摩周湖には数々の伝説があるが、晴れた日の摩周湖に遭遇すると幸運が訪れるという、ものがある。摩周湖は意外に晴れる日が多いということはさておき、やはり晴れれば幸運と思う方が精神的に相当いい。黄金週間も過ぎた5月12日。急に春らしくなった暖かさに誘われ摩周湖へ。快晴の摩周湖の美しさは表現に困るほど圧倒的。まだ雪が残る斜面や緑の葉をつけていない樹々の佇まいが、別世界に思わせる。晴れた摩周湖の幸運のおすそ分けを、と思いながら写真を撮った。本当に幸運が訪れるのか、信じるか信じないかは・・・・・・。
デジブック 『精霊宿る処』
摩周湖データ
*標高:湖面は海抜351m。周辺を海抜500~700mの急傾斜のカルデラ壁がとりまく。湖面とカルデラ壁の比高は150~350mに及ぶ。
*大きさ:摩周湖の大きさは19.6平方km。周囲は出入りがなく20kmに及ぶ。湖の中島(カムイシュ島は105m×50m。湖面から23m出ている。
*水深:最深で211.5m。平均水深は138m。
*水質:摩周湖の魅惑的な色は透明度からきている。摩周湖に注ぎ込む川がなく、雨が水源のほとんどを占めている。そのため不純物が運び込まれることがなく、プランクトンや粘土などの浮遊物が極めて少ない美しい水となっている。天然に存在する水としては限りなく純粋な水となっている。摩周湖は流れ出る川もないが、水位はほぼ一定に保たれている。理由は絶え間なく水をためながら、自らの圧力で地下をくぐり地下水となって湧きだしているから。その清らかで豊かな水脈は、日本で最後の水がめと言える。(データは弟子屈なびより抜粋)
それにしても神秘的な色ですねぇ。
アイヌがカムイと呼ぶのはよくわかります。
このなかに神がいないわけがない!
最近はライブカメラで楽しんでる人も多いようです。
この摩周湖を世界遺産にしようという運動があります。それがいいのかどうかは分かりませんが、もう少し人を集めないと、忘れされらるような不安を感じている人が多いようです。
もっと自然を守るためには、別の戦略が必要だと思うのですが。どうなることやら。