早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

小三治逝く!

2022-03-07 06:42:25 | 落語

写真は東京かわら版。演芸専門誌。

東京かわら版が小三治の追悼号を組んでいた。

小三治、新作から古典までこなせる達者な落語家だった。

そしてなにより(ふら)がある人だった。寄席に上がり、頭を下げて顔を上げてチョット首を捻っただけでうけていた。

ただ歳を重ねて円熟味を増していくタイプではなかったにで言葉は違うが塩梅がいい時に亡くなったと思う。

そういやあ、円丈も死んじゃった。

こちらは全盛期の頃から大雑把だったっが、晩年は乱暴な域に達していて何かにイラついているようだった。

こちらは憤死か!

合掌。


芝浜

2019-06-22 05:05:17 | 落語

せっかく海の近くに泊まっているのだから、朝日を見に。

この風景を見ていたら、三代目桂三木助の芝浜を思い出した。

芝浜のそのあしたから早くおき

三木助がよく色紙などに書いた句。

私の場合は

芝浜のずっと前から早起きです

しさしぶりに落語でも聴きに行きますか。


上野 鈴本演芸場

2016-09-08 05:12:03 | 落語

写真は、上野 鈴本演芸場。

k林の弟子O口が落語が聴きたいい出したので、鈴本演芸場にやってきた。新人のバイトのO田も御相伴に。

この日のプログラム。

トリは、柳亭市馬。ネタは蒟蒻問答でした。柳亭市馬今一番のっている落語家の一人だろう。声が良くその様が何とも粋だ。

落語がはねれば、飯でも食うか。名物黒毛和牛のはみ出しカルビ君の顔ハメに顔をハメる私。

実際のはみ出しカルビ。

タント食べて早く師匠に追いつくんだぞ。

新人のO。

「よく見ると春風亭栄橋に似てるな」

「誰ですか、しゅんぷうていえいきょうて」

「30年ぐらい前に活躍した落語家。笑点の若手大喜利に出てたな」

「現役ですか」

「とっくに引退、パーキンス病を患って落語どころじゃなかった」

「どんな落語家だっんですか」

「達者じゃなかったけど、飄々としてふらがある落語家だったな。そういやそんなところも似てるかも。最後の講演がYouTubeで確か見れるはずだ」

「見てみます」

「僕は誰か芸人に似てません」

「三木のり平」

「..........」

 

 


池袋演芸場

2016-01-16 08:04:23 | 落語

写真は池袋演芸場。お正月らしく門松が飾られている。正月二の席とあって豪華メンバーだった。

昼の部が、柳家喬太郎、古今亭菊之丞、柳亭市馬、柳家花緑、林家正蔵などが名を連ねトリが柳家小三治。

案の定、満席、立ち見。池袋演芸場は小さな寄席、おそらく今日は通路にもパイプ椅子を入れているから、立って観れるのは後ろのわずかなスペースだけ、立見は辛い。普段の池袋演芸場は、こんな豪華メンバーではなく当然客の入りも少なく、以前昼の部に来た時など客が私を含めて7人などという事もあった。

夜の部が、桃月庵白酒、五明樓玉の輔、柳家三三、古今亭志ん輔など、トリが柳家権太樓、昼の部開演が12時30分夜の部終演が21時頃、昼夜入れ替えなしで大人3000円なら満員も宜なるかなと言ったところか。今日のところは諦めますか。それにしても生の小三治を観れるのもそう長くないはず、二の席もあと僅か。

  そうだ、池袋で現調なかったかしら。