俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句338・数詞効果20・手拝裕任1・2017-07-06(木)

2017-07-06 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句338・数詞効果20・手拝裕任1・2017-07-06(木)
○「汗を拭く一手の無くて千手仏」(「」201008)(手拝裕任1)
季語(汗・夏) 「あせをふくいってのなくてせんじゅぶつ」(→「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:有名な三十三間堂(京都市東山区)の千手観音像は、「千の手」というよりは「千体の千手観音像」ということです。修学旅行で拝観したはずですが記憶にございません。たとえ腕が千あっても汗を拭くことができない仏像です。

 

手拝裕任(てはいひろたか)
○好きな一句「噴水の途切れて人の動き出す」(『分教場』2013)02
季語(噴水・夏) 「ふんすいのとぎれてひとのうごきだす」(→「東京四季出版案内」より引用)

【Profile】:1951年、和歌山県出身。1980年「」入会。1981年「天狼」入会。1988年「」入会。1992年第14回狩座賞(狩新人賞)受賞。1993年狩同人。「」主宰。朝日新聞和歌山版選者。俳人協会会員。

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