ネコノキオク

神戸の路地裏にひっそりと暮らした。ただ春の夜の夢のごとし。

パリ旅日記#5ルーブル再び、パレ・ロワイヤル

2014-10-20 | ♪ 旅

【5日目】
朝食後、ホテルで荷物を預かってもらい、チェックアウト。

9時開館のルーブルへ。ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ヴェネチア落日が目前に迫る、ヴェベネチア美術の最盛期。
都市景観画を専門としたカナレット。

 

企画展示室は、印象派。セザンヌ、ピサロ、ルノアール、シスレー、モネがぎゅっと集められています。

絵画を見るだけではなく、床、天井、壁など、少し視線をそらしても、ルーブルはおもしろい。

東京を止まることなく変わり続ける都市と言うならば、ナポレオン3世の都市づくりから「かわらない」のがパリ。
観光客がたくさん集まっても、高い天井と広い空間、巨大な公園のおかげで、圧迫感はない。
少し疲れたので12時半ルーブルとお別れ。ランチ。

【パレ・ロワイヤル】
ルーブルから北へぶらぶら歩き、パレ・ロワイヤルの中庭を通る。

秋のバラやダリアなどが、元気に咲いています。 


回廊には飲食店などのテナントが入っています。

すごくかわいいミニチュアのお店。 


パレ・ロワイヤルを抜けると、たくさんのパッサージュがあります。今日はパッサージュ・デ・パノラマ(Passage des Panoramas)。

ここは旧証券取引所(BOURSE)に近く、銀行や金貨販売店が並ぶ界隈で、パッサージュの中には、古切手のお店がたくさん入っていました。パッサージュによって、さまざまな顔があるというのはいいですね。

午後1時ごろまで、この界隈のいつくつかのパッサージュをブラブラ散策し、
その後、地下鉄でポンピドゥセンター(国立近代美術館)へ。約2時間、ゆっくりと、パリさいごの絵画鑑賞をしました。

パリ旅日記#1旅のはじまり
パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー
パリ旅日記#3ルーブル、ショコラ、考古学博物館、ポンピドゥセンター
パリ旅日記#4プティパレ、サントゥスタッシュ教会
パリ旅日記#5ルーブル再び、パレ・ロワイヤル
パリ旅日記#6旅のおわり 


パリ旅日記#4プティパレ、サントゥスタッシュ教会

2014-10-19 | ♪ 旅

【4日目】晴れ
9時半開館のオルセーへ。シスレー(Alfred SISLEY)
Bateaux à l'écluse de Bougival
View of the Canal Saint-Martin
La forge à Marly-le-Roi.

ピサロ、セザンヌ、クールベ、H.F.ラトゥール、ゴッホ、ゴーギャン......楽しい絵画鑑賞でした。なんどでも、いつまでも眺めていたいけれど、今回の旅では、これがさいごのオルセー。

【オランジュリー美術館】
10時半オランジュリー美術館へ。モネ、ルノアール、ユトリロなど。少し疲れたので、ランチ。

【プティ・パレ】
オランジュリーから徒歩で移動しプティ・パレへ。ここは無料です。

入るとまずエミール・ガレのガラス作品群。美しいです。

床のモザイクや高い天井と、エミール・ガレの作品が調和しているように感じます。

床のモザイク。

次の間からは、だだっ広い、天井の高い空間に似合う、大型の絵画がドスドスと壁にかかっています。「いわゆる名画」(←高価。○○億円級)ではない、けれど、なんせ大きいし、立派やし、飾っとこか、みたいな雰囲気(←勝手な感想です。たぶん私が無知なだけです)。

その後シャンゼリゼ通りを少し散策し、午後3時ごろホテルへ戻り休憩する。

【サントゥスタッシュ教会(Eglise St-Eustache)】
夕方、ホテルの近くを散策。サントゥスタッシュ教会です。16世紀から建設がはじまり完成に1世紀を要す。 

17世紀のパイプオルガン。パイプは8000本。立派です。

↑教会にステンドグラスはめずらしく感じないけれど、↓イエス様といっしょに、こういうものが並んでいるのはめずらしくないでしょうか?
 
この教会があるのはレ・アール地区です。12世紀に「市場」が立ち始め→「常設市場」→「中央市場(パリの台所)」と発展を遂げてきた地域として、「地域らしさ」が感じられる展示です。 中央市場は1969年に移転し、その後の再開発(2014年現在も駅周辺は大規模工事中)により、昔も今もにぎやかな界隈です。

パリ旅日記#1旅のはじまり
パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー
パリ旅日記#3ルーブル、ショコラ、考古学博物館、ポンピドゥセンター
パリ旅日記#4プティパレ、サントゥスタッシュ教会
パリ旅日記#5ルーブル再び、パレ・ロワイヤル
パリ旅日記#6旅のおわり 


パリ旅日記#3ルーブル、ショコラ、考古学博物館、ポンピドゥセンター

2014-10-19 | ♪ 旅

【3日目】天候:朝のみ一時小雨。午後快晴。
朝9時開館のルーブルへ。

バルビゾン派(ミレー、コローなど)、イタリア14世紀~17世紀(ダヴィンチ、ラファエロ、カナレットなど)、などなど……好きな絵は尽きないけれど、疲れた。

午後1時ごろ、ルーブルを出てランチ。

絵をみることには疲れたので、「絵画鑑賞以外のことをしましょう」ということになり、
RER A線 終着駅 サン・ジェルマン・アン・レー(St-Germaine en Laye)をめざす。パリ市内からの所要時間は約30分。



【サン・ジェルマン・アン・レー(St-Germaine en Laye)にて】
◎国立考古学博物館

12世紀にルイ6世が築いた要塞を、フランソワ1世とルイ14世が手を加えたお城の中に、考古学博物館が入っている。

展示がすごくおもしろい。

◎パスカル ル ガック ショコラティエ

写真の右上、斜線の入ったショコラは「GANACHE LAIT CARAMEL A LA FLEUR DE SEL」甘さ控えめのキャラメルに、わずかに塩がきいています。忘れがたい味わいです。

オレンジピールをチョコでコーティング。これまで食べたオランジェットのなかで一番好きです。


◎パトリク ロジェ
現在パリ市内に6店舗もあるので、あえてサンジェルマン・アン・レーで買うこともないけれど、たまたま、ルガックさんのお店に行く途中にあったので立ち寄りました。

ルガックさんと(比べる必要はないのだけれど、あえて)比べると、パトリック ロジェの方が「攻めてます感」が強いと言うのか、「どや!感」が強いと言うのか。

どちらも、たいへんおいしいショコラです。比べるなんて、しかられますね、失礼しました。

どちらのお店でも、上質なショコラが1粒1ユーロ未満。なんということでしょう!!日本はショコラの関税が高いのでしょうか?日本で買えば倍のお値段になってしまいます。


午後4時 St-Germaine en Laye駅を後にする。

午後4時半 ホテルに戻り、しばし休憩する。
お風呂に入り疲れを癒す。早めの夕食。

【ポンピドゥセンター】
午後6時半 徒歩にて ポンピドゥセンター内 国立近代美術館へ。

マティス、ピカソ、シャガールをはじめ、誰それ?みたいな人も含め、現代アートの世界へ。

疲れているせい? 妙に笑いがこみ上げる。(わからないよーー。)
午後8時、キラキラまたたくエッフェル党をポンピドゥセンター6階から眺める。

ここは、見晴らしがとても良いので好きです。もしかしたら、私はこの景色を眺めるためにポンピドゥセンターへ来るのかも。
ガラスがひどく汚れていて、写真はきれいに撮れないけれど……
夕暮れ~夜景はとてもロマンティックです。 

パリ旅日記#1旅のはじまり
パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー
パリ旅日記#3ルーブル、ショコラ、考古学博物館、ポンピドゥセンター
パリ旅日記#4プティパレ、サントゥスタッシュ教会
パリ旅日記#5ルーブル再び、パレ・ロワイヤル
パリ旅日記#6旅のおわり 


パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー

2014-10-18 | ♪ 旅

【パリ到着 初日】
定刻15:45シャルルドゴール空港に到着。入国審査も(ほぼ並ぶことなく)スムーズに通過。
RER B線にてパリ市内を目指します。

シャルルドゴール空港の自動券売機は、クレジットカード(ICチップ内蔵+PIN4桁) or 貨幣(コイン)の2択でした。
(たまたま? まぁ窓口に並んで切符を買うという手もあるのでなんとかなります。その後、パリ市内の自動券売機はおおむね、クレジットカード、貨幣、紙幣の3種類に対応していました。)


RER B線はストライキによりダイヤが乱れ、さらにGare du Nord(北駅)止まり。
4:40pm 北駅行きに乗車。
北駅はRER B線・D線、複数の地下鉄が交差します。広~い構内に、旅行者等へ乗り換え案内をする係員多数。

RER B線Chatelet Les Halls(北駅のつぎの駅)を目指していたが、予定変更。
地下鉄にて、ホテル最寄り駅Les Hallsへ。午後6時ホテル チェックイン完了。

休憩後、夜のパリ散策へ出発。

日本でパリミュージアムパスと同時に手配したバトーパリジャンのセーヌ川クルーズ。
乗り場はエッフェル塔の近く3番桟橋。(日本でわざわざ手配しなくても、桟橋で簡単に当日チケットを買うことも可能。)

10時半~22時の正時に出発(10月~3月)。 夜7時の便に乗船。約1時間のセーヌ川クルーズ。

昼間に乗るか、夜景で乗るか、どちらもそれぞれのよさがあると思います。

ノートルダム寺院。

エッフェル塔。 夜景クルーズは、ロマンティックでした。

午後8時に元の桟橋に戻りセーヌ川クルーズを終える。ホテルへ戻る。
夜9時まで開いているモノップ(コンビニ)へ買い出しに出たら、不覚にも、夜目が利かず帰り道に迷う。モノップ→ホテル 5分で帰るはずが、1時間彷徨う。雨がしとしと降りだし、みじめな気分に拍車がかかる。(強盗にも合わず、ぶじにホテルへ戻れて何よりでした。)


【翌朝 2日目】
ホテルの朝食。

9時半開館のオルセー美術館をめざす。

この建物の中に、大好きな絵がいっぱい詰まっていると想像すると、宝箱のように思えます。

美術館内に、飲食店は2か所あります。(美術館の中にある割には、利用しやすい料金なのではないでしょうか。)

5階 カフェ・カンパナ

2階 レストラン・ミュゼ・ドルセー

午前中はオルセーで過ごし、チュイルリー公園でランチ。

午後はパッサージュ巡り。
パッサージュ・ショワズール。

パリのパッサージュとしては簡素。さっぱりと言うか、ごてごてしてないと言うか。


ギャルリー・ビビエンヌ

大理石のモザイク。とても美しいパッサージュです。

天井のアーチ、統一された左右の壁(店舗入り口)のデザイン、床のモザイク。

同じ意匠の連続性とは、これほどまでに美しく、優美なものなのでしょうか。
 

パリ旅日記#1旅のはじまり
パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー
パリ旅日記#3ルーブル、ショコラ、考古学博物館、ポンピドゥセンター
パリ旅日記#4プティパレ、サントゥスタッシュ教会
パリ旅日記#5ルーブル再び、パレ・ロワイヤル
パリ旅日記#6旅のおわり 


パリ旅日記#1旅のはじまり

2014-10-18 | ♪ 旅

【旅の手配】
●航空券 : 7月中旬 全日空ウェブサイトで購入
●ホテル : 7月中旬 ウェブサイトで予約
●パリ・ミュージアム・パス(4日)の購入

【旅程】
全日空NH412便 神戸→羽田 07:05→08:20(1時間15分)
全日空NH215便 羽田→パリ 10:25→15:45(12時間20分)

滞在:PRINCE HOTEL FORUM (プランスホテルフォーラム
   * このホテルは2015年7月以後、ホームページ閉鎖。

全日空NH216便 パリ→羽田 21:10→16:00(11時間50分)
全日空NH415便 羽田→神戸 20:15→21:30(1時間15分)


神戸空港出発♪

国際線 まずはスナックとお飲み物。ANAのカボスドリンクは甘めですがさっぱりとしています。

機内で出るおかきって、なぜかとてもおいしいですわ。

機内食1回目(洋風)魚介のパエリアとサラダ

機内食1回目(和風)牛肉丼、冷ややっこ、茶そば


到着前の機内食 白身魚の照り焼き、お野菜の煮物、果物、ヨーグルト


エコノミークラスの旅ではありますが
ANAのお食事は2回とも、とても楽しく、おいしくいただきました。
日本人だから日本の航空会社は口が合うのでしょうか?
一品一品が「少し手間をかけてみましたよ」という雰囲気をまとっているので、全体的におもてなし感を感じることができました。

ホテルチェックイン 午後6時に完了

ツイン バスタブ付き。コンパクトですが居心地のよいお部屋です。

窓から 往来を眺める(ランビュトー通り)

ランビュトー通りはにぎやかです。この道をまっすぐ歩くとポンピドゥーセンター(国立近代美術館)まで5分ほど。

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パリ旅日記#2パリ到着、セーヌ川クルーズ、オルセー
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洋菓子教室 #13

2014-10-03 | ♪ スイーツ 和・洋

洋菓子教室にて マカロン ノワゼット

ヘーゼルナッツの生地に、ヘーゼルナッツのバタークリームをサンド。
マカロン初挑戦としては言うことなし!(自分に甘い?)

柿の美味しい季節になりましたね♪ 本日のデザートです。 


涼しくなってきました♪

2014-10-02 | ♪ 食の楽しみ お内にて

自家製コンフィチュール

キウイと国産マイヤーレモンに、果実重量1/4の粗糖を加え20分加熱。
酸味を残して仕上げ、家人に好評でした♪


涼しくなると欲しくなるチャイ。カルダモン、丁子、生姜、シナモンで。

3杯分作り魔法瓶で保温するのですが
スパイスの香りが洗浄後も残るので、この魔法瓶はチャイ専用になりました。