Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

品格を磨く

2015年01月30日 | Weblog
「受けた恩は岩に刻め。
 与えた恩は水に流せ。」


「あの時に〇〇してあげたのは私だ。
 あいつが、今、あのように成っているのは
 私のおかげだ。」

そんなことだけは、
口にしない人間でありたいと思います。

私が誰かに与えた恩があるとも思えません。

私の周りの多くの人たちの成長は、
私のおかげなどとは、これっぽちも思えません。
ただ、その人が素晴らしかったのです。

私のやっていることなど、
たかが知れているといつも思いますし、

何より、
色々な事をさせていただく
貴重な機会を天にいただいていることに感謝します。

だから、

ただ、ただ、与えられた機会に感謝し、
それを心を込めてやり遂げていくしかない。

そう思います。

日々新たに生きていこうと思います。
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口さがない

2015年01月29日 | Weblog
「さがないは」古語の「さがなし」からきている。

「さがなし」の意味は、「たちが悪い」「意地が悪い」。

だから、他人のことをあれこれと

無責任・無批判に批評するのが好きな人々を

口さがない人たちという。

そうはなりたくないものである。

その病を防ぐには、やはり人格を磨くしかない。

人間、粹(いき)でありたいと私は思う。

粹の反対は、無粋(ぶすい)である。

してみると、口さがないは、無粋の友達であろうと思われる。



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上善水の如し

2015年01月28日 | Weblog
万物に利益を与えながらも、

他とは争わず、

器に従って形を変え、

自らは低い位置に身を置く。


こうした水の性質を、
最高の善の境地に喩えたのが
「上善水の如し」という言葉ですが、

そのような生き方でありたいと思います。








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人生至る所

2015年01月27日 | Weblog
人はその立っているところからしか
ものを見ることはできません。

一合目にいるのか、
五合目にいるのか、
頂上にいるのか、
立っている場所で、
それぞれに風景は違います。

同じ山にいるからといって、
同じ風景を見ているわけではないのです。

断崖絶壁から真っ逆さまに落ちる恐怖を見ているか、
断崖絶壁に咲く一輪の花を見ているか。

また、同じ言葉でも、
同じニュアンスで発しているとは限らないのです。

ただひとつ言えることは、
自分の立ち位置から、
他を批判しても、羨んでも、
何も生み出せないということ。

批判をされることがあっても、
批判をしない人間でありたいと私は思います。

なぜなら、
その方が私の美意識に適っているからです。

正しいかどうかではありません。

私が私の価値基準で、
美しいと思えるかどうかです。

人と違う道を堂々と歩いて行くだけです。
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わかったふり

2015年01月27日 | Weblog
わかったふりをしないことが大切です。

自分がわからないとき、
そのことを合理化しようとして、
わかったふりをすることがあります。

子どもでも、大人でも同じです。

しかし、わかったふりをして誤魔化せば、
そこで成長の機会は失われてしまいます。

わからないことと正直に向き合うこと。
わからない自分から逃げないこと。

その誠実さこそが、
人を成長させていく原動力です。

わからないと、格好悪いから、わかるふりをする。

そのことが最も格好悪いことだということに
気づくことが大切なのです。
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面白いことに

2015年01月25日 | Weblog
面白いことに、

人と人とが互いを批判し合っているときには、
往々にして同じ事を言い合っています。

Aさん「私は、△△という理想を追っているのだけれど、
    残念ながら、Bさんは、〇〇だからね…。」

Bさん「私は、□□という理想を追っているのだけれど、
    残念ながら、Aさんは、〇〇だからね…。」

こんな感じです。

結局、Aさんも、Bさんも、
お互いに、同じところ=〇〇がダメだと批判し合っているのです。

ただ、面と向かって言い合うことがないから、
二人ともそのことに気づかないのです。

やはり、人は、自分の中にないものを、
相手の中に見ることは出来ないのだと思います。

私も批判されることは、
避けては通れないところに立っているようです。

だから、少なくとも、この不毛な批判合戦の中に、
身を置くことはしないように気をつけたいと思っています。

そこから良きものは、
何も生まれてはこないからです。



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読書

2015年01月25日 | Weblog
本嫌いを自認する人も世の中には居ます。

しかし、人間と犬や猫や猿との違いは、

本を読むか否かというところに
負うところが多いと思います。

本嫌いの人が、本当に本を読んでいないかどうかはわかりません。
いや、そもそも読んでいなければ
好きか嫌いかも解らないものです。

その上で、嫌いと言うことは、
知らず、自分に染みいるように入ってきている
本の恩恵に気づいていないということではないかと思います。

本だけ読んで事たれりとする人間であってはなりません。

しかし、自分の発想が、自分だけのものだと信じ込む
偏狭さもいかがなものかと思います。




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土曜日

2015年01月21日 | Weblog
1月24日(土)の産経新聞朝刊の
「解答乱麻」に寄稿しています。

機会があればご笑覧下さい。

書くことは大変ですが、
良き機会を与えていただいていることに感謝です。

Vision&Education,Ltd.も10期目に入りました。
起業して10年と思うと感慨深いものがありますが、
そんな気分に浸っている余裕があるはずもなく、
疾走し続けるだけです。

でも、一つ思うことは、
これが私の「天命」であったのだろうということです。

過去の失敗や、痛みや、哀しみも、
全ては天命として与えられたものだったのだと思います。

後悔はありません。

ただ、未来を見つめて走り続けるだけです。



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本を買う

2015年01月21日 | Weblog
本をアマゾンで買うことが多くなった。

時代の流れをある程度把握するための
読書への投資は、
やむを得ずするが、虚しい。

経書のように、
何度も読み返しては
深まっていく代物ではないからだ。

あっという間に賞味期限が切れてしまうような本。

何とも言いようのない気持ちになるが、
それもムダではないと思う。

人は時代の流れの中で生きていく存在だからだ。

しかし、汲めども尽きせぬ、
深さを持った本を読みたいものである。

そうした本との出会いを大切にしたい。

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さっぱりわからない

2015年01月21日 | Weblog
朝、珍しく車の中でラジオを聴いていたら、
国会議員へのインタビューがあっていました。

野党の議員さんでしたが、
何を言っているのか、
私にはさっぱり解らなかったのです。

いや、言語がではなくて、
言語の意味はわかっても、
具体的に何をしたいのか、
それがさっぱり伝わってこないのです。

それらしい批判や、
それらしい反省、
それらしい向上心は述べられているのですが、

あまりに言葉の全てが抽象的なので、
「で、何をしたいんですか???」
と思わずつっこみたくなるのです。

こうした言語空間が、
政治のみならず、
活性化されていない組織の中では、
交わされ続けているのだろうと思います。

地に足の着いた言葉は、
しっかりした実践と、
考え抜かれた哲学がなければ、
紡ぎ出せるものではありません。

言葉に魂が宿るようにしたいと思います。

美辞麗句を並べ立てるのではなく、
誠実で、ユーモアがあり、
具体的行動への明確な意志と、
熱意のこもった言葉を、
まずは自分自身が語ることができるよう、
学び続けたいと思います。






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