俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0278・不明018・如月真菜01・2016-05-12(木)
○「薫風や重たきものは置いてゆく」(『菊子』2007)(如月真菜01)
○季語(薫風・夏) 「くんぷうやおもたきものはおいてゆく」【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:さて、「重たきもの」とは何であろうか。薫風が置いていくすべてのものである。それほど新緑に吹く薫風はさらりと軽い。今日関東は湿度低めのさらりとした薫風日和です。
●如月真菜(きさらぎまな)
○好きな一句「口論や金魚の水のまつたひら」(『菊子』2007)02
○季語(金魚・夏) 「こうろんやきんぎょのみずのまつたいら」
【Profile】:1975年、東京都出身。6歳ごろ俳句を始める。1984年「花」に投句を始める。1987年、母→辻桃子主宰の「童子」入会。1997年、童子「新童賞」受賞。2001年「澤」入会。2004年「童子大賞」「わらべ賞」受賞。「童子」同人。「澤」会員。日本伝統俳句協会会員。