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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句344・曲る(空間)2・土肥幸弘1・2017-8-19(土)

2017-08-19 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句344・曲る(空間)2・土肥幸弘1・2017-8-19(土)
○「自然薯の思案のさまに曲りたる」(土肥幸弘1)
季語(自然薯・秋)(→「575筆まか勢」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:自然薯(じねんじょ)を折らずに掘り出すのは骨が折れる作業だ。固い石を避けたりしながら地下に伸びる自然薯。「思案のさまに」曲りくねった自然薯をそのまま掘り出すことのできた満足感がある。

 

土肥幸弘(どひよしひろ)
○好きな一句「敗戦忌叩けばラジオ鳴り出しぬ」2
季語(敗戦忌・秋)(「俳句200011」より引用)

【Profile】:1929年、兵庫県出身。中学時代から父・土肥共峰と共に句会に出席。→西東三鬼の指導を受けるが中断。1967年俳句再開、「水鳥」入会。1994年「水鳥」主宰。1995年「玄鳥」創刊主宰。「玄鳥」顧問。兵庫県俳句協会常任理事。現代俳句協会会員。

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