俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0332・まつくろ01・安部元気01・2017-05-24(水)
○「まつくろに灯ともつてゐる水田村」(安部元気01)
○季語(水田・夏) 「まつくろにひともつてゐるみずたむら」【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:田に水を引いたあとの村の夜の風景です。濃い黒一色の中に、民家の灯りが水田に反射して映ります。
●安部元気(あべげんき)
○好きな一句「昼寝より覚めれば父も母もゐず」(『一座』2010)02
○季語(昼寝・夏) 「ひるねよりさめればちちもははもゐず」
【Profile】:1943年生まれ。「童子」副主宰。元朝日新聞記者。「童子」主宰、→辻桃子の夫。第3句集「一座」で第13回→加藤郁乎賞受賞。