俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0277・聴覚067・前澤宏光01・2016-05-03(火)

2016-05-03 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句0277・聴覚067・前澤宏光01・2016-05-03(火)
○「虎杖を折ればむかしの音のして」(前澤宏光01)
季語(虎杖・春) 「いたどりをおればむかしのおとのして」【→五感俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:茎を折ると「ポン」と音がします。子どもの頃に聴いた音がよみがえります。音の記憶です。スカンポやスイバなどと呼び、茎を噛んだ酸っぱさも覚えています。

 

前澤宏光(まえざわひろみつ)
○好きな一句「壺すみれ岩の片側いつも濡れ」02
季語(壺すみれ・春) 「つぼすみれいわのかたがわいつもぬれ」

【Profile】:1936年、長野県出身。千葉市在住。1984年「山暦」入会。→青柳志解樹に師事。「山暦」副主宰。俳人協会評議員。

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