**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

泣いてくれるのか・・・

2005年07月01日 | 病棟
・・・・富さんが あの世に早く行きたい と か細い声で言った。
わたしは あの世へ行ったらもう会えない 寂しくて泣くから・・・と応えた。
富さんが タオルケットを被って 泣いてくれるのか・・・と つぶやいた。

そうだよ、富さん、病院のみんながあなたのために泣きます。
泣いてもあなたの骨折は治らない。
けれど きっと みんな泣いてしまうよ。
だから この世にしがみついてください。