うたのすけの日常

日々の単なる日記等

その日その日で気儘に 終戦の日を終えて

2018-08-17 08:47:21 | 一言

終戦の日を挟んで

 新聞テレビと盛んに終戦時の悲劇惨劇を報じている。特にソ連の邦人に対する残酷さは、シベリヤ抑留を主として人間性の、ひとかけらもない仕打ちである。よく新聞などで、中国や韓国に対して日本人の好感度の世論調査が行われている。その結果はともかく、ロシヤに対して行われたという話は聞いていない。北方四島返還に関しては、もちろん要求に積極的ではあるし、政府も先導して運動を続けていることは承知している。もしも好きか嫌いかの調査をしたら、嫌いと答える人は100パーセントだと思う。あたしも勿論大嫌いである。しかし政権に対してであって、国民に対してはその限りではない。これははっきりしておかねばならないであろう。
 不可侵条約を結んでいた瀕死の日本に対し、火事場泥棒、いや、放火泥棒そのものの行為で樺太は勿論、北方四島を占領して未だに澄まし顔の厚顔振りである。
 そればかりか満州になだれ込み、多くの婦女子を凌辱し、逃げ惑う邦人を虐殺し、挙句の果てに満州の施設を自国に運び込み、一緒に日本人を抑留するといった徹底ぶり。そして悪条件のもと強制労働に就かせる。まさに悪魔の仕打ちである。
 ところで安倍政権は、心底ロシアが北方四島を返還すると思って、交渉を続けているのだろうか。はっきり言って、経済協力を餌にいいように、手玉に取られているような気がしてならない。