俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句481・スローモー視点2・高野素十05・2020-06-04(木)
○「翅わつててんたう虫の飛びいづる」(『初鴉』1947)(→高野素十05)
○季語(てんたう虫・三夏)(「実用俳句歳時記(辻桃子編成美堂出版)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は「虫の日」。この天道虫は翅を割りながら飛んでいる、のではない。翅を割ってから飛び始めたのだ。翅割るのと飛び出すのとには僅かな時間の推移がある。すなわち高速度カメラで撮影されたかのような「スローモーション視点」といえよう。