CHIAKIの独り言

気の向くままの「独り言」

学校給食

2013-05-13 | 想い出(学びの時代)

 終戦後、何時頃かは覚えていないが、学校で昼の給食が始まりました・・・

 戦争末期から終戦後かなりの期間は食糧難で、米のご飯はほとんど口にすることが無く、サツマイモやカボチャの蔓まで入った麦雑炊か代用食のすいとん(水団)が主だったから、給食が始まるまで弁当は何を食べていたのだろう!?・・・チョット想い出せません!

 始まった給食と言っても、開墾した畑から掘り出してきたサツマイモを蒸かしたものと脱脂粉乳(アメリカからの援助物資)をお湯で溶いたものだったのです・・・
 脱脂粉乳をお湯で溶いた物は不味く、一口飲んで残りを窓から捨てていたことを想い出します・・・
その栄養を代わりに吸ったであろう校庭の桜の木も、数年前の廃校とともに無くなり今ではその姿を見ることが出来なくなっております。
 遥か昔の想い出になりましたが、口に慣れない給食だったから想い出したのでしょう・・・

 ただ、脱脂粉乳の粉は美味しかった!
脱脂粉乳の粉は、木の樽に入って、学校の調理場の倉庫に置いてあり、食器返還の時などに、調理のおばさんに交渉し舐めさせてもらったことを想い出します・・・

 その頃のことを想うと、今の食事は全く贅沢すぎる・・・
だからメタボになって栄養指導を受けるようなことになったのだろう!?  反省!



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1 コメント

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脱脂粉乳 (ゆー)
2013-05-20 21:55:20
私は小学校1,2年生の時に給食に脱脂粉乳のミルクがでていました。
嫌いな人が多かったけど、私は普通に飲めました。
でも、3年生に上がるとテトラパックの牛乳に変わりました。
脱脂粉乳も最期の頃だったからそう大してまずくはなかったのかもしれません。
脱脂粉乳って脂肪分ゼロの粉乳ですよね。それでも敗戦後の日本の子どもたちにとってありがたいものだったのでしょうね。

私は贅沢かもしれないけど、脂肪分がたんまり入っている牛乳や生クリームを使ってお菓子を作っています。
その方がやっぱり美味しい!

コストを下げるために変な添加物を使ったものは、身体に安心とは言えない気がして・・・。

そうそう、パンを焼くのに脱脂粉乳を使っていますので、数十年ぶりにお湯で溶いて飲んでみます。それから、ちょっと舐めてみようかと。
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