彌栄会オフィシャルブログ

【彌栄会オフィシャルブログ】では、彌栄会の行事やお知らせ、役立つ情報などを随時更新します。

クリニック便り~骨粗鬆症と言われたら(運動編その②)~

2021-03-29 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
今回は骨密度をあげるにはどうしたらいいのか?の運動編第2回目です。

前回は下半身がメインのお話をさせていただきました。

今回は【背中】背筋の強化をテーマにしてお話させていただきます。

背筋を強くすることは加齢に伴う背骨の骨密度の低下を抑制し、骨折を予防することが出来ます。
また姿勢がよくなることで転倒しにくくなります。

猫背や円背、若い人でも増えています。高齢者では頭や身体が前に変移していることで重心が前にあり、前方に不安定になります。
姿勢を整えることはとても大切なことなのです。

それでは背中を鍛える運動を紹介致します。
一つ目は寝て行える運動です。しかしうつ伏せになれない方は無理せず後ほど紹介する方法を行って下さい。





次は座った姿勢で行う方法です。



立った姿勢で行う方法です。





痛みのない範囲で自分にあった運動を選びおこなってみてくださいね。

http://www.yaeikai.com/medical-index.html

投稿者:やよいメディカルクリニック リハビリテーション科 烏川
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クリニック便り~骨粗鬆症と言われたら(運動編その①)~

2021-03-22 07:00:00 | やよいメディカルクリニック
今回は骨密度をあげるにはどうしたらいいのか?の運動編をご紹介させていただきます。

運動がなぜ骨を強くするのか?

骨には負荷がかかると骨を強くするシステムがあります。
ここでいう負荷とは体重がかかることや筋力トレーニングがあてはまります。
負荷が筋肉や骨にかかることで刺激を受けた骨はカルシウムが沈着しやすくなります。また筋肉の収縮によって血流が増えることで骨を作る働きを促進させることができます。

骨を強くする運動を3つ紹介します。
運動の際には転倒やケガに注意し安全におこなってくださいね。







三種類とも特別な道具は必要なく家の中でも簡単に行えます。
日頃の生活の中に習慣として取り入れていただければ幸いです。

http://www.yaeikai.com/medical-index.html


投稿者:やよいメディカルクリニック リハビリテーション科 烏川



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クリニック便り~骨粗鬆症と言われたら(検査編その②)~

2021-03-15 07:00:00 | やよいメディカルクリニック


今回は前回のブログ記事(https://blog.goo.ne.jp/yaeikai-official)に続いて、当院における骨密度測定検査の流れを紹介させていただきます。

① 検査をするにあたって、測定の障害になるボタンやチャック、下着の金具等の金属類がないかを確認させていただきます。また、湿布やカイロを貼っていないかの確認もさせていただきます。
② ①の確認をさせていただいたうえで、検査着への着替えをお願いすることがあります。




③ 寝台に上がっていただいて、仰向けに休んでいただきます。



④ 腰椎を測定する際には、足乗せ台に足を乗せた状態で、
大腿骨を測定する際には、足元をバンドで固定した状態で測定します。
(測定時間は各部位30~40秒ぐらいになります。)





無理な姿勢は必要ないので、リラックスして検査を受けていただけると思います。
骨粗鬆症の予防や骨量減少の早期発見のためにも一度、骨密度測定検査を受けてみてはいかがでしょうか。


http://www.yaeikai.com/medical-index.html


投稿者;やよいメディカルクリニック 診療放射線技師 坂本
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クリニック便り~骨粗鬆症と言われたら(検査編その①)~

2021-03-08 07:00:00 | やよいメディカルクリニック


前回のブログ記事では骨粗鬆症の概要について説明させていただきましたが、今回の記事では当院で使用している最新の骨粗鬆症検査装置についてご紹介させていただきます。

<骨密度測定装置>
米国ホロジック社製「Horizon(ホライズン)」



日本だけでなく世界中で高いシェアを誇る、信頼性の高い装置です。
骨密度測定の分野では世界標準となっており、骨粗鬆症の検査が高精度に行えます。
この装置は、腰椎と大腿骨の骨密度を測定します。
直近の骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン(2015年度版)において、「骨粗鬆症診断には、腰椎と大腿骨近位部の両者を測定することが望ましい。」と記載されており、両部位の測定を行うことがより正確な診断を行うで有用であると推奨されております。
腰椎と大腿骨は骨代謝が盛んな海綿骨の情報を多く含んでいるので、骨量の変化をはっきりとらえることができますし、骨粗鬆症によって骨折が起こりやすい部位でもあります。


以下がこの装置の特徴になります。

特徴①


特徴②


特徴③


特徴④



次回のブログ記事では当院における実際の検査の流れを紹介したいと思います。

http://www.yaeikai.com/medical-index.html

投稿者;やよいメディカルクリニック 診療放射線技師 坂本

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クリニック便り~骨粗鬆症と言われたら~

2021-03-01 07:00:00 | やよいメディカルクリニック


骨粗鬆症とは加齢などの原因により骨の形成と吸収バランスが崩れて“骨がスカスカ”になり、骨がもろくなる病気です。

骨がスカスカになるとわずかな衝撃でも骨折しやすくなったり、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折が起こりやすくなり、背中が曲がったり、姿勢が悪くなります。

その結果、日常生活に大きな支障を来すことにつながっていきます。また女性では、閉経後のホルモンバランスの崩れによって起こる場合もあり、男女比では圧倒的に女性に多く生じます。

骨粗鬆症になっても痛みはないのが普通ですが、油断しているとちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。特に骨折しやすい部位としては、背骨、肩、手首、大腿骨頚部の4か所です。



●骨粗鬆症の検査について
骨粗鬆症は全く初期症状がありません。病気が進行して腰などが痛くなる前に、検査で発見することが重要です。当院の検査では、骨密度(こつみつど:骨の年齢)の測定やレントゲン撮影、治療薬の選択・効果判定については、血液検査による骨粗鬆マーカーの測定を行っています。

●骨粗鬆症と言われたら…
骨粗鬆症の人は、ちょっとしたはずみで骨折しやすくなりますので、日常生活のなかで転ばないように気をつけることが大事です。例えば、家のなかの階段や浴室などの滑りやすい場所や、雨や雪で路面が滑りやすくなっている日の外出などには注意しましょう。また、症状が進行すると、重いものを持ち上げるだけで骨折する場合がありますので、注意が必要です。

●骨粗鬆症の予防と対策
1)適度な運動を心掛けることが大事です。座ってばかりで身体を動かさないでいると、筋力が落ちて骨がもろくなります。適度な運動(散歩など)を日常生活に取り入れることで、骨に適度な刺激を与えましょう。
2)日光浴は紫外線の働きで、皮膚を通じてビタミンDを作り出し、カルシウムの吸収を助けます。積極的に外へ出て、適度に日光を浴びましょう。
3)骨粗鬆症の予防と治療で大切なことは、栄養バランスのとれた食事をすることです。 特にカルシウムを多く含んだ食品を摂取するといいでしょう。
4)骨密度(こつみつど:骨の年齢)を測ってみましょう。骨粗鬆症の検査は、通常のレントゲン写真や専用の測定装置で痛みもなく、簡単に測定することができます。 骨が弱くなるのを食い止めるためにも、ぜひ検査を受けましょう。

●骨粗鬆症の治療
食事・運動・薬が3原則で、当院ではこれを組み合わせて治療にあたります。
当院では整形外科医師の他、理学療法士や管理栄養士、診療放射線技師が在籍し、骨粗鬆症の治療にチームで取り組んでいます。骨粗鬆症の治療に関してそれぞれが担当する分野に関しての情報は次回以降のブログでご紹介させていただきます。

http://www.yaeikai.com/medical-index.html

投稿者:クリニック広報
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