うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その494

2012-04-30 05:41:32 | 日記

4月30日              孫娘からの手紙に

 それはそれは嬉しく、かみさん共々これを感泣というのでしょうか、この齢になって初めて味わうものでありました。

 「じじちやんばばちゃんへ」
 私もついに社会人になって会社から初任給をいただきました。でも、まだ社会人になりたてでじじちゃんととばばちゃんに何か良い物を買えるほどの額ではありません。なので、気持ちだけでもと思ってちょっとしたプレゼントを用意しました。これを水で濡らして、しぼってから首に巻くと冷たくて気持ちいいよ。だから夏に歩きに行く時とかにぜひ使って下さい。
 今年の夏も暑くなるみたいだから体調に気を付けてね。
 つくばでの一人暮らしも慣れてきたけど、やっぱり家族がいないとさみしいです。一人暮らしをして初めて知ること、経験することがたくさんあって7月に水戸に戻る時はもっと自立した大人になっていればいいとなと思っています。
 
 じじちゃんとばばちゃんはいつも元気でおしゃれで私の自慢のおじいちゃんとおばあちゃんです。
 これからもずっと元気でいてね。
                                         〇〇より


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その493

2012-04-29 06:19:54 | 日記

4月29日                医者に行きます

 予約は日にちだけでして9時からの受付は、早い者勝ちといったところです。しかしバスの本数の関係で多少出遅れるのが、毎度残念で致し方ありません。かみさんを口説いて同行してもらいます。帰りのバスは間があるから、喫茶店で時間を潰しましょう。モンブランを奢りますよと渋るかみさんを口説き落とすことに成功、8時50分のバスで出発です。
 帰りはバスの時間まであらかた1時間、11時15分発です。1人では所在なきこと夥しいものがあります。かみさんにモンブラン、小生は小ぶりのサンドイッチ。これで昼は済ませる所存、おやつに何か食すれば夜まで腹は持つであろうといった算段であります。なおここのコーヒーはSを注文しても、カップが大きく量もかなりのものでして砂糖を3本入れます。ブラックのかみさんは毎度呆れ顔。小生学生のころから喫茶店なるものほとんど利用したことはありませんで、従ってコーヒーは余り好みではないのです。時間潰しにはどちらかというとビヤホールを利用したものです。自慢にはなりません。

 帰りのバスは半端な時間ですので、途中お一人様乗車で直ぐに下車。そのあと終点まで2人だけでして、バスの本数の少ないのをとやかくは言えません。


うたのすけの日常 小沢裁判から一夜が明けて

2012-04-28 05:42:14 | 一言

                   台風一過で青空一杯

 そんなわけにはまいりませんね。判決文の解説やら各党の思惑、小沢さんの復権の是非とか賑やかです。特に小沢さんの一族郎党のはしゃぎようは、いえ何と申しましょうか涙流しての歓びようは、まさに特異な光景でした。祝賀会を催したといいますから早とちりもいいところであります。足早に皆さんが何処か知りませんが会場へ赴く姿がテレビに映りだされましたが、嬉々としたその姿、まさに幼稚園児とさして変わらぬ有様でして、少しおかしくないのと口に出かかりました。その中に久しぶりに谷亮子参議議員の姿を見ました。
 往年の畳の上でのガッツポーズの爽やかな姿とは裏腹の、後は申しませんがあの方たちは判決文の内容を、せめて解説文を熟読したのでしょうか。ただただ無罪の二文字に酔っての歓びように見えてなりません。
 尤も党の重鎮さえ、主文の無罪を聞きまだまだ判決文の朗読中に、党員資格停止解除なる花火を打ち上げていました。
しかしこの一族の感涙にむせぶ姿には驚愕です。北朝鮮は金王朝の将軍様の一挙一動に、一言半句に対し大仰に泣き叫ぶピョンアン市民となんら変らぬ姿であります。中には法廷の傍聴席の前列に陣取り、主文が宣せられた瞬間ガッツポーズで歓声を上げた郎党もいたと言います。これもまるであの将軍様の閲兵に歓呼する兵士の姿と二重映しになりました。

 判決は秘書たちが有罪になった政治資金報告書の虚偽記載も、その報告を小沢さんが了承したことも認定し「秘書任せは政治資金規正法の精神に照らし芳しくない」と有罪に近い指摘もしているのです。おまけに小沢さんの供述を「信用できない」とまで述べているのです。
 郎党たちは「疑わしきは被告人の利益に」の刑事裁判の鉄則を精査したら、はしゃいだり感泣に咽ぶ場合ではないのです。静かに小沢さんの膝元から去るのが政治家の資質と考えますがいかがなものでしょうか。

 それとも未だ4億円の背後霊の呪縛から逃れられないでいるのでしょうか。せめてもがく恰好だけでも見せて下さい。


うたのすけの日常 小沢さん無罪

2012-04-27 06:54:28 | 一言

                 早朝からニュースで盛んに

 小沢さんに判決が出ると報じておりました。時間は10時です。食事を終え今日は電気店に座敷と納戸の蛍光灯を買いにゆく予定があり、開店は10時です。さてどちらを優先するかいっとき思案でありますが、問題は主文が後か先かであります。後なら細切れの判決文の要旨を聞かされても致し方ないと判断、蛍光灯を優先としました。
 納戸の蛍光灯は天井に笠がピタリと密着しているので、踏み台に乗っても取り外すのが困難、それにいささか危険ですので出勤前の婿殿の手を煩わします。しかし後で聞けば昨日は休みでゴルフとか、ちょっと礼を言うのがオーバー過ぎました。過ぎたるは及ばざる如しでありましょう。

 かみさんと一緒に行きます。いささか出るのが早すぎたのかまだ開店していません。しかし既に駐車場にはかなりの車がならんでおります。店内の2人の従業員の女性としばし、ガラス戸越しに顔を見合わせて待ちます。不思議なもので、どちらかともなく笑みがこぼれます。
 蛍光灯の売り場に見当をつけて直行、女店員が直ぐに応対です。まだほかに客はいないのですから当たり前で、薦められるままに明るくて長持ちするとかの2個セットを買います。店員の先導で会計コーナーに案内されます。
 係りの女の子に小生いささか照れくさく、たかが蛍光灯買うのに2人して来るなんてと言わずもがななことを口にします。かみさん「一緒に付いて来ちゃった」とこともなげに言ってのけてます。
 帰って直ぐにテレビを点けました。既に無罪が確定していました。あらかたの予想通りといったところであります。

 陸山会事件で東京地裁は政治資金規正法違反に問われた小沢一郎民主党元代表に対し、無罪(求刑・禁錮3年)の判決を言い渡しました。争点の虚偽記入について、元秘書による虚偽記入は認定しましたが、元代表の共謀は否定されました。
 庶民感情?としてはいささか納得に遠い判決ではなかったのではと思います。3人の元秘書が有罪(控訴中)になっていながら、使っていた小沢氏自身は終始「無実、何のかかわりもない」と言い続けていました。その点が多くの庶民が理解に首を傾げるところではないでしょうか。

 「今まで政治資金収支報告書を見たことはありません」「私の関心と仕事は天下国家の話でそれに集中している」。法廷での小沢氏の陳述です。「秘書が、秘書が」いつまで続くぬかるみぞ、天下国家を論じる政治家の歩くわだちの跡には、死屍累々であります。
 今回の裁判では4億円の出所は争点外のことでして、小沢氏からこのことに関して今後国民の納得できる説明がなされなければ、小生に限って言えば小沢一郎なる政治家を信用することはできません。


うたのすけの日常 テレビで懐かしの映画

2012-04-26 06:35:23 | 映画
                  「私は二歳」を観ました

 昭和36年製作の大映映画、市村崑監督です。主演は山本富士子に船越英二。脇は岸田京子、渡辺美佐子、浦辺粂子といった懐かしい顔ぶれで大いに楽しませて頂きました。昭和36年は映画の題名通りに娘も丁度二歳のときでした。若い夫婦の子育てに苦労する様子や、姑との確執が微笑ましく描かれていました。しかし自身の当時の子育ての記憶が断片的にしか思い出されず歯がゆい気持ちになったりしたのも事実であります。
 もう60年も昔のこと、場面場面では懐かしいシーンに思わず、目頭が熱くなったりはするのですが、こと己のこととなると実際に娘を手塩にかけて育児に励んでいたのかと、疑問に感じたりして情けなくなりました。これはきっとわが家には両親はまだまだ健在だったし、鬼千匹と言われた小姑が3人もいたので、きっと手助けしてくれたせいではないかと思います。それに家業が食堂ときては、かみさんもあたしも子育てに構っては余りいられなかったのが実情だったのかも知れません。
 おまけにあたしは当時悪友との夜の付き合いもかなり激しかったので、多分にそれが影響していたのでしょう。恥ずかしき父親といったところであります。
 子どもを盥で入浴させる場面ではそんな覚えもなく、内湯もなかったので銭湯のはずですが、連れて行った覚えもなく、きっとかみさん任せでしたのでしょう。そうそう、そうでした。裏のおばちゃんがかなりの頻度で娘の世話をしてくれていました。ご近所になにかと娘が世話になっていたのを思い出しました。
 それに嫁いでいた姉が近所にいて、両親の様子を年中見に来ていてなにかと力になっていてくれたのを思い出します。タクシーを使ってくるので、娘はぶーぶーおばちゃんと今でも言っています。一つの映画でこんなに物思いに耽るなんて珍しいことであります。
 
 映画の終盤、姑が居間で脳溢血で死ぬのですが、おふくろも同じく脳溢血で倒れ2週間意識不明のまま亡くなっています。

うたのすけの日常 黒井千次氏のエッセー

2012-04-25 06:10:11 | 日記

        「時のかくれん坊」なる表題の黒井千次氏のエッセーを読みました。

 読売新聞の夕刊に月一回掲載されるもので、今回の題は「物忘れと思い込み」とあります。勿論老化現象に関する一文でして物忘れなる現象は、六十代のころまではその年代の間で話題としての滑稽さを保っており、そこには自分を笑う余裕があったと言います。しかし加齢と共に物忘れがひどくなって日常茶飯事の事となると、もはやそれを語ったり洩らしたりするのが面白くもなければ楽しくもなくなると嘆かれます。そして気をつけないと、物忘れの急激な進行を本気で心配する周囲から、この人大丈夫かといった疑いの目を向けられかねないと自身を心配されます。そして結論は深刻さを増します。
 それを少しでも阻もうとする努力するとしても、自分が何を警戒するつもりであったかの中味を忘れてしまえば、努力は空転するのみと。

 ここまでのお話はまだ小生、なるほど思い当たるなんて含み笑いする余裕がありましたが、事態は急変、こちらが深刻となります。黒井氏は物忘れとは反対のもう一つの困った事態を明かします。それは思い込みです。物忘れはかって自分の中にあったものの喪失であるのに対し、勘違いの思い込みはありもしなかったことや、ものがあたかもあったかのように固く信じてしまうのだから、幻の獲得であると苦悶であります。どちらが良い悪いもない。いずれも現実から少しばかり浮き上がって離れてしまっていると、話はまさに深刻です。

 ここから小生自身、そして連れ合いのこととなります。物忘れのことはお互いどっこいどっこい良い勝負でありまして、本題は連れ合いの勘違いの思い込みのことです。かなり強いのです。例えばテレビの旅番組などが映ると、「此処行ったことがあるわよね、いつだったかしら」と必ずと言っていいほど、それも懐かしそうに言うのです。「ええ……っ、行ってなんかいませんよ」すると即座に「行ってます」。強固に主張するのです。勘違いであると言っても決して引き下がらず、こちらも諦めて「ではそういうことにしましょう」と折れると、いたく不機嫌になります。
 またテレビに映ったり、散歩の途中で見かける猫を、昔飼っていた猫そっくりと言い出すのです。似ても似つかぬ、毛並みも全然違う猫をつかまえて言うのです。「花そっくり」「チコそっくり」「太郎そっくり」と果てがなく、目を細めて真顔で言い、「似てないよ、全然違うじゃない」。呆れ顔で言っても決して「そうかしら」といった言葉は返ってまいりません。

 内心まったく言い出したらきかないんだからと、半ば呆れ半ば心配になったりするのですが、ここでハタと黒井氏のエッセーを読んでいて憂慮せねばならぬ事態に陥ったのです。
 勘違いの思い込みをしているのは連れ合いではなく、己自身の物忘れがひどく彼女と記憶を共有できぬ、早い話が…こっちの物忘れの度合いが加速しているということであります。 


うたのすけの日常 束の間の歓び

2012-04-24 05:42:18 | 新聞記事から

           トキの雛誕生で日本中が歓びに沸いたのに

 それを逆撫でするような事故が、いえ事件です。悲惨な事件が京都・亀岡で起きました。登校の列に車、3児童重体のニュースです。付添いの母胎児死亡とあります。無免許18歳を逮捕。まさに地獄絵図です。これ以上の悲惨なことがありますか。何という悲惨さでしょうか。テレビの続報で2児も死亡と知らされます。
 新聞記事は続きます。朝の住宅街悲鳴響く、「車が子供たちを後ろからなぎ倒した」。運転していた少年は同乗の18歳の少年2人と、夜通し乗り回していた挙句の居眠り運転と言います。2人は無免許運転幇助で逮捕されました。だからと言って死者が還るわけではありません。今後少年たちに厳しい調べが行われろでしょうが、悲惨な事故を起こしたのは18歳の子供たちです。やりきれません。
 京都では12日に、祇園の繁華街で花見客の列に軽ワゴン車が突っ込み、7人が亡くなる事故があったばかりです。
 亀岡の惨事も今後自治体の道路管理や、集団登校の賛否が問題になると思いますが、早急な対策が講じられることを祈るのみです。見たところ道路には歩道と車道の境にガードレールもなく、一本の白線が走っている寒々とした光景でありました。せめて児童の通学路だけでもガードレールが設置されていたらと、無念でなりません。


うたのすけの日常 後期高齢者の日めくり その492

2012-04-23 06:44:39 | 日記

4月23日        ゴールデンウイークが近いというのに

 昨夜ストーブの注油せよの注意報が鳴り出しました。先日この注油で最後と思っていたのにまだまだ当地水戸は寒いのです。これは年寄りだからというわけではないようで、夕食の時「明日は寒いが後は暖かくなるようだから、灯油無くなったけど注油しないんだ」という小生に孫が「あたし昨日入れちゃった」と言うのですから。
 まったく今年の気候は異常であります。こんなことは例年にないことでして、それも暖かくなったなと思えば寒気が襲ったりと、冬から春への移行が素直でありません。先般胸と腕の打ち身で医者に罹っているのですが治りが芳しくなく、これも原因は寒さ以外のなにものでもないと断じております。
 ストーブを片づけるのはいつになることやら、毎年4台のストーブの残った灯油を抜き、清掃するのが小生の仕事になっていますので、早く決まりをつけたいわけです。その意味からもぎりぎりの注油で、抜き取りの手間を少しでも省きたいわけであります。タンクの灯油を灯油缶に移すのにかなりの注意が必要なわけで、毎年こぼしたりしてかみさんのひんしゅくを買ったりするわけなのであります。
 もっともかみさんに言わせると、小生かなり不器用な部類に入るようであります。


うたのすけの日常 映画を観に行きました

2012-04-22 17:26:26 | 映画

               かみさんを伴い水戸まで出ます。

 世界合同演習中エイリアン襲来ときたもんです。タイトルは「バトルシップ」ハワイ沖が火だるまになるといった奇想天外、荒唐無稽、奇妙奇天烈、話もここまで徹底すれば理屈を挟む隙間はありません。ただただ2時間の余大音響の中に放り込まれたようなものであります。
 しかしこの映画面白い一面もあります。世界各国の合同演習を謳っていますが、実際のところは日米の2国が前面に出ての共同作戦が主として描かれています。勿論日本は海上自衛隊の面々であります。2国の指揮官が互いに張り合う犬猿の仲が、戦闘を通して友情が芽生えるといったもので、定石通りといったところであります。
 この映画にはもう一つ面白いおまけつきであります。といのはこの映画、韓国では大不評を買ったそうであります。というのも日米の親密な共同作戦が前面に出ていて、そればかりか海上自衛隊の指揮官の頭脳的な作戦が功を奏したりして、韓国海軍は蚊帳の外といったあたりが不評を買った原因と言われています。
 それより極めつけはへんぽんと翻る旭日旗が、韓国民の感情を逆撫でしたとも言われております。難しいものであります。


うたのすけの日常後期高齢者の日めくり その491

2012-04-21 05:54:57 | 日記

4月21日            自転車を磨いていて

 小生の自転車は寿命で廃車、燃えないゴミで処分してもらいました。それで新車を購入しようと思っていたのですが、待てよ、ガレージに三台もの自転車が放ってあるのです。一台は娘のでして、これは下の孫が研修先に運びましたので、後二台あります。これを遊ばしておく手はありません。
 この二台孫たちが水戸まで通学に三年間使用したものですが、実際のところほとんど使用しなかった経緯があるのです。暑い盛りや真冬の最中はバスを利用したり、母親に送ってもらったりして見た目は新車同様なのです。しかし乗らずに置きっ放しなのでタイヤはぺちゃんこで車体は埃だらけ、果たして使用に耐えるか検査する必要があります。
 それで昨日陽気はまあまあ、表に出して先ずはタイヤに空気を入れパンクの検査から始めました。しばらく様子を
ます。二時間ほどたってから見るとパンパンに張っていて問題なし、タイヤの凹凸もしっかりしています。後はブレーキの作動を調べこれもパスでして、後は車体を雑巾で拭き込んで完璧であります。見違えるようにキレイなりました。言うことはありません。ただしこの自転車ママチャリではありませんので、かみさんには運転は無理であります。ハンドルが低く若者向きといったところで、いづれママチャリを買うことになるでしょう。
 
 キレイになった自転車をしゃがみ込んで眺めていますと、お隣の奥さんが庭に出てきました。そして仰ることには、「自転車新しいのお買いになったのですか?」小生いささか得意に「いやあゝ、孫たちの自転車乗らずに放って置くものですから、掃除して乗ってやろうと思いましてね」「それはそれは自転車も喜びますね」。奥さんなかなかうまいこと言います。「下のお孫さん、お勤めですか」「そうなんですよ、今研修中なんです」「それはそれは」ここまではよかったのですが、「皆さんお働きで、ますます残ってけっこうですわね」ときたもんであります。
 
 娘が帰ってきたら、このこと言ってやらなくてはと、もっとも返ってくる言葉は分かっております。「借金返すのに大変って言っといて」であります。