タイムスリップ

父が亡くなり、間も無く4ヶ月になります。
だいぶ気持ちの整理もつき、またひと通りの行事も済みました。
新年の行事は無く、静かな年明けになるでしょう。

お葬式には、父方、母方の実家、親戚には大変お世話になりました。
父方の実家には何かと親交があり、伺っておりました。

母方の実家については、数十年、いや30年以上寄った事がありませんでした。
この機会なので、葬式のご挨拶を兼ね、伺ってみました。
道路からの入り口を忘れてしまうほどでした。
昔の記憶を思い出して、玄関先までたどり着きました。
「こんにちわ、ご無沙汰をしております」名前を名乗り挨拶をしました。
茶の間に座っていた二人。後ろには介護用のベッドが二つ。
おじさまとおばさまです。余りに変わり果てたお姿に一瞬、声がでませんでした。
おじさまはパーキンソン病を患って、口からはヨダレが。
お子さんが介護をされていました。

特におじさまは頭が良く、いろいろなことを教えてもらいました。
私が小学校に入学する前、いち時 暮らしたこともあり、
「あんちゃん あんちゃん」と言って、遊んだ事もありました。



あまり長居をしても悪いと思い、失礼をしました。

その後、2件目の訪問です。