Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

It's time to go.

2006-10-29 21:00:05 | Daily Life
夫のアメリカ出発日が来月の初めに決まりました。
私は諸々の事情で少し日本に残る予定ですが、今住んでいる社宅は夫の引っ越し時に引き払います。
先週、引っ越し屋さんが見積もりに来て、荷詰め用のダンボール、ガムテープなどを置いていったので、少しずつ引っ越し準備を進めています。

去年の11月1日、アメリカから日本に戻ってきたときから、再度のアメリカ赴任の可能性大だったので、前回の引っ越し時に引っ越し業者の倉庫に預けた荷物などはダンボールに入れたまま、また倉庫に戻せるようにしていました。
・洋服や最低限の食器、日用品以外は、出さずに生活していたので、詰め直す荷物もそれほど多くない。
・再度の引っ越しを見越して、新しく日本で物を買って増やさないようにしていた。
・海外引っ越しは二回目なので、持って行った方が良い物、不要な物など分かっていて判断が付きやすい
…と、以前の海外引っ越しほど大変ではないのですが、やっぱり面倒くさい。
衣装ケースに入りっぱなしに洋服の振り分けや、余った食材、調味料とか、使いかけの洗剤など、整理しなくちゃいけないものがいっぱい。
引っ越しまでほんの少ししか時間がないので、毎日頑張らないと~。

今の社宅はわりと綺麗で、5Fで日当たりもよく景色も良く、目の前にスーパーがあったりと、とっても便利で気に入っていました。
なのにわずか1年で引っ越すなんて寂しいなぁ。
引っ越しの片づけをしながら、ここで過ごした短い時間をしみじみと思い返してしまいます。日本での楽で快適な日々ももうすぐ終わり。
また夫としばらく離ればなれで、一緒に暮らせるときは、異国の地。
私たちがのんびり安住できる地を見つけるのはいつの日か。
…って、大げさかもしれないけど、この落ち着かない人生を愚痴ってみたくなったりして。

でも、考えようによっては、アメリカで二度も暮らせるなんてそうないし。
英語もさらに上達できるチャンスだし。
以前の懐かしい友人たちにも再会できるし。
日本にいたら会えないような人たちとの出会いもあって、日本にいるときより人間的に成長できるチャンス。
…と、良い方向に考えて、楽しみます。
まぁ、ゲンキンな性格で、何事も元を取らないと!というケチなヤツなので、アメリカに行ったら、楽しみまくるかもしれませんが。

でもでも、まだ今のところ、アメリカに行けるか分からないのですが。
アメリカに行けず、夫と別居して生活したとしても、まぁ良いこともなくはないので。
以前読んだ本みたいに、人生に起こるすべてのことには無駄がないと思って-

どんどん怠惰になっていく私

2006-10-24 14:22:16 | Daily Life
夫は来月一人で先にアメリカに行くことになり、引っ越し準備を始めました。
…と言っても、近いうちまたアメリカ転勤の可能性を見越して、去年の11月に日本に帰国してから、すぐ必要でない物が入ったダンボールなどは未開封でした。
だから、引っ越しも普通の家よりは楽だとは思うんだけどね。あとは必要な物を買いに行ったり、、、
ほぼ一年間、「アメリカにまた行くかも?」という可能性に縛られ、怯え?、不自由な暮らしをしてきました。だから、行くことに決まって、一件落着と言えば、そうなのですが、とっても複雑な気分。
また人生がリセットされるっていうか。。知っている土地だとはいうものの、家探しや車探し、生活のセットアップはまた全部やらないといけないので、しばらくは大変。そして、環境も逆戻り。
うちの場合、今回のアメリカ転勤後はおそらくもうないと思うので、まだいいけれど、世の中の転勤族の人たちは、こんなふうに積み上げた物が壊されて、また積み上げる。。。毎回こんな無気力感を味わっているのかと思うと、気の毒に思います。
まぁ、数年で新しい環境になるというのは刺激的で楽しい面もあるんだけど、最近年を取ったのか、そういうのが面倒だな~と思う今日この頃。

なんだか年々、怠惰になってる気がします。
以前はよく周りの人にまめ、几帳面、きれい好きなどと言われたものですが、最近は。。。
メールの返信すら面倒で、家の掃除も適当。料理も仕方なくやってる感じ。
自分のやりたいこと以外には興味もわかず、ひたすら後回しにしたくて。相変わらずお出かけは好きだけど、家のことは興味なし。時間があっても、家の片づけなんて全然しないで、最低限の掃除だけ。
こんな自分に自己嫌悪を感じますが、どうしてもやる気にはなれなくて。ダメ主婦だな~と自分でしみじみと思います。
以前は働いていたから、自分の家事に向かない性格が目に付かなかっただけ??
今はアメリカ行きなどもあるので、しばらくは働けないけど、数年後落ち着いたらまた働き始めたいと思います。
家にいてだらだらするのは嫌じゃないけど、生産性のない時間を過ごしてしまうので、私みたいなひとは働いてる方がいいんだろうな~って。

…とだらだら書いてないで、引っ越し整理でも始めます

パンパシフィックホテル横浜のブッフェ

2006-10-17 11:51:44 | Daily Life
先週当たりから急にアクセスが増えました。どこに紹介した訳でもないのに、なんでだろ?
新しい読者の方がいたら、コメントもらえるとうれしいです。



昨日は、アメリカの時の友達が一時帰国していて、パンパシフィックホテル横浜のランチブッフェに行ってきました。
彼女たちと会うときはいつもアメリカのあののーんびりした広々した中だったので、日本であっていることがすごく不思議でした。

彼女たちはそれぞれ自分をしっかり持っていて、周りに流されないところが、とても付き合いやすかった。
私は、女の子女の子した「いつでも何をするにも一緒」みたいな密なお付き合いが苦手なので、普段はそれぞれの生活を楽しんで、会いたいときに会って、情報交換したり、とりとめもないおしゃべりが出来る関係はすごく居心地が良かったのです。
久しぶりにアメリカの時の想い出話をして盛り上がり、あの街が懐かしくなると同時に、遠く離れてしまったような気持ちになりました。

また夫の仕事で同じ街に行くかも知れないけれど、一人は既に日本に完全帰国し働き始める予定なので、もうあの街で3人でのんびりお茶して話すことはないでしょう。
次にあの街に行っても、また新しい世界。当たり前のことだけど、懐古的な私は「もう戻らないんだな~」としみじみ思ってしまいました。
もちろん、また新しい出会いもあるでしょうけどね。

日本に帰ってきて、
京王プラザホテル、ホテルオークラ、新宿センチュリーハイアット、横浜インターコンチネンタル、といろんなランチブッフェに行きました。
どこも特色があって良かったけど、今回のパンパシも良かった。
北海道フェアをやっていて、ソテーしたアスパラのおいしいこと!ポトフのトマトの甘いこと!素材のおいしさを味わいました。日本の食材はやっぱりおいしいな~。
あとは広い窓から外の風景が見え、ロケーションもいい。

以前だったら、みなとみらい地区に行くには、桜木町から歩きだったのですが、いつの間にか横浜からみなとみらい線なるものが出来ていて、みなとみらい駅で降りると、クイーンズスクエアに直結。とっても便利になっていました。
帰国後初めて、みなとみらい周辺に行ったけど、新しいだけあって綺麗で洗練されていて広々してるし、横浜の海の風を感じて、すごく雰囲気が良かった。
暇な今のうちに、今度、一人でのんびり出掛けてみようかな。

一難去ってまた一難

2006-10-13 15:20:19 | Daily Life
朝起きたら、アメリカ人の友達から「hey!キミは10月にこっちに来るって行ってたけど、もう着いたかな?連絡待ってるよ」とメールが届いていた。
以前、渡米日程が10月2日、と一旦決まったとき、知らせたのだけど、そのままになっていて。その後、何度もメールしようと思ったのだけど、「はっきりした日時が決まるまで」と思い、そのままにしていたのです。ごめんね。Jくん。
さて、そんなふうに言ってくれる友達に、一刻も早くこの状況を伝えなくてはいけないのに、なかなか返事を出すことができないでいる。

実はまたその後、いろいろあって、私だけアメリカに行けないかもしれなくなりました。
夫は仕事があるから、年内には行くことになると思うけれど、私はいろいろあって、しばらくは日本にいなければならない可能性が出てきたので。

最近はアメリカに行く気分満々で、すごく楽しみにしていた。いろんな友達と再会して、また英語を勉強し直して、新しくできたお店を巡ったり、友達とランチしたり。新たなチャレンジもするつもりで、希望に燃えていた

けれども、神さまは意地悪だ。そう簡単に思うとおりには進ませてくれない。アメリカに行くか行かないか、真剣に考えて自分で選択する必要が出てきた。
いろいろ考えると、しばらくは日本に残った方がいいのだと思う。それが正しい判断なのだと理性では思える。
でも。
感情の面は簡単に折り合いがつくものではなく。

改めて、思う。自分の夢を追うために外国で暮らせる、というのは、すごくラッキーなんだって。
いろんな条件がうまく揃わなければ、難しいこと。
二年弱アメリカで楽しく暮らせた私は、幸せだったんだな、って。
もちろん、異国で暮らすにはストレスもあるし、辛いこともたくさんあるけど、自分で望んで異国にいられるのは、とってもラッキーなことだと思う。
…というか、外国暮らしとか関係なく「自分の望んだ人生を、思うままに生きられる」ことが幸せなんだ。そんな当たり前とも思えることを、しみじみ感じる今日この頃。

どうにかこの場面を乗り越えていかなくちゃ。世の中にはもっと苦労している人だっているんだから。
ヘタレな私は、もっと強くなって、大人になっていかないと。

終わりなき旅?

2006-10-11 17:59:16 | Daily Life
今日は久々に友達とランチしてきました。
彼女は某メーカーで働いていたときの友達。入社当時にテニス部で知り合って以来なのでもう15年来の友人。そう考えるとすっごく長い付き合い。
独身だった頃は一緒に泊まりに行ったり、会社帰りにご飯食べに行ったり、私が退職してアメリカに行っていた時も、帰国時には必ず会ってました。
長い付き合いなので、自分を出せて楽に付き合える人。

あることで、悩んでいたのだけど、彼女に話してなんだか楽になりました。話してる時ちょっと涙目になってしまったけど。
一人だと暗く考えて、どんどん落ち込んでいくだけだけど、彼女の意見で「そういう考え方もあるんだ」って救われました。
悩んでどうにかなることなら、悩む価値があるけれど、私の悩みは悩んでもどうしようもないこと。なんの解決法もないので、あとは見守り続けるのみ。少し割り切って考えようと思います。
2006年の終わりから2007年にかけて、考えなくちゃいけない出来事が起きすぎてます。そういう時期なのかな。
…ってことで、そんなときは、私の人生の応援歌、ミスチルの「終わりなき旅」を聞いて元気をもらおう。

彼女もあることですごく悩んでいて。。。とても辛い時期にいます。
私には話を聞くことしか出来ないけれど、、、彼女の悩みが少しでも軽くなればいいな。
30年以上も生きていると、信じたくないような辛く悲しいことがあって、、でもそれは現実に起きてることで、嫌でも直視して、どうにか対処していかなくちゃいけない。
生きてると、楽しいこともたくさんあるけど、それ以上に辛いことが襲いかかる。
以前読んだ本みたいに「どんな苦難も自分の魂を向上させるための修行」なんて思えない日もあるよね。

…なんて、マジメに語ってしまった。本当に人生は「終わりなき旅」ですね。

塾講師の仕事

2006-10-06 15:08:22 | Daily Life
アメリカ行きが決定になったので、昨日が塾講師のアルバイト最後の日、でした。
最後のクラスだったので、生徒たちに挨拶。
言いたいことはたくさんあったけれど、いざみんなの前で伝えるとなると緊張します。
人前で話すのが苦手な私が、「塾講師」という人前に立つことの最たるような仕事に就き、覚束ないながらも少しは慣れてきたかな…というところで。やっぱり「心に残るような挨拶」を出来るほど、レベルはあがってませんでした

私が言いたかったのは。
学校だけがすべてじゃないってこと。
学生時代には、家と学校の往復で、家族と学校のクラスメイトと、それだけが世界のすべてみたいに感じて、少しでも学校で何か起きると、世界が終わったかのような気がしてしまう。
学校で嫌われる=自分の存在価値がない
みたいな。
事実、私も働いていたとき、同じように感じていました。家庭と仕事だけの日々。一日の大半を占める職場で、仕事がうまくいかなかったり、人間関係が崩れたりして、「私ってなんのために生きてるんだろう?どこへ向かっているんだろう?」とか悩んだりして。
でも、アメリカに行って、世界が変わりました。
世界には日本以外のたくさんの国があって、違う言葉を話して、あらゆる国の人のあらゆる価値観があって、私が住んでいた世界はなんて狭かったんだろう

だから、今、学校でいじめに遭ったり、勉強が出来なくて劣等感に悩んでる子供たちには、世界が広いことを知ってほしいな、と思います。
学校がつまらなくても、数年すれば卒業して、また新しい世界が待っている。どうしても我慢できないなら、引っ越したりすることで、環境を変えることができる。

それともう一つ。
これもやっぱり、自分が中学の時に思っていたことなのですが。
今は勉強する意味が分からないかも知れないけど、英語でもなんでも勉強しておけばいつかきっと役に立つ日がくるってこと。
中学時代、英語は得意科目ではあったけど、「これ勉強しても、周りにアメリカ人の知り合いはいないし、使う機会なんてないじゃん」なんてちょっとだけバカにしていました。
臆病者だったので、留学なんてとんでもない海外に住みたいなんて爪の先ほども思ったこともなかったし、その頃の私には英語の必要性はまったく感じられなかった。
それが何の因果か、夫と結婚しアメリカに住むことになり。
しみじみと中学英語の重要さを思い知りました。中学で学ぶ基礎の文法はすごく大切。
これからはもっともっと国際社会になっていくだろうし、英語を使う機会も増えるはず。英語が出来て損はない。何年か後、私の言ったことを思い出してもらえたらうれしいな。


この塾講師の仕事は、私にとっても、視野を広げるいい経験になりました。
人前に立つことは嫌いだったけれど、教えることはすごく楽しかった
生徒たちが理解して、少しずつ出来るようになっていく姿を見るのは、とても充実感があって。
大企業で働いていたときと違って、目に見えて成果が分かるのもいいし、誰かの役に立っていることを実感できる仕事です。
意外と自分は、教える仕事に適性があるのかな、なんて思ったりして。ま、頼りない部分もたくさんあって、時々自己嫌悪に襲われたりもしたけれど。

なんて、いろいろ考えてみると。
塾の英語講師になれたのも、アメリカで英語を勉強したから。
アメリカ行きによって、正社員の職は失い、収入は減ってしまったけど、こうして違った分野の仕事を経験し、自分の新しい一面を発見することができた。
一見、失ったように見え、無駄に思えたことも、将来にリンクしていき、何かの身になるものだな、、、なんて思いました。

それでも、これからも、時々は後悔したり、愚痴ったりするのでしょうが
再度のアメリカ行きも、きっと何か意味があるのでしょう。私の人生に課せられた課題を全うすべく頑張ります。

映画「ブロークバックマウンテン」

2006-10-03 18:05:01 | Review
「日本にいるうちに、日本語にどっぷり浸かっておこう!」ってことで、日本語の本や、レンタルで映画を見ています。

上映中に見たかったんだけど、気付いたら上映期間が終わってて見られなかった
ブロークバックマウンテン
をレンタルDVDが出てすぐ、借りてきました。
あらすじなどはこちら
大まかにひとまとめにすれば、ゲイの映画なのですが、もっと広い意味での禁じられた愛の物語でした。涙は出なかったけど、終わった後考えさせられる物がありました。
とにかくアメリカの大自然が美しい~その映像だけでも見る価値ありです。あとは台詞も音楽も控えめで主人公二人の物語が淡々と続く。その分、心に深く沁みてくる。

以前アメリカ中西部に住んでいたのですが、そこではゲイに対する反感がすごかったのです。キリスト教が盛んな地域で、ゲイ=異端、とされ、「結婚は男性(アダム)と女性(イブ)でするもの」で、同性同士の恋愛は神の教えに背くことだったのです。
日本でも、ゲイは決してメジャーな存在ではないかもしれないけど、オカマバーなども今は普通にあって、おばさんが観光で訪れるほどだし、テレビなんかでも普通にタレントがゲイorレズであることをカミングアウトしていて、「異端」とか毛嫌いされるほどではないと思います。(ひとによってはいろいろ意見もあるだろうけど)
私の中でアメリカは日本より進歩的ってイメージがあったので、20代のアメリカ人の友人たちがゲイに思いっきり拒否反応を示すことに驚きました。
クリスチャンの大学生の友人は、はっきりと「ぼくは同性愛を認めることはできない」と言っていました。
私からしたら、「他人が誰を好きになろうと、個人の自由じゃない?それをとやかく言う権利はないのでは?」と思うのですが、アメリカ人にとっては、宗教上の価値観で許すことはできないのです。

…と話がそれましたが、この映画の舞台は1960年代。40年前のアメリカの片田舎。今よりもっと同性愛の人は異端とされたことでしょう。映画の中でも、同性愛が見つかった男性が町の人にリンチされて殺されるシーンが出てきます。
だから、同性を愛してしまった二人の心の葛藤は現代の私たちには想像できないほどのものだったでしょう。
それでも、好きな気持ちを抑えられない。隠しつつ、心に秘めつつ、ずっと愛をはぐくんだ二人が、切なくて泣けました。
この時代には、どうやっても成立しない決して結ばれることのない、禁じられた恋なんですよね。。

でも、好きになってはいけない人を好きになってしまうことってあると思うんです。モラルとか常識とかすべて超えて。もちろん、周りに迷惑を掛けるなら、行動を慎まなくてはいけないとは思うけれど、ひとを好きになる気持ちは抑えられないと思う。
「恋」ってそういうものだと思います。だから、ある意味とても怖いものじゃないかと。
そこまで愛せる相手に人生で出会えたことは、幸せとも言えるかも知れないけれど、ずっと心にしまったまま、その後の人生を生きていくのは辛いだろうなぁ。

主演のヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールはまだ20代なのに、おじさんになったときの演技がすごくうまくて、もう40歳くらいなのかと思ってしまいました。
ジェイクはどこか女性っぽく、ゲイっぽい雰囲気が出ていて、これは演技なのか、元々なのか???