俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句341・異界(超次元)2・飯野幸雄1・2017-07-25(火)

2017-07-25 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句341・異界(超次元)2・飯野幸雄1・2017-07-25(火)
○「異界の火束ねて猛暑来たりけり」(飯野幸雄1)
季語(猛暑・夏) 「いかいのひたばねてもうしょきたりけり」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:7月25日は最高気温記念日。1933年年に山形市で日本の最高気温40.8℃が記録されたことを記念して制定された。2007年8月16日に熊谷市と多治見市の40.9℃に記録更新されているが、記念日は変更されていない。このような猛暑は異界の火を束ねて創られたとしか言いようがない。

 

飯野幸雄(いいのゆきお)
○好きな一句「橋上へ炎暑押し挙げ市電来る」2
季語(炎暑・夏) 「きょうじょうへえんしょおしあげしでんくる」(引用同上)

【Profile】:1940年、広島市出身、在住。1961年「同人」入会。1981年、伊藤踞石を中心に創刊された俳誌「夕凪」入会。2002年「夕凪」代表。俳人協会広島県支部事務局長。

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