俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○特集俳句339・ばかり俳句8・江川一枝1・2017-7-14(金)
○「おとなたちばかりや荒ぶ揚羽蝶」(江川一枝1)
○季語(揚羽蝶・夏) 「おとなたちばかりやあらぶあげはちょう」(「俳句舎の俳人名鑑」より引用)
【鑑賞】:周囲に子どもが見当たらない。大人たちばかりである。その大人のまわりを揚羽蝶が荒々しく飛び回る。
●江川一枝(えがわかずえ)
○好きな一句「亡ばざる人よ空地は犬ふぐり」2
○季語(犬ふぐり・春) 「ほろばざる人よあきちはいぬふぐり」(引用同上)
【Profile】:1939年、東京都出身。→永田耕衣に師事。1975年「琴座」入会。77年同人。「らんの会」を経て「円錐」同人。第10回六人の会賞受賞。(引用同上)