やまとそばの山日記
山歩きとその後の温泉&蕎麦が大好きなやまとそばの日記です。



※小河内岳から烏帽子・塩見岳方面を振り返る。



先週末、荒川岳に登って来ました。

その初日のレポの後編となります。

塩見岳に登った時から、鳥倉から荒川三山を歩きたいと言う思いが強くなり、一気に荒川岳を目指します。



■荒川岳(悪沢岳)~初日~後編~♪

●日時:2010年7月23日~24日

●メンバー:単独

●コース:

7月23日:鳥倉駐車場4:30---5:10豊口山登山口---7:10三伏峠7:17---7:57烏帽子岳8:02---9:14小河内岳9:20---11:02板屋岳---11:38高山裏避難小屋11:43---14:31荒川前岳---14:36荒川分岐---14:42荒川中岳---14:47中岳避難小屋
(行動時間:10時間17分)
●本文:



さて~それでは、昨日の記事の続きです。

鳥倉林道駐車場を4時30分に出ました。

三伏峠、烏帽子、小河内岳と順調に登って来ました。

※荒川岳を眺める。



三伏峠を越えてからここまで、ほとんど人と出会う事はありません。

1時間歩いていて、一人か二人・・・静かな・静かな山歩きを楽しみます。

※小河内岳を振り返る。



鳥倉林道が1600m強でした。

小河内岳が2800m・・・

標高差1200mは登って来た事になります。

※右手が小河内岳



そして、小河内岳から高山裏避難小屋までは、緩やかに・緩やかに下ります。

2400mくらいまで、ゆっくり・ゆっくりと下ります。





下るにつれて樹林帯に戻ります。

日陰が出来、陽射を遮ってくれます。





頭上には、真夏の太陽がサンサンと輝いていました。(サンサンとです・・・汗;)





三伏峠から小河内~荒川岳に掛けての縦走路~

特に、西側では崩壊地が目立ちます。

登山道が切れている所もありました。





12時前、高山裏避難小屋に着きました。

私と相前後して歩いておられた方は、ここで泊まる事になりました。

この小屋の管理人さんが、中岳避難小屋に連絡し、私が泊まる事を予約して下さいました。

※高山裏避難小屋~♪



ここから、中岳まで標高差600m、コースタイムで3時間です。





最初は、トラバース気味に一時間ほど歩きます。

この部分は、行き帰り同じくらい時間が掛かります。

帰りのコースタイムが2時間ですから、最後の登り600mが登り2時間、下り1時間となります。

経験上、300m/時間で登る登りは、厳しい・・・事が予想できます。





登りに掛かります。

ダケカンバとナナカマドの樹林っぽい登り~

長いなあ~と思いつつ、足を前に運びます。





そして、ここから先は一転してザレ場歩きとなります。





ザレ場の登りを見上げます。





登りの途中から、今、登って来たザレ場と樹林帯の登りを見下ろします。





やっとの事で、前岳から続く尾根へと出ます。





今登って来た登山道です。

左側の山をトラバースして、その鞍部付近に高山裏避難小屋があります。





稜線に出たころガスが出始めました。

中岳が見えます。





この稜線~南側は切れ落ちておりかなり危険です。

危険と言うか、落ちたら助からないでしょう。





やっとの思いで、前岳に到着しました。

前岳の道標も、半分位、崩壊しかかっています。





3,000mの稜線に出ました。

中岳・・・そしてその後方に荒川東岳(通称:悪沢岳)が見えます。





出発してから、10時間余り・・・

満足の歩き~でした。





中岳の山頂を目の前にします。

右端に悪沢岳が見えます。





荒川中岳山頂に立ちます。





記念写真とモブログ写真を撮った後は、小屋に向かいます。

中岳避難小屋(左)と悪沢岳がどどーーーんと見えてきます。





どどーーーーーんとーーーーー悪沢岳が見えます。





ここが、中岳避難小屋・・・

私一人・貸切の一日~となりました。





管理人さんと二人で色々な話をした一日~でした。





※明くる日、ご来光を見に悪沢岳に向います。



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コメント
 
 
 
フムフム (ニャ~ス7号)
2010-07-31 19:22:49
極楽浄土のような縦走はさぞ気分爽快だったんでしょうね。
写真から十分伝わって来ます^^

>荒川大崩壊地
相当進んでいますね。標識まで危ないのはチョットマズイでしょうね。

コースの全貌が確認できたお陰で、行けなかったコースも胸のつかえが取れました^^


 
 
 
ニャ~ス7号さん (やまとそば)
2010-08-01 12:29:34
こんにちは~♪
いつもありがとうございます。
この縦走路・・・特に荒川岳周辺では崩壊が進んでいる様に思いました。
今回も2箇所ほど、登山道が崩落していました。
尾根筋の登山道は、人が歩き、雨が降れば簡単に崩れる可能性を持っています。
人と山との共存・・・考えさせられた山行でした。
 
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