●色彩俳句354・暗色3・奈良鹿郎1・2017-10-25(水)○「薄暗き厨房秋の水こだま」(奈良鹿郎1)○季語(秋・三秋)(→「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:注ぐ光の乏しい厨房ですが、水回りの音はとぎれることがありません。日々の生活の水こだまです。
●奈良鹿郎(ならしかろう)(1889~1960)○好きな一句「おのづから心したがふ袷かな」2○季語(袷アワセ・初夏)(引用同上)
【Profile】:神奈川県出身。門司において→吉岡禅寺洞を知り俳句を志す。後、→高浜虚子に師事。「ホトトギス」同人。
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