俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句346・長時間(時間)1・中塚響也1・2017-8-27(日)

2017-08-27 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句346・長時間(時間)1・中塚響也1・2017-8-27(日)
○「雨の花野来しが母屋に長居せり」(「日本」191011)(中塚響也1)
季語(花野・秋)(「俳句200011」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:せっかくの秋の花の咲き乱れる花野を訪ねてきたのですが、あいにくの雨で花野の横の建物の中に長居してしまいました。素敵な俳句ですが、あいにくこの作者の句はこの一句しか見つかりませんでした。

 

中塚響也(なかつかきょうや)(1888~1945)
○好きな一句「同上

【Profile】:俳人、→中塚一碧楼の妹、清と結婚。→河東碧梧桐に師事、「乱礁会」「水曜会」を結成。義兄一碧楼の「自選俳句」に参加。一時「海紅」に参加したが大正期には俳壇を離れた。1935年定型俳誌「」を発刊したが1940年廃刊。

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