Will日記

短い人生、もっと色々感じて生きていきたい・・

絵本の丘で親子共々成長しました

2006年01月16日 | 思い出・わたくしごと
私の会社には、絵本作家「いわむらかずお」さんの
「14ひき」シリーズのカレンダーが掛かっています。

サラリーマン時代、茨城県に住んでいた私は、隣県の栃木県馬頭町という所にある、
『いわむらかずお絵本の丘美術館』に家族でよく訪れていました。

この美術館の素晴らしさは、いわむらかずおさんの作品は勿論のこと
美術館の周りに広がる里山と、そこで行われる季節ごとの農場イベントにあります。
春の『種まき』に始まり、『田植え』、『草取り』、『野菜の収穫』、
『稲刈り』、『餅つき』、『落葉さらい』等々・・
以前はごくあたり前のことだったのに、今ではなかなか触れることの出来ない
人と自然の営みを体験することが出来ます。

イベントでは、いわむらかずおさんやその家族の方も
参加者と一緒に、汗だく、泥だらけになって作業され
作業の合間に、いわむらかずおさんや農場主の佐藤さんから
田んぼや畑に暮らす生き物のお話を伺う事もできます。

『14ひきのかぼちゃ』をはじめ、この農場がモデルになった作品は数多くあり、
周囲を散策すると「ここは、あの作品のあの場所だ!」という所があちこちにあります。

次女は、いわむらかずおさんと出会って以来
「私は、作家になる!」と言って、部屋にこもってはなにやら書き綴っています。

テニスに熱中してあまり遊んであげなかった罪滅ぼしという訳ではありませんが
長女が小学校2年生のゴールデンウィークに初めて訪れて依頼、
5年間ここでいろいろな思い出を作りました。
そして、子供達はもちろん、私も様々な意味で育てて頂きました。

いわむらかずおさん、ご家族の皆さん、
農場主の佐藤さん、ありがとうございました。