折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

思ったようには咲かなかったり ~ バラの一番花 ~

2015年05月17日 19時55分37秒 | 立夏

◇ 日曜日の今日は午後から気温が上がって最高気温25度の夏日となりましたが、何しろ吹く風がからっとしていて、5月のこの頃らしくとてもすがすがしい一日でした。

  5月に入ってから何度も雨にたたられ続きの庭のバラ達も、昨日の午後からの好天に恵まれたせいか、生き生きとした鮮やか色で季節を謳歌しているように見えます。

  庭にバラの花が咲いてから今年はもう10年目、その初年度からのつきあいの株のほとんどは健在ですが、花の咲き方にはずいぶん差が見られるようになりました。

  その年によって咲き方に違いがあるのはわかりますが、必ずお好みのバラというものもあって、そんなバラが思い描いたように咲いてくれないのは何となく寂しいものです。

 

                                                   2015年5月17日

□ 昨年末に迎えたこのバラ、庭で初咲きです。

 

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

 

                                                        5月16日

□ 昨日から蕾がほころび始めていました。

 

                                                        5月17日

□ ランブラーですから、ぐいぐいと伸びていくイメージがありました。

今のところ、どちらかと言えば華奢な感じすらします。

ウッドフェンスに誘引する予定ですが、これからどう育っていくかが楽しみです。

 

□ 一番花が雨降りに重なって、何だかかわいそうな感じがしていたバラです。

右側や向こう側には、早くもベーサルシュートが見られます。

 

□  ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

本来のピュアなピンクの中輪に出会えてよかったです。

 

□ 少しわかりにくいかもしれませんが、挿し木苗の2品種挿し(!?)です。

 

  

□ 左側は、ウィズレー 2008  

 

  

□ 右側は、クイーン・オブ・スウェーデン

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

挿し木が活着しやすい品種だと思います。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

この品種も面白いように活着します。

 

  

                                                                       5月16日

□ その二本挿し(!?)も、一日前はこんな様子でした。

 

□ それから、リベンジのバラも咲き始めました。

数年前まで、この壁面を覆っていたピンクのバラです。

 

  

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)

昨年末に大苗を求めた株、鉢植えです。

 

                                                        5月16日

□ たった数輪でも、ホッとして力が抜けた心地がしました。

 

                                                    5月17日

□ こちら花は枯らした親株からの挿し木苗、唯一残っていたものです。

 

□ 3年目にして、ベーサルシュートが多く見られるようになりました。

伸びろ、伸びろ! もう「ジャックと豆の木」状態です。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

チャーミングなピンクの半八重のバラ、向こうに黄色いバラが見えますが…。

 

□ クレマチスのアーチの東側面に誘引している、イエロー系統のバラです。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ アーチの内側に咲く花は、木漏れ日の中で咲くイメージです。

 

□ 以前はこぼれる程の一番花をつけていました。

ここ数年はもう数えるくらいしか咲かなくなっています。

 

□ 前回もご紹介しましたが、挿し木苗の鉢植えの方がよく咲いています。

 

□ 先日お生まれの英国王室の赤ちゃん 'Charlotte' 姫と同じ名前ですね。

 

                                                        5月16日

□ 前日の咲き始めはこんな様子、うちの庭では大切な黄色いバラです。

 

                                                         5月17日

□ アプリコット色したバラが、夕陽に映えていました。

明日の開花となることでしょう。

 

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                                                        5月18日

□ その「明日の開花」の様子を追加しました。

ワイルドな花の姿に対して上品なアプリコット色がマッチしている不思議なバラです。

 

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□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

隣りで咲いている花、くちゃくちゃっとした感じで咲いたりします。

 

□ 大好きなバラがしっとりと咲き上がりました。

 

□  ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

□ 今年の一番花は花数が少なくて、二番花を待つことにします。

 

□ ジュビリー・セレブレーションの向こうには、顎紫陽花「伊予手鞠」

早くも色づき始めているようです ~ もうすぐ紫陽花の季節 ~

※ 向こうのバラは、ピエール・ドゥ・ロンサールです。

 

コメント (4)
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