俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0325・味覚022・復本鬼ヶ城01・2017-04-03(月)
○「独活嚙めば瀬音生まるる夕べかな」(復本鬼ヶ城01)
○季語(独活・春) 「うどかめばせおとうまるるゆうべかな」(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この「独活」は味覚というよりも食感よさで味わう山菜でしょう。しゃりしゃり感から清らかな瀬音を想起しました。
●復本鬼ヶ城(ふくもとおにがじょう)
○好きな一句「少年に結界となる雛の間」02
○季語(雛・春) 「しょうねんにけつかいとなるひひなのま」(引用同上)
【Profile】:1943年、愛媛県出身。「鬼」代表。俳文学者復本一郎の俳号。神奈川大学名誉教授。神奈川俳壇選者。
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復本鬼ヶ城掲載句
03花冷や落丁のある明治の書(花冷・晩春)〈特集俳句617・元号俳句1-1明治1〉2023/4/29