俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句352・比喩(直喩)=やうな14・松村多美1・2017-10-8(日)
○「加賀晩秋ひらがな書きのやうな雨」(松村多美1)
○季語(晩秋)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:直喩の「やうな・ような」第14弾。北陸加賀はもう晩秋の色。ひらがな書きのような、しづかでやわらかい雨が降ります。今日は二十四節気の「寒露」。季節は晩秋に移ります。
●松村多美(まつむらたみ)
○好きな一句「爽やかや眼つむりて知る風の色」2
○季語(爽やか・三秋)(「俳句αあるふぁ2015年8-9月号」より引用)
【Profile】:1935年東京都出身。東京教育大学文学部国文学科卒。25歳から句作を始める。→大野林火・→野澤節子に師事。1993年、俳誌「四葩」創刊主宰。俳人協会評議員・日本文藝家協会・日本ペンクラブ会員。