Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教員の言葉

2017年03月04日 | Weblog
鳥取県内の町立小学校で
指導教諭が飛び込みの苦手な児童4人に
「腹打ち三銃士」「腹打ち女王」
などと呼んでいたそうだ。

確かに愚かしい話で問題だとは思います。

しかし、
その先生も、、
子どもの頃から、
そうしたことを笑いのネタにする
テレビ番組を見て育ち、

くだらない笑いを取れるかどうかが、
人気者かどうかの証と思って
育ってきたのではないでしょうか。

バラエティ番組と教育現場とは確かに違います。
その区別ができないことも勿論問題です。

しかし、
一人の人間の思考や感覚は、
24時間、365日、
のべつまくなしに得られる情報で
形成されていくものだと思います。

だとすれば、
簡単にこの教師を愚か者だ、
子どもの心がわからぬ奴だと、
一笑に付すわけにも
いかないのではないかと思います。

まずは、
自分自身がメディアに飲み込まれ、
下らない笑いに惹かれてはいないか。

軽佻浮薄なものに流されてはいないかを、
省みることが大切なのではないかと思います。

そして、
近くにいた先生方も、
その先生に良き影響を与えられなかった、
自身の力不足を省みなくてはならないのかも知れません。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする