こんにちは
一昨日はまた大雪が降りましたね!
年始めに降った雪よりも大分水分を含んだ雪で、私は残念ながら牧場の駐車場まで辿り付けませんでした・・・
そして今日は霧がスゴイ!
お隣の山
が真っ白で何も見えません…。
さて、この間出荷について書いたまま間があいてしまってもうしわけありません。
本日は、その続き。いよいよトラック
に乗せます
朝のうちに、鼻環まで付け終わり、大人しくさせておいた牛はお昼前にはトラックに乗ります。
11時頃から始めるとの話を聞き、遅刻しないようにスタンバイする私。
さすがに、ここからは人手を増やして今度は3人。
場長と西野さん、森本さんで出荷作業を行います。
場長がトラックをオープン!
これは、市場から子牛を乗せて帰ってくるのと同じトラックです。
1頭1頭柵から連れ出してまずは体を
キレイ
にします。
そこで登場するのがノコギリ
これで牛の体中にこびりついた泥を丁寧に落としていきます
O-157予防の為に、牛はしっかりキレイにしておかなければなりません。
牧場で泥を落とし、食肉センターに運ばれて体を洗われます。
センターでの作業がやり易いように、牧場でも牛はキレイにしておかなければならないのです。
しかしこれ…何とも痛そうな
いえ、牛にもちろん傷など付けません!!
でも毛が…!!毛が抜けてますよ!!
めちゃくちゃ梳かしづらい櫛で髪を梳かすと抜けますよね。
あんな感じなのでしょうか。
泥もしっかり落ちますが、毛もはらりはらりと落ちていきます。
でも牛は全然気にしてませんねぇ。
枠から連れ出そうとした時は暴れても、泥を落とされている間は大人しくなっています。
なんでしょう。痒い所に手が届いて良い感じくらいのものなのでしょうか。
そして、全ての泥が落ちたらいざ!トラックへ!!
でもこれがなかなかのらない。
場長が上から引っ張り上げ、西野さんと森本さんで押し上げる!
突っ張って踏ん張る牛を何とか3人の力で乗せていきます。
この時にトラックのタラップにもうまく乗らない牛や、横から落ちそうになってしまう牛なんかもいます。
何とか全頭乗せてここまでで大体1時間ほどでした。
本当はこの作業を30分位で終わらせるのが理想なのだそうです。
牛の調子に左右される作業。
今回の牛たちは繊細なものが多かったようです。
以上!
出荷の様子をお伝えしました。