新潟市にある山田コンサルティング事務所

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社長の仕事は意思決定

2015年12月21日 | 経営
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

今年最後のブログです。
きょうは少し厳しい話をしようと思います。

私の得意分野は飲食・サービス・小売業のコンサルティングと知的資産経営支援ですが、ときに事業再生に該当するような案件に関わることがあります。

「事業再生とは、有用な経営資源を有しながら、過大な債務を負っている事業者について、債務を整理する等財務の再構築を図るとともに、事業の見直しや再構築によって、十分な事業利益の確保を図ること等により、事業が競争力を回復し持続可能になるようにすることをいいます。」地域経済活性化支援機構のHPより

事業再生は事業がうまくいかなくなって赤字が膨らんだ企業に対し、事業が再生(持続可能)することを目指しますが、結果としては倒産(破産)に至ることもあります。

このような、事業再生状態に陥る企業には、経営者が意思決定が苦手な(意思決定できない)場合が多いと感じます。

私は日ごろ、セミナーやコンサルティングの現場で「経営者の仕事は意思決定です」とお伝えしています。意思決定とは、考えて→選んで→決める(私の定義)。決めたら、もちろん実行します。

これができていない。

何を質問しても(あるいは、質問しなくても)「できなかった理由」「やらなかった理由」を延々と話し続ける経営者さん。否定をせずに話を聞き続けると、そのうち「もっと早い時期だったら(まだ余裕があったので)いろいろ打つ手もあったのでしょうが、今は資金的に厳しく、打つ手がなくて…。」と始まる。そして、できるだけ費用がかからない提案をするのですが、「うまくいくかわからない。」「それでも(少しは)お金がかかる。」と言って、受け入れてくれません。

しかし、だからといって事業をやめるという決断をするわけでもない。何とか資金を(銀行から)貸してもらえるようにして欲しいと頼んでくるのです。

このようなケースをいくつか経験したため、まだ事業再生が必要な状態にはなっていない企業でも「ここの企業(社長)は危ないな。」「このまま行くと、事業再生(あるいは倒産)への道に進むかも?」というのがわかるようになりました。

確かに「やってみなければわからない」し、「うまくいかなかったらお金が無駄」になります。しかし、業績が落ちているのに、いつまでも何もしないほうがよほど危険です。お金も時間も無駄になります。

何かしなくちゃと思うけれど、何をしたらいいかわからない。考えるといっても、何をどう考えたらいいかわからない。…と困っている経営者さん、よかったらご相談ください。公的制度を利用して、少ない費用(あるいは無料)で相談をお受けすることができます。

ご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
info@yamadajim.jp

著作権:山田まり子

よろず創業塾、始まります!2015年12月~

2015年12月06日 | お知らせ
おはようございます! (^O^)/
中小企業診断士の山田まり子です。

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