穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

あれから13年

2024年03月11日 10時42分56秒 | その他

 東北大震災から今日で13年、2万2千人以上が犠牲になり今なお2万9千人が避難生活を余儀なくされています。大津波の破壊力は凄まじいもので、住宅を飲み込んでいく様子をテレビを見て驚いた記憶があります。あれから13年、防潮堤や道路・住宅などハード面ではほぼ終わりました。長大で高い防潮堤は安全確保という点では重要ですが、住民の中にはそびえ立つ防潮堤に違和感(海が見えないことへの不安)を感じている人もいます。今問題になっているのは、ソフト面です。いわゆる孤立死が300人以上出ているそうです。以前のような付き合いやコミュニティが不十分なことで、誰とも顔を合わせず話もしない状況が出てきています。これからは、そういった面に力を入れていく必要があり、少しでも孤立死を減らすことが肝要です。震災当日、この地方でも静かにしていた人は、揺れを感じたはずですが、私は自転車に乗っていたため、揺れは全く感じませんでした。また、バイト先の同僚に話を聞いたら、当日北海道へ出張で行っていて羽田空港に飛行機が着陸するのに大分待たされたそうです。また、豊橋に帰ろうとしても新幹線等の交通機関がストップしていて、一夜を空港で過ごしたそうです。それにつけてもこの地方は不気味なくらい、被害を出す地震は起こっていません。どうなっているのか、いつかは起こるだろうと思いますが・・・。

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