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朝鮮王室儀軌問題

2010年08月11日 | 歴史・伝統
wikipedia:朝鮮王室儀軌:編集履歴:2008年10月20日

2008年10月20日の編集で取り除かれる前の記述:
日本側の写本は五台山史庫の原本を元に作られた物で1922年に朝鮮総督府を経由して皇室(現宮内庁)に寄贈されたものである。もともと李氏朝鮮王朝は記録を紛失しないように3ヶ所の書庫に原本とその写本2部、合計3部を保存していたとされる。この写本が日本に現存する物であるとされるが韓国では原本を紛失しており既に存在していない。 また明成皇后国葬都監など、日本による併合後に編纂されたと考えられる儀軌も含まれている。
この問題を研究したわけではないので、よく分からないが、写本を作って朝鮮総督府から宮内省に送られたものだとすると、大問題である。

東京新聞8月11日朝刊
(儀軌には)1942年の記録も残されている。
なんかよく分からない話だが、儀礼的には継続していたという事だ。ちなみに現在の宮内庁にある儀軌は81種167冊で、1922年朝鮮総督府寄贈とある。また現存する儀軌は、韓国国会が2月に作成した資料によれば、フランスに338冊、アメリカに29冊、イギリスに9冊、カザフスタンに5冊だそうである(以上、ソースは東京新聞)。フランスについては、略奪の経緯も明らかである。

国会答弁 6月22日
東京大学、京都大学及び独立行政法人国立文化財機構(以下「機構」という。)に確認したところ、東京大学、京都大学及び東京国立博物館が所蔵する朝鮮半島に由来する文化財については、いずれも合法かつ適切に入手されたものとのことである。なお、大韓民国に由来するものについては、財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(昭和四十年条約第二十七号)及び文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(昭和四十年条約第二十九号)により、完全かつ最終的に解決されているものと認識している。

「朝鮮王室儀軌」については、宮内省が大正六年に業者から購入したものと、宮内省が執務資料として大正十一年に朝鮮総督府から移管を受けたものがある。

宮内庁が所蔵する書籍のうち、現時点で朝鮮総督府から移管されたことが確認できているものは九十三部二百七十三冊
執務資料ということは、朝鮮王室(皇室)の儀礼を日本が引き継いだという話と理解できる。王族出身者は大日本帝国では公族として遇された。帝国の合併であるから、まあ当然なのである。

この問題において大事なポイントは、
1)昭和四十年に条約で(文化財を含み)「完全かつ最終的に解決されている」ということ。
2)日本に現存する資料は、購入や併合時代の記録を除き、朝鮮総督府が作成した写本ではないのか?

フランスなどは、「貸与」として儀軌を里帰りさせている。

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