わかやま子育て応援シンポジウム２０１７～わかやま結婚・子育て応援企業同盟発足式～

平成29年9月3日（日）13時より、和歌山県民文化会館大ホールにて、わかやま子育て応援シンポジウム２０１７が開催されました。
このシンポジウムは、仕事と子育てが両立できる社会の実現また企業行政連携による結婚、子育ての社会気運の醸成を図ることなどを目的に行われ、当法人からもわかやま結婚・子育て応援企業同盟の発足式への出席と併せ、和田本部長が企業代表者として参加し、やよい苑黒田総看護部長、田村総務課長、谷所所長、重浦支援相談員、大和介護支援専門員、田中介護支援専門員、林が同行者として参加いたしました。


「わかやま結婚・子育て応援企業同盟」は、仕事と子育てが両立できる社会の実現に向け、行政と企業が連携し、結婚や子育てについての社会気運の醸成を図ることを基本の方針とした同盟とされ、参加については同盟についての企業内宣言に加え、企業内での法的制度及び環境整備等の参加要件を満たしていることが必要となります。（なお、この同盟は個人の多様な生き方を尊重することを基本としており、結婚・出産を強制するものではないことが前提とされています。）


シンポジウムは、仁坂吉伸和歌山県知事による開会・あいさつの後、わかやま結婚・子育て応援企業同盟の発足式（開会前に同盟発足を記念した写真撮影を実施。）が行われました。
発足式には多くの県内企業団体代表者の方々が出席され、舞台上で同盟参加企業による決意表明が行われました。





次に「企業や地域がめざすべき子育て支援」をテーマに、仁坂知事をコーディネーターに、大学、企業、NPO法人、厚労省、県内の団体代表者によるパネルディスカッション行われ、それぞれの立場から子育て支援においての議論がなされました。
特に子供の貧困の問題については、教育面での影響だけでなく経済的な損失にも繋がっていくことにも触れられ、公助のみならず企業また地域における共助の重要性にも触れられていました。



続いて教育評論家として著名な尾木ママこと尾木直樹氏による「子どもも大人も居心地のよい家庭・地域をめざして」と題しての記念講演の後、シンポジウムは閉会となりました。


わかやま結婚・子育て応援企業同盟には当法人を含む県内127もの企業団体、行政が参加を表明しており、今後の県内における将来像についての関心の高さを伺うことができます。
介護分野においても、この将来像からパネルディスカッション内にもあった共助、互助による地域内での生活支援が重要視されています。
今回、シンポジウムまた、わかやま結婚・子育て応援企業同盟発足式に参加させていただき、地域内における職場の役割やあるべき姿、男女ともに働きやすい職場環境の整備、子供から高齢者各世代のより良い共生についてあらためて考える良い機会となりました。


貴重な場に参加させていただきありがとうございました。



医療法人彌栄会HP

投稿者：やよい苑　事務長・介護福祉士　林