俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句351・視覚16・柴田綾子1・2017-10-2(月)
○「月を見てみな独りなる畳かな」(『三光鳥』2006)(柴田綾子1)
○季語(月・三秋)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:畳の部屋には数名いるのだろう。それぞれが独りの眼差しで、独りの月を見ているのだ。
●柴田綾子(しばたあやこ)
○好きな一句「もの書いてもの食ふ机去年今年」(『三光鳥』2006)2
○季語(去年今年・新年)
【Profile】:1931年、岩手県盛岡市出身。1954年、京都平安女学院短大幼児教育専攻修了後、仁王幼稚園を皮切りに、市立太田幼稚園、同米内幼稚園などで幼稚園教諭、園長を務めた。中学校国語科教諭で「夏草」に学んでいた夫柴田冬影子の勧めで55歳から俳句を始め、1985年に「樹氷」「夏草」に入会、1988年に樹氷賞受賞、1990年に→黒田杏子に師事、「藍生(あおい)」に入会。俳人協会会員。