Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

体験型の学び

2010年02月26日 | Weblog
バッカーズ寺子屋では様々な体験活動を行います。

しかし、それだけで終わることはありません。
その体験を通して感じたこと、
気付いたこと、学んだことを
言語化するのです。

しかも、アウトプットが前提というのは、
始めからの約束事で、
塾生たちは、
アウトプットを前提としたインプットを行うのです。

とてもシンプルなことなのですが、
合宿の終了時に、空港でスピーチをしたり、
レポートを何枚も書いたりすることによって、
学びの質は全く変わってくるのだと思っています。

最近、ちょっとしたブームになっている
『ニーチェの言葉』にも、
そのようなことが書かれていて、
意を強くすることができました。

曰く、

「確かに体験は重要だ。
体験によって人は成長することができる。
しかし、様々な体験を多くしたからといって、
他の人よりもすぐれていると言うことはできない。

体験しても、
あとでよく考察しなかったら、
何にもならないのだ。

どんな体験をしても、
深く考えてみることがなければ、
よく噛まずに食べて、
下痢をくり返すようなことになる。
つまり、体験から何も学べていないし、
何も身につかないということだ。」

(『超訳 ニーチェの言葉』より)


「体験型の学び」とひと言で括ることは簡単ですが、
教育においては、ちょっとした意識の作り方、
ちょっとしたコントロールの仕方で、
学びによって得られる物は大きく異なります。

だから恐いのです。

だからこそ、繊細でなければならないと思いますし、
あくなき探求心とこだわりを
持ち続けなければならないのだと思っています。

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国語という教科

2010年02月23日 | Weblog
明日は、現代文の授業に関して勉強会を開きます。
ここのところ、すっかり、プレゼンテーション、
文章作成などを指導させていただくことが多くなりました。

文章がうまく書けたり、
うまくスピーチが出来たりするようになると言うことは、
人生に対する心構えに大きな変革をもたらすようです。

本来、国語(現代文)はそのような
「読む・聴く・話す」力を高めるという、
極めてシンプルな目的を持つものだったと思います。
そう、思考力を高める教科だったのです。

それが何故か、
今では日本中の多くの現代文の授業が、
定期考査前には、
先生の書いた黒板を書き写したノートを
せっせと丸暗記するという
暗記科目へと変身しています。

現代文は暗記科目ではないはずです。

まずは、それを打ち破っていくところから、
始めていこうと思います。
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バッカーズ寺子屋保護者会

2010年02月23日 | Weblog
東京でバッカーズ寺子屋の保護者会を開催しました。
保護者の皆様から、沢山の喜びの声をいただき、
本当にやり甲斐と充実感を感じたひとときでした。

「うちの子は、学校に行くときには、
 朝、起こされても起きないのに、
 バッカーズ寺子屋に行く前日には、
 自分で目覚ましをあわせて、
 当日の朝は、さっと起きて、
 全部自分で支度して出かけるんですよ。」

「卒塾して、高校生になっていますが、
 自分から色々と調べて、
 休学して海外留学をしようとしています。
 うちの子の通っている学校では、
 前例がないので戸惑っているようですが、
 本当に自分の意志で考え、行動するように成長しました。」


教育の成果は、どのような反応があり、
どのような変化が起きてくるかでしか、
計れないものだと思います。

その意味では、バッカーズ寺子屋の成果も、
子どもたちが大人になるまでは、
その成果はまだよくわからないというのが、
正直なところだと思います。

しかし、確実に、今までにはない、
子どもたちや保護者の皆様の反応と、
子どもたちの大きな成長が起きていることは確かです。

そして、そのことが大きな希望の光だと感じています。
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今日感テレビ

2010年02月19日 | Weblog
バッカーズ九州寺子屋のことが
RKB毎日放送「今日感テレビ」
で紹介される予定です。

一人でも多くの方に
バッカーズ寺子屋のことを
知っていただけたらと思います。

私も今まで色々な教育に関わって来ましたが、
バッカーズ寺子屋の教育力は、
本当に既成概念を越える高さがあります。

それは、多くの経営者の皆様方の、
教育への思いが詰まっているからだと思います。

まだ見ぬ塾生の皆さんとの出会いを、
心からお待ちしています。
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感謝

2010年02月17日 | Weblog
多くの方々との出会いがあって、
今日の私の仕事があります。

多くの方々との出会いがあって、
私は様々なことを学ばせていただき、
今の私が存在しています。

V&E(Vision&Education,Ltd.)は、
私の家の書庫の片隅で産声をあげた、
文字通りゼロから立ち上げた会社でした。

自宅から、
香椎参道近くのワンルームマンションに
オフィスを移し、

そこからさらに、
香椎駅近くのちょっぴり広いマンションに
オフィスを移し、

そして、
浄水通りの三階建てのマンションに
オフィスを移しました。

セミナールーム、図書館、オフィス、…。
多くの人たちと学び合う体制も随分整ってきました。

我が社のスタッフも三人になり、
これから更に大きく飛躍していこうとしています。

福岡の基盤がしっかりしてきたことで、
これから東京での展開にも、
更に力を注げるようになってきました。

多くの人たちの支えによって、
私たちの仕事は進んでいます。
支えて下さっている皆様に心から感謝を申し上げます。

そして、「志の教育」の灯火を、
一人でも多くの人たちと分かち合うことができたらと、
心から願っています。




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エクスプレッションアカデミー

2010年02月15日 | Weblog
エクスプレッションアカデミーでは、
私は真剣に「志の教育」を伝えていきたいと考えています。

お陰様でほとんどの受講者の皆さんが、
その意図を正確に受け取って下さっており、
真剣に取り組んで下さっています。
だから私も、
更にアクセル全開でやっていこうと思っています。

しかし、残念ながら理解できない方もいらっしゃいます。
勿論、私の伝える力が不足している部分でもあり、
誠に申し訳なく思います。
何とか改善していきたいとも思ってはいます。

でも、今回のこのセミナーに関しては、
脱落も已む無しと思っています。

それほど私は本気なのです。
真剣なのです。

それが伝わらないようであれば、
意味はないと思います。

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あっという間に二月

2010年02月14日 | Weblog
読んで下さっている方ごめんなさい。
あっという間に二月になってしまいました。

今年は「志の教育」を語る機会が増えています。
もっともっと自分の考えを深化させなければと思います。
そして、私自身、伝える力を高めていかなければと思っています。

エクスプレッションアカデミーもスタートしました。
全国各地からお越しいただいてありがとうございます。
渾身の力で「志の教育」を多くの人にお伝えしていきたいと思います。

レポートもお忙しい中、
熱心に書いて下さって感激しています。
ふと気付けば、
かけがえのない心の友が
こんなにも沢山いてくださったのだと
心から感謝しています。

至らぬばかりの私ですが、
これからもどうぞよろしくお願い致します。



コメント (1)
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