荒川岳（悪沢岳）の朝～♪

※荒川中岳方面に映った『影悪沢岳』～♪


今日から８月になりました。

今週も夏山に出掛けられて居る方も多いと思います。

私は、週末からの北海道遠征を控え休養日です。



■荒川岳（悪沢岳）の朝～♪

●日時：２０１０年７月２３日～２４日

●メンバー：単独

●コース：

7月24日：中岳避難小屋3:20---4:32荒川岳5:06---6:13中岳避難小屋6:38---8:33高山裏避難小屋8:37---9:35板屋岳9:39---11:33小河内岳11:39---13:00烏帽子岳13:03---13:35三伏峠13:42---15:10豊口山登山口---15:43鳥倉駐車場
（行動時間：12時間23分)

●本文：


前の日、宿泊したのは私だけでした。

小屋番さんから、『明日の朝は何時頃でるの？』と聞かれ、３時～３時半と応えます。

朝早く出るのはいいのですが、小屋泊りの場合は、周りの人への配慮が必要となります。





前日は、午後６時半過ぎには床に着きました。

明くる朝、起床は２時５０分・・・

ザックは下にあるので、必要な物だけをサブザックに詰め替え出発する事にします。





出る前、管理人さんの部屋に灯りがついて、管理人さんが起きて来られました。

この日は、私一人の宿泊だったのですが、当然、管理人さんに対しての気使いも必要です。

『今朝の気温は６度だよ。　お気をつけて行ってらっしゃい～。』と見送られ、出発します。





日が上がるまでは、風も強く、体感温度はぐっと下がります。

長袖、半袖のシャツに、フリース、ウインドウブレーカーを着、手袋をして出発～。

ヘッデンの灯りを頼りに、ルートを慎重に確認しながら、中岳を下り、悪沢岳を登ります。





悪沢岳の登りに掛かった頃から周りが明るくなりました。

ヘッデンなしでも歩くのに不便を感じなくなります。

目の前に悪沢岳山頂が見えて来ます。





小屋を出てから１時間余り、悪沢岳山頂に着きます。

頂上には誰もいません。

塩見に続いて、またも貸切の山頂となりました。





日の出までは、まだまだ時間がありそうです。

３６０度の景色を楽しみます。

周りの山々も少しずつ・少しずつ朝焼けに染まり始めていました。





こちらの方角は北・・・

南アルプスの主脈が見えます。

手前から塩見、農鳥、間の岳、北岳、仙丈、甲斐駒の山々です。





これを少し拡大してみましょう。

一番手前が塩見・・・それに重なる様に仙丈が・・・

一番右が農鳥、その左のでかいのが間ノ岳・・・北岳はこれに隠れており、その更に左に甲斐駒が見えます。





こちらは、東・・・

比較的、雲も少ない様です。

ご来光を待ちます。





何枚も、何枚も撮った富士山～

やはり、富士山は良い～。

大好きな山です。





こちらは、西側の荒川中岳になります。

東の太陽が悪沢に当たり、逆側の雲海にスクリーンの様に映ります。

影悪沢が出る前の瞬間です。





東の空が、だんだん・だんだん明るくなって来ました。





間ノ岳方面も赤く染まって来ました。





富士山です。





東の空が赤く染まって来ました。





日の出を待ちます。





西に位置する荒川中岳です。





そのまた西の中央アルプスです。

右に乗鞍、中央アルプスの後方に御嶽が見えます。






荒川山頂とその左手に赤石岳が見えます。





赤石岳後方も赤く染まって来ました。






いよいよ日の出の瞬間です。





アップしてみてみましょう～。





荒川（悪沢）山頂も朝陽で赤く染まり始めました。





中岳の山頂にも、ポツンと朝陽が射しました。





荒川山頂、赤石岳にも日が当たり始めます。





中岳後方に影荒川が出来ました。





朝陽が、完全に顔を出した瞬間でした。





悪沢岳山頂です。





※山頂を貸しきった最高に贅沢なショーでした。



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