第1巻がオムニバスっぽい構成でしたが、第2巻はepisode.1でラブホに入った千夏と新平のその後です。エロい記事が続いているように見えるかもしれませんが気のせいですよきっと!
依子も愛(まなみ)も彼氏と約束している夏休み。実はラブホの一件以来、新平と会えてない千夏。
「恋愛なんてその気になりゃ誰だってできる」と巷では言う。その誰にでもできる代物をできない自分はなんなんだとネガティブ全開の処に現れる、やっとケータイを買えたと駆け寄る新平。
ようやく人並みに恋愛ができると思うたびに邪魔が入り、女子に囲まれ明るく笑う新平を見ては心が折れそうになる千夏。
強制労働で潰れる夏休み、その合間を縫ってようやく対面が叶った時にはノーメイクで汗だく。
お互いに高校デビューで、相手が自分のどこを好きなんだろうと不安になってしまう様も可愛らしい。
自分に価値なんかないという卑屈さを乗り越えて、告白しようと意を決すればおなかが痛くなって保健室で寝込む。ベッド脇に寄り添ってくれる新平の眩しい笑顔、「……好き」と脈絡もなく口をついて出てしまった言葉。通じて、泣いてしまう新平を「かわいい」「大好き」と思う千夏。
ところが自分の前で平気で他の女の子の話をする新平。自分は「めんどくさい」んだと逃げ出してしまう。逃げるなと手をつかみ、強引にキスする新平。千夏のファーストキスの感想は「後頭部が痛い。」(笑)
「めんどくさくていいんだ… オレ先輩と めんどくさいことがしたいんだ」。
確かな気持ちを見つけただけで満足する千夏、「契れ」と詰め寄る友達。
ラブホテルに入ったけど結局できなかったとか、その辺は初々しくて良かった。
しかし! 高校生男子はあの状況で絶対に眠ったりはしない。目の前に女子の裸があったら意地でも一発ヌきます(笑)
お薦め度:★★★☆☆
良かったんだけど、「実は男と付き合ったことありません」と作者が開き直ってしまっているのが今回はマイナス。
最後のラブホのシーンですが、入れる前に間に合わなくて出てしまう(あるいは入れた瞬間にゴムの中に出てしまう)、でも若いのでもう一発できるというのが本当です(笑)
掲載誌的にそういう描写は無理だったのかもしれませんが、「チェリー」にこだわるのならそこまで描いてしまっても良かったような気がします。
性描写が過激なのはベツコミじゃなくて少コミでしたっけ?
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【検索用】チェリーなぼくら 八寿子 2
男:やべっ。出ちゃった。「先輩ゴメン」
女:「謝らないで。もう一回できるよね?」
↓
契る。
コレ描いてくれたら4つ星でした(笑)
…若いのでまた出来てしまう、なんて遠い日のこととなりました(下品ですみません