俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句050・冷感05・池内たけし
○「冷えきりし西瓜の肌の雫かな」(池内たけし01)
季語(西瓜・夏)
冷えた西瓜が汗をかいています。その汗が集まり流れて雫となって垂れ始めました。
○池内たけし(いけのうちたけし)(1889~1974)
代表句「仰向きに椿の下を通りけり」02
季語(椿・春)
愛媛県松山市出身。東洋協会専門学校卒。→高浜虚子の次兄、池内信嘉の長男。はじめ、宝生九郎門下として、宝生流謡曲を習う。のち『ホトトギス』発行の事務を助ける。1932年「欅」創刊。