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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句416・数詞効果25・有吉桜雲1・2019-01-31(木)

2019-01-31 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句416・数詞効果25・有吉桜雲1・2019-01-31(木)
○「三羽てふ不思議な数の寒鴉」(「狩」)(有吉桜雲1)
○季語(寒鴉・晩冬)(「俳句201705」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「三羽」が不思議な数であるというのは作者なりの断定である。一羽は常の景、二羽は訝しく、三羽は不思議。俳句はともかく言い切ってしまうことである。

 

●有吉桜雲(ありよしおううん)
○好きな一句「これ以上小さく咲けぬ冬菫」(「狩」)2
○季語(冬菫・晩冬)(引用同上)

【Profile】:1932年生まれ。「」同人。俳人協会所属。句集に『鳥の巣』(1986)・『巣立』(1991)・『有吉桜雲集』(1998)がある。

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