ネコノキオク

神戸の路地裏にひっそりと暮らした。ただ春の夜の夢のごとし。

豚スペアリブの赤ワイン煮

2012-03-14 | ♪ Fissler マイレシピ

【材料】

  • 国産豚スペアリブ 約600g
    (※以下加える調味料は少ない。味のごまかしは効かないので、新鮮なブランド豚を使うのがベター。)
  • 赤ワイン 250cc
  • メープルシロップ 小さじ1
  • しょうゆ 小さじ1
  • ローリエ 1枚
  • オレンジピール(リースリングリキュール漬け) 50g
    (※あんずジャム、マーマレード、干プルーン等を使いたかったのですが、家になかったので・・・) 

1. スペアリブに塩(2g程度)をふり、20分置く。


2. スペアリブをサッと水洗い → 水気を拭きとり → フライパンで焼く。溶け出る脂を取り除く。

3. スペアリブに焼き色がついたら 水200cc + 【材料】すべてをフライパンに投入し

アルコールを飛ばす程度煮る(中火)。アクを取る。
Point:使用する調味料は本当に少ないけれど、ちゃんとオイシクナル!まず最初は信じて薄味で。
    食べる直前に温め直すので、味の調整はその時に。



4. fissler圧力鍋に移し、加圧(高圧)20分。

5. 冷めたら保存袋に入れ、冷蔵庫で一夜寝かせる。

(冷蔵庫へ入れる前。一夜冷やすと、脂分がもっと白くなります。)
Point:冷やすと脂は白色に、煮汁はコーヒー色のプルプルに、それぞれかたまる。
    脂が好きでない場合は白く固まった脂を取り除く。


6. 食べる前に、盛り合わせる野菜を用意しつつ、食べる分のスペアリブを煮汁といっしょに温める。

(今日の盛り合わせ野菜は、じゃがいも、にんじん、ブラウンマッシュルームとリーフ系数種。)

赤ワイン、メープルシロップ(小1)、しょうゆ(小1)。
たったこれだけで、ナゼこんなにこっくりとした豊かな味に? 自分でつくったものの、ふしぎ。
リキュール漬オレンジピールが、わずかな酸味とフルーツ感を演出。
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以前先輩が、自宅に友人約15名を招いてお食事会をするということで、
わたしは助っ人として、午前中(まずは買い出し)から料理を手伝いました。
先輩はお料理上手で、「ディナー」と呼ぶにふさわしいお料理がどんどん出来上がるさまは魔法のようでした。
その中の一つが、スペアリブのオーブン焼きで、その隠し味は、あんずジャムひと瓶丸ごと!
肉とフルーツを合わせるって技をはじめて見たのはその時だった。驚いた。
いつか自分でもやってみたかった肉とフルーツの組み合わせ。ようやく実現。
スペアリブとフルーツは好相性♪ 自分でつくってみて、さらに実感しました。


煮豚

2012-03-11 | ♪ Fissler マイレシピ

【材料】

  • 国産豚もも(脂があるほうが好きならロース)ブロック 約400g
  • にんにく 2かけ
  • しょうが スライス4枚
  • しょうゆ 小さじ1程度
  • 水 2cup
  • 酒 1cup
  • はちみつ or メープルシロップ 小さじ1程度

1. にんにくは、つぶす。
  

2. 豚肉ブロックを紐でしばり、塩(約5g)を塗りこむ → 焼く →Fissler圧力鍋へ。

3. Fissler圧力鍋にその他の材料を入れ、火にかける。アルコールを飛ばす程度煮る。
  
4. ふたをして加圧(高圧)25分

5. 冷めたら煮汁ごと保存袋に入れ、一夜寝かせる。
  

6. 照りよく、しっとり。手間いらずでりっぱに完成していました♪

煮汁をあじみして、味が薄ければ手鍋で少し煮詰める(ソースとして使う)。
Point:煮汁に豚のうまみがよくでてソースがうまい。
煮汁の味を濃くし過ぎず、豚のうまみをかんじられるようにするところがポイント。


スライスした肉を 煮汁とともに温め   

これを平皿へきちんと並べ、煮汁をレードルでさーっとかけると、魔法のように ディナーの雰囲気をまといました。


デミグラスソース【作業2日目】

2012-03-01 | ♪ Fissler マイレシピ

まずは、
なんちゃってフォンドボー

【材料】

  • 1日目作業の「肉」
  • 1日目作業の「煮汁」 (便宜上、以下「一番だし」とよぶ)
  • 1日目作業の「その他野菜等」
  • セロリ 1本
  • 人参 1本  → 1/3cut
  • たまねぎ 2個  → みじん切り(粗め)

1.フライパンで、たまねぎ2個(みじん切り)を炒める。caution:焦がさないこと。飴色になるまで。


2.「その他野菜等」、セロリ、人参を鍋へ + 水1.5リットル 弱火でコトコト7時間。
  途中、1の作業で飴色になったたまねぎも投入。
  約700mlまで煮詰めるのが目標。水分の蒸発が早すぎる場合は差し水。


3.作業2の鍋を濾し、煮汁(便宜上、以下「二番だし」とよぶ) と野菜等に分ける。

4.冷蔵庫から取りだした「一番だし」の上部に凝固した脂が浮いている場合は取り除く。

5.鍋にて「一番だし」と「二番だし」を合わせ、沸騰直前まで温める。あくをとる。

いろいろ手抜きではありますが、わたし的にはこれにて「フォンドボー」が完成したつもりである。

--------  「なんちゃってフォンドボー」の完成  --------


そして、ついに
デミグラスソース

【材料】

  • 1日目作業の「肉」 500g分
  • 「なんちゃってフォンドボー」 1リットル分
  • バター 20g
  • 小麦粉 20g
  • ナツメグ(粉末) 少々
  • カルダモン(皮をむいて種の部分を使う) 少々
  • 醤油 小さじ1
  • はちみつ 小さじ1

1. 1日目作業の「肉」 … 余分な脂を取り除く。


2. ステンレス鍋にて、バターを溶かす(極弱火)


3. 小麦粉を篩(ふる)う。

溶かしたバターに加える。caution:焦がさないこと
弱火で作業を行い、火加減がうまくいかずに焦がしてしまいそうなときは、
濡れ布巾でステンレス鍋の底を冷ます。とにかく、絶対に焦がさない
もったりした感じが少しサラサラとしてくる。茶色になったらOK。冷ます。

4. 作業3で冷ました「バター+小麦粉」に、「なんちゃってフォンドボー」をレードル1杯加え、練り混ぜる。

なじんだら1cup、なじんだら2cup… 
最終的に1リットル分の「なんちゃってフォンドボー」を練り混ぜる。

5. 作業4の鍋に、1日目作業の「肉」500gを投入。
  はちみつ、醤油、ナツメグ、カルダモンを投入(だんだん煮詰まるので、最初は絶対に「薄味」です)。
  あくをとりつつ数時間コトコト煮込む。
  caution!:肉がなべ底に焦げ付きやすいので、なべ底からそっと混ぜてね。
  ガシガシ手荒に混ぜると、肉がホロホロ崩れます。やさしく。

  途中で味見をしながら、好みのトロみ、好みの濃さまで煮詰めれば完成。
  (7割lくらいになるまで煮詰めるかんじ)

最後に気分で「塩、コショー」ほんの少しだけ。(せっかくここまで、化学調味料ナシでがんばったんだ。弱気になって市販の固形コンソメその他を混ぜないこと。)

これにてデミグラスソースが完成。

本職の洋食屋さんのような秘伝のコクにはかなわないし、
これだけ手間暇がかかろうとも、
人の感性によっては「缶詰めのデミグラスソース」のほうがうまいと感じるだろう。
でもね、かけた手間暇は、やさしさとなって味にでているのでは?ってわたしは勝手に信じてる。ワ、ハ、ハ。

-------- デミグラスソース完成 --------



※ 作業4の「肉500g」は、デミグラスソースが完成するころには、「ビーフシチューの肉」として立派に完成しております!
途中、盛り付け用野菜(ジャガ、人参など)をいっしょに加熱しておけば、
「デミの完成=ビーフシチューの完成」なのであります。


デミグラスソース【作業1日目】

2012-03-01 | ♪ Fissler マイレシピ

【材料】

  • にんじん 大2本  → 1/3cut
  • たまねぎ 大2コ  → くし切り
  • にんにく 2株 → 皮をむく
  • りんご 1個   → くし切り(大きめ)
  • ホールトマト 1缶
  • ローリエ 数枚
  • 赤ワイン 500cc
  • 水 1.5リットル
  • 黒毛和牛カレー・シチュー用(スネ、バラ、モモのミックス)2kg…(山垣畜産にて 220円/100g)


【作業 1日目】
1.フライパンで、肉に焼き色を付ける。Fissler圧力鍋に移す。


2.フライパン(1.を洗わず引き続き使用)にて、材料の野菜等(にんじん、たまねぎ、にんにく、りんご)を焼く。
 (半透明になる程度。たまねぎ飴色がベター。caution:焦がさないこと)Fissler圧力鍋に移す。

3.Fissler圧力鍋にて、
  ホールトマト、ローリエ、水1.5リットル、赤ワイン500ccを加え
  沸騰しそうになったらトロ火。アクとあぶらを取りながら煮込む(4時間)。

  その後、ふたをして40分加圧(高圧)する。


4.Fissler圧力鍋が冷めたら、「煮汁」「肉」「その他野菜等」の3つに分ける。

「煮汁(一番だし)」冷蔵庫へ。  

「肉」冷蔵庫へ


「その他野菜等」は2番だしをとるのに必要。


--------作業1日目終了--------


おしるこ

2011-12-24 | ♪ Fissler マイレシピ

外食で出るおしるこの べったりとした甘みは「もうひとつ」なので、おしるこは自家製♪

(あずき250g)

圧力鍋、フィスラーロイヤル君の使い勝手のよさに(いまさらながら)気がついたのだから、
これまでは土鍋でコトコトやっていたおしるこも、フィスラー君にお任せしよう♪

洗ったあずき、ヒタヒタの水、加圧(弱圧)10分。

ふたの中央のポッチリが、上がってくることを、見守るだけ♪ 静かなのもいい。



甜菜糖100g、塩少々。水およそ8cup。

アク取り。


しあげに加圧(強圧)10分。 完成♪ (コトコトしなくても、トロトロおしるこ できるじゃん!)


テールスープ

2011-12-17 | ♪ Fissler マイレシピ

主婦歴けっこう長くなりつつ、初めての圧力鍋、フィスラー。付属品として、三脚、蒸し器、レシピ本。
 

山垣畜産本店へ行ったので、これを手に入れましたよ♪


よく洗え、とか、いろいろアドバイスを参考に、まずは下処理。

水から入れて、火にかける。

アクが出た水を捨てる。 さらにテールを水洗い。

こっから 圧力鍋の登場。
ふたの黒丸で、圧力設定(2段階)。肉は「高圧」、野菜は「低圧」を選ぶようだ。

下処理後のテール、根菜、ローリエなどを投入。

加圧45分。 できちゃった! 黒毛和牛のテールスープ。

なんと濃厚な琥珀色のスープ。 エグみも臭みも、なし! 圧力鍋 バンザイ♪
子供の頃、家で使われていた圧力鍋は、もっと音がしていたような気がしたが、この圧力鍋は、大変静かだし、操作性バツグン。
(ずいぶん遅いデビューだけど) これからどしどし使っていこうか!


フィスラーロイヤル;家庭用圧力鍋6.0L 作動圧力108kPa 型番11-633-06