構酔った人も多そうですが、本当によいことを聞いたイベントだったと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5d27ae8a5766548d7972da4243419f9fc77b372


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