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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

「広義の強制性」

2007年10月01日 | 歴史・伝統
#従来の記述をよく知らないのだが...
##「強制性」という文言は、朝日新聞が持ち出してきた造語なんですかね。

文科省に修正検討指示 「集団自決」削除で官房長官(朝日新聞) - goo ニュース
「沖縄の皆さんの気持ちを何らかの方法で受け止め、修正できるかどうか、関係者の工夫と努力と知恵がありうる」と述べ、「(渡海)文科相にしっかりと検討しなさいと指示した」と語った。渡海文科相も1日、「何ができるのか、何をすべきなのか考えてみたい」と表明した。(中略)文部科学省は06年度の高校の日本史教科書の検定で、沖縄の住民が「集団自決を日本軍に強いられた」などとする表現に修正意見を初めて付け、記述が削除された。
残念だが、悪い予測は確実に当たりそうだ。まさに「集団自決を日本軍に強いられた」ところの「強制性」が問題になっている。いわゆる「従軍慰安婦問題」でも用いられた「広義の強制性」と同じ理屈になるだろう(もう懲りてるから、「公人」は誰も言わないだろうが)。強制に広義も狭義もない。奴隷か、自由か、ならあるかもしれないが、その点は日本では殆ど問題にならない。

追記:国を憂い、われとわが身を甘やかすの記沖縄集団自決と教科書検定に関する政治家発言集
政府が安易な対応をとった場合、諸外国のメディアに日本政府は事実を曲げた検定意見をつけていた、と報じられ、さらに日本の国際イメージは悪くなり、いかに弁明しても政府が認めたじゃないかと言われそうです。河野談話のパターンですね。
「従軍慰安婦問題」であると同時に、「河野談話」にもなるわけだ。

関連:ぼやきくっくり:集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?

それにしても、左翼マスコミの論調がいかにも元気だ。「軍の命令」話が虚偽であった点を踏まえてなお(左翼マスコミの全てがここに同意する)、これだけ盛り上がるのは、不思議を通り越している。

追記:大高未貴の世界見聞録 10月3日さんの取材によれば、
「実際に集まったのは6万人前後。運動を応援したのは自治労と日教組」
「列をなすバスの空撮写真」も象徴的。

【産経抄】10月3日
関係者によると、参加者は最大で4万3000人だそうです。沖縄の警察は、主催者の反発を恐れてか真実を発表できないのです。
4万人ちょっとですか、そうですか。というか、こういう場合は警察発表を公式数字にするものでは? あぁ、発表できないですか、そうですか。

追記:反日議員を落選させる会さんによれば、
沖縄県警は参加者を4万2千人と発表
だそうです。まあ面積と密度で推定するものでしょうから、結局4万人程度なんでしょう。バス動員の人数は、バスの台数でだいたい分りそうなものだが...

それにしても、愕然とした気持ちのままだが、ほんとに「いわゆる従軍慰安婦問題」と酷似した経緯と構図だ。決定的な説得力で捏造が否定された事によって、かえって「運動」「謀略」側が元気づく。そして、自治労と日教組と小沢一郎も鳩山由紀夫も朝日新聞も東京新聞も、みな全く同じなのだ。

またも追記(10月4日):きち@石根さんによれば、
同所で行われた「3月5日、米軍再編に反対沖縄県民大会」の様子です。この時も会場の混雑具合は9.29程度。主催者発表では「3万5千人」となっています。
この時の主催者はまだ正直らしい。でも似たような人たちのはずだけど違うのかな。

またまた追記(11月4日):テレ朝:「新しい歴史教科書つくる会」が文科省に申し入れ
渡海大臣が教科書会社から訂正の要請を受けて、再び検定審議会を開く可能性を示唆したことなどについて、強い不快感を示しました。さらに、「集団自決には旧日本軍の命令などないのが史実だ」と述べたほか、過去最高の11万人が集まった沖縄県の抗議集会についても、「実数は約2万人だ」
これに対してフルタチ氏は、「仮に2万人だとして、何が言いたいんでしょう」とコメント。しかし「過去最高の11万人」との説明は撤回しないし、このまま放置して(もうちょっと言い続けて)、あくまで定着させる気らしい。

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