さて、今日の「作ろう」シリーズ三部作、完結編は、「チキンチャウダー」です!
もう、お察しが付きましたでしょうか。そう、前回迄に作って来た「チキングラタン」は、昨晩の夕食で摂りましたが、量が多く、食べ切れるものでは有りません。なので、今朝、3月8日(木)の朝は、台所に、昨晩から食べ残して放置された、グラタンベースの鍋が残っていた訳なのです。
昨日のグラタンベース製作時に、牛乳を入れたかったのだから、今回、入れちゃえっ!
と言う事で、鍋を半分食してあった所に、牛乳を約500ml投入、火を掛けました。すると?
なんと、今まで食べて来たチャウダーの中で、最もクリーミーで、コクの有る仕上がりでは無いですか!
しかも、パスタが入っていて、スープスパゲティに成っています。(長さが短いけど。)
最高にウマい、朝食に成りました。
考えてみると、バターと牛乳の代わりに、マーガリンと植物性低脂肪ホイップを使いましたよね。やはり、「補助」的役割は担えるかも知れませんが、完全な「代役」は無理の様です。今回、牛乳が加わって、初めてクリーミーで、まろやかなコクと風味が出て来ました。しかも、とても濃厚に。この、急に「濃厚」に感じたのは、マーガリンと、植物性低脂肪ホイップの下地が有ったからだ、とは思いますが。
確かにマーガリン、植物性ホイップは、バター、生クリーム、牛乳類とは、「似て非なる物」なのでしょう。しかし、全く相性が合わない訳でも無いのですから、ここで今回の料理製作で学んだ事。それは、コクと風味、まろやかさと、柔らかさ(クリーミーさ)の点から、乳製品は、始めから「本物」を使用すべき、と言う事ですね。また、マーガリン、植物性ホイップは、あくまでも本物の乳製品がどうしても不足した際に、補助的に少量使用する程度に留める事、です。
一方、鶏肉(チキン)と、干し椎茸(マッシュルーム)と(更に昆布)の相性はバッチリ!確かに、水の量を少なくして、これらから出る「出汁(だし)」は濃厚に成る様、仕込んではおりました。しかし、僕ら日本人にとって、これら動物性アミノ酸と、植物性アミノ酸の相乗効果によって醸し出される、この出汁の味は、(以前の記事でも使用した言い回しですが)日本人として先祖から脈々と受け継いで来た、我々の「血」が、「DNA」が喜ぶ味。洋食風にチャウダーとして仕上げましたが、脳髄から喜びが溢れ出す程の、本当に最高に美味しい、チキンチャウダーでした。(ここまで来て、初めてブログに掲載する気に成りました。)
すごく濃厚でトロ~リした、チキンチャウダー(スープスパ)でしたよ。ウッマ~い!朝から大満足?