不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

よりよく生きるためには?

2023-09-24 06:08:47 | 人間学


自分は好き勝手に生きているぜ!。
そう思っている自分の行動であっても、
よくよく分析してみると自分以外の何かしらのしがらみの中で、
自分は自由に生きていると勘違いして生きていることに気づくだろう。

例えば、自分が行き先を決めて好き勝手に旅行をしている。
まさに自由意思で旅をしている。
本当に?
そう思える旅行ですら、実に多くのしがらみ(制約)の中で生み出された
妥協の産物である。

旅行について少し深く考えてみよう。
旅先は自分が何日休めるかで行ける距離が変わる。
己の懐具合でも同様だ。
どこまで行けるか?、どんな宿に泊まれるか?、どこを見て回るか?。
車がなければ、鉄道などの公共交通機関が通ってないところには行けないし
地球の反対側の外国に行ってみたいと思ってもそう簡単にはいかないだろう。
宿の定休日には泊まれないし、営業時間外の施設で遊ぶこともできない。
相当自由意思が働いてもよさそうな旅ですらこのザマである。
そんなの当たり前だろう!?。

よく言った!
自分の都合のいい時、都合のいい事については、その手のしがらみや制約は許容しているんだよ。
それが常識だとか、社会はそういうもんだとか、そういう屁理屈(もっともらしい)なり、
納得できるであろう理由をくっつけて、人類皆さん漏れなくね!。

おわかりかな。

生きていることでいろんなことが起きるが、
所詮はそれは許せるかどうか(Yes/Noを)自分で勝手に決めている。
自分の許せない誰か(あるいは何か)が自分の行動に制約を加えてきた瞬間、
それは自分にとって嫌なこと、やりたくないことに分類される。

まあ、一事が万事、その繰り返しである。

真面目な人ほど思い悩むことが増えるだろう。
義務感、罪悪感に苛まれ、嫌とは言えず、
やりたくないことに疑問を持ちながらもやり続けるしかない。
真面目な人ほど自分の人生ってなんだろう?、
生きるって何だろうと?と考えるはずだ。

だが、お釈迦様が仏の道の修業に至るまでの人生を、
是非本かなんかで読んで欲しい。
かの大賢人ですら逃げたのですよ(まあ、そういう言い方が正しいかは別として)。
また、弟子にはこう漏らしているそうだ。
この世で何が嫌かって、嫌いな人と居ることだねと。
かの大賢人ですら、しがらみにはうんざりしていたようなので、
まあ、我々凡人が悩み苦しむことは至極当たり前で、そこを問題にすることはない。


【よりよく生きるためのに】
旅行で起きる各種しがらみ(制約)は許容しているように、
最後は自分が許す・認めるしか手はないが、
そうはいってもどうしても許容できないこともあるよね。
とはいうものの選択肢は結局のところ以下のように集約される。

 嫌だと思うこと(人)を遠ざけるか?
 嫌だと思う気持ちの閾値を上げるか?
 嫌だと思うことを誰かに分け与えて自分の負担を減らすか?
 嫌だと思うことから見合った報酬を受け取れるようにするか?
 心を鬼にして(他人に何と言われようと)見捨てるか?
 自分の方が全てを打ち捨てて新たな人生を始めるか?
 それが自分が背負ったカルマなのだと諦めてしがらみの奴隷と化すか?
 生きることそのものを放棄するか?

だ~れもその答えは出せないんだよね。

だからこそ人は悩み苦しむのだが、
お釈迦様が悩みや苦しみから逃れる方法はコレだとこうおっしゃっている。

 すべては自分次第

どれを選んでも、それを選んだのは自分であり、
(それを選ばざるを得なかったとしても)自分が選んだのだから納得してやれば?。
 自分が選んだことに対してまで
 それが良かったのか悪かったのかを思い悩むから
 悩みや苦しみはいつまでもなくならないのだ
とね。

キツイ言い方だが、よりよく生きるとは、まあそういうことである。

そうは言っても気の持ちようで解決できるんなら誰も苦労はしない。
解決策はその辺の悩み事相談所で聞けるような安いのしかないのが現実なんだが、
 自分を分かってくれる友を見つける
 自分の話を聞いてくれる友を作る
 自分なりの発散方法を見つける
 自分が打ち込んでる間は全てを忘れることができる没頭できる趣味を見つける
 自分の逃げ場を作っておく
 イザとなったら何もかも打ち捨てる覚悟を持つ

誰もがやっている当たり前のことを当たり前にやって、
生きていくしかないのが、悟りを開けない凡人にできる最善の策。
なのではないかと思う次第である。
(まあ、そんな魔法みたいなのが簡単に見つけられるんだったら
 ただのサラリーマンで底辺付近を彷徨っているはずもないんだなぁ~ これが)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿