俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句354・暗色3・奈良鹿郎1・2017-10-25(水)

2017-10-25 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句354・暗色3・奈良鹿郎1・2017-10-25(水)
○「薄暗き厨房秋の水こだま」(奈良鹿郎1)
季語(秋・三秋)(→「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:注ぐ光の乏しい厨房ですが、水回りの音はとぎれることがありません。日々の生活の水こだまです。

 

奈良鹿郎(ならしかろう)(1889~1960)
○好きな一句「おのづから心したがふ袷かな」2
季語(袷アワセ・初夏)(引用同上)

【Profile】:神奈川県出身。門司において→吉岡禅寺洞を知り俳句を志す。後、→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人。

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