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ウィーン旅日記#4 葦毛の馬、美しい図書館、皇帝一族の心臓


道を歩いていたら、葦毛(あしげ)の馬が厩舎へ帰るところに偶然出会いました。

そういえば、馬術の伝統は有名です。
立派で清潔な厩舎。この日は
「ご縁があれば馬術ショーも観れたらいいねぇ」という程度で通り過ぎ・・・

その翌日

【スペイン乗馬学校 馬術鑑賞】
(Spanische Hofreitschule prasentiert)
王宮内の博物館を観終えて、乗馬学校付近を通りがかったら
偶然にも 本講演の開催日で、しかも開演数分前であることを知る。
「もしもチケットが残っていたら、観よっかぁ・・・」とチケット窓口の方へ行くと、大勢の観光客が当日券売り場に殺到中。
列に並び、一番安い立ち見のチケット(23ユーロ)購入。
一番高い席は100ユーロ超え!恐るべし!


乗馬ホール。
演技は約1時間(残念ながら撮影不可)。豪華なシャンデリア。
クラシック音楽にあわせて優雅に舞う葦毛の馬。
「伝統」という貫禄を肌で感じる 堂々とした演技。
知能の高い動物(馬)が、従順に、忍耐強く演技に集中するさまは、
初めて観ただけに、大げさに言うと「信じられない光景」でした。

本公演は土曜・日曜各11時
(ウェブページとチケット売り場で、本公演の日時を要確認)
平日は練習風景を有料観覧することができる。

【国立図書館】
高さ29メートルのドーム天井にフレスコ画が描かれた優雅な図書館。


内装が豪華なばかりではなく、

皇帝一族の、目に見ぬ世界を書物から知ろうとする意欲、
視野の広さに驚かされます。

イタリア半島(左)と日本列島(右)、大きさを比較すると若干おかしいものの、
 
1618年の地図で、すでに日本の位置や大きさを知っていたとは・・・
皇帝一族の興味は、
アジアに限らずアフリカその他地球全土に及んだようです。
いや
天球儀や、星に関する書物もあったので、宇宙にまで及んでいた?!


【アウグスティナ教会】
観光客が集まるシュテファン寺院よりも、アウグスティナ教会のほうが「祈りの場」という空気があるように思います。

 
この教会に 皇帝一族の心臓が安置されている。

パイプオルガンが美しかったです。

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