ヒゲネワチガイソウ

　ナデシコ科ワチガウソウ属 【ヒゲネワチガイソウ】、髯根輪違草

　これも赤城自然園で見たもの。15cmくらいの細く小さな植物。見付けられてラッキー
　‘ワチガイソウ’・・面白い響きである。漢字は「輪違」と当ててある。

　検索すると、和名ワチガイソウは、「輪違草」の意で、本種の名前が不明であったとき、その盆栽に無名のしるしとして「輪違いの符号」をつけておいたところ、そのまま「ワチガイソウ」となったという。　と言う説明を見つけた。

　‘ヒゲネ’は「髯根」で、根がひげ根状だと言う。本州（福島県～中部地方）の分布。

　　
　　
　　2024.4.18　ヒゲネワチガイソウ　赤城自然園で

ウグイスカグラ

　スイカズラ科スイカズラ属 【ウグイスカグラ】、鶯神楽

　ブッシュ状の低木で花も小さい。よく見れば赤くてかわいいが、見落としてしまいがち・・
　‘小さくてヤブの中'　ウグイスの連想は出来るが、カグラは？
　　
　　2024.4.25　長岡市　雪国植物園で

フタバアオイ

　ウマノスズクサ科カンアオイ属 【フタバアオイ】、双葉葵

　ひかえ～ひかえ・・・この紋所が目に入らぬか～～
　“三つ葉葵”のご紋のモデルと言われる草である。

　ここでは見事な群落が見られるが、私はまだ植物園や園芸センター以外で見たことはない。

　　
　　
　　フタバアオイ
　　地際に、ドングリの殻斗を伏せたような花を付ける
　　2024.4.18　赤城自然園で

ヤブイチゲ

　キンポウゲ科イチリンソウ属 【ヤブイチゲ】、藪一華

　見たところイチリンソウの仲間だが、野草の図鑑を見ても分からなかった。
　「ヤブイチゲ」と言う、外来種のお仲間（園芸種？）らしい。
　青花や黄花もあるようだ。
　　

　　
　　
　　2024.4.18　赤城自然園で

ヒメグルミ

　クルミ科クルミ属 【ヒメグルミ】、姫胡桃

　図鑑で「オニグルミ」の変種とある。
　直売コーナーでオニグルミと共に販売されていた。「ヒメグルミ」は見たことがなかったので、買って割って食べてみた。　
　　
　　堅果（割った殻の外面）　　上：オニグルミ　　下：ヒメグルミ
　　ヒメグルミの方が、やや小さくやや扁平、先が尖り、表面は滑らかだった。
　
　　　　
　　　オニグルミ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメグルミ

　　ヒメグルミは金槌で合わせ目を叩けば割合ラクに割れるし、中実も取り出しやすい。
　　オニグルミは金槌で叩くのみでは上手く割れないし、中身も取り出しにくい。一旦、水浸してからフライパンなどで煎ると開けやすい。
　味の差は私には良く分からない。両方ともイケると思う。旨いですよ！

　以上、2024/2/25　新潟市秋葉区で購入したもの　　　　（下のカッティングマットの方眼は１cm）