俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句339・聴覚85・吉年虹二1・2017-07-10(月)
○「炎天の石を叩けば鉄の音」(『狐火』2007)(吉年虹二1)
○季語(炎天・晩夏) 「えんてんのいしをたたけばてつのおと」(→「増殖する俳句歳時記」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:本来石を叩けば涼しそうな音がしそうですが。炎天の灼けた石を叩くと、キンキンと鉄の音がしました。物質の分子構造を変えるほどの灼熱です。
●吉年虹二(よどしこうじ)(1925~1998)
○好きな一句「踊子草踏まれ倒れしまま踊る」2
○季語(踊子草・初夏) 「おどりこそうふまれたおれしままおどる」
【Profile】:大阪河内長野市出身。1956年より→中村若沙に師事。「ホトトギス」所属。→高木石子より「未央」主宰を継承。